仙丈ケ岳


- GPS
- 14:30
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 2,324m
- 下り
- 2,309m
コースタイム
天候 | 晴れのちうす曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
バスが走る前の静かな仙丈ケ岳をめざして、一昨年は頂上まで、昨年は小仙丈ケ岳まで、今年4/8は4合目までだった。林道崩落でバス開通が6月まで先延ばしになっているので、まだ静かだろうともう1回行ってみた。下界からみてだいぶ地肌がでてきたので、柔らかい雪に苦戦するのではないかと想像できた。
3時出発予定のところ、1時頃には目が覚めたので、1時間弱走って戸台河原へ。GW前半の3連休最終日だから、数台はあるだろうと考えていたのだけど、なんと車は25台ほどあった。苦労して歩く人も少なくないのだなぁと感心した。
2時半に出発、月が明るい。いつものように暗い中の河原歩き。順調に歩いているつもりだが、何度もミチを外しては合流するの繰り返し。河原をいくらか余分に歩いたようだ。八丁坂にかかったところでようやく消灯。大平小屋までで下山の3組4人とすれ違う。北沢峠まで雪は無い。3時間43分で到着。4時間をきれば上出来だと考えていたので、まずまず順調のようだ。小屋ではエンジンもかかって朝の準備をしている様子がみられた。はじめての休憩をしていると、天場から下山に向かう方が4組7人、おひとりは甲斐駒に向かったのかもしれない。
上り口でアイゼンをつけている方がいたので、ワタシもつられてアイゼンをつけて登り出す。ところがはじめのホンの5mくらいで、あとは雪が無い。雪が続くようになったのは2合目先の急登にかかる所だったのだけど、どうしようかと思いながらそのままガチャガチャさせて歩いていた。古い踏み抜きの跡が多数あったが、雪は思いのほか締まっていて快適に登っていく。3合目から何度か左手にトラバースするところは、いくらか夏道と違うトレースもあったようで、4合目看板は通らなかった。2組3人を抜かせてもらい、5合目で会った方とはこのあと頂上まで相前後して歩くことになった。
6合目下からは左手に北岳が常に大きく、ふりかえれば甲斐駒、快適だ。近くのハイマツの中から鳥の鳴き声。おっライチョウかなと期待したが姿が見えず。それでも通り過ぎて振り返った時に、チラッとまだ白い毛を多く残したライチョウ2羽を見ることができた。先行者は急斜面を直登して苦労しているように見えたが、ワタシは斜めにずーっと上っていきラクにのぼることができた。小仙丈ケ岳で仙丈にご対面、ホントの頂上は見えないようだが、この景色はやっぱり好きだ。下りの岩場はすっかり雪は無く、アイゼンをひっかけないように歩けば問題なし。これから急登が3つ4つあったように記憶していたが、とてもたいへんなのは1つだけだった。今回は快調に歩いていたということだろう。
仙丈ヶ岳に到着。きのう下界から雲一つないココを見あげていたので、今日の天気が悪かったら悔しがるところだが、すこし雲がでてきたくらいで360度の大展望、大満足だ。ほぼ同着の方と写真を撮り合ったり、お話したり。
ワタシは先が長いので、先行して下りていく。おそれていた雪のゆるみ、腐りだが、今日はナント問題なし。階段状になった足跡をたどるので、足取りは気をつけてゆっくりだったが、踏み抜きは全くと言ってよいほど無かった。5合目下の樹林帯をトラバースしていく区間、目印が無いのによくここにトレースつけたなぁ、どうも往きと違う踏み跡もあったようだ。
河原におりたら運動靴にはきかえた。足の裏がちょっと痛いけど、軽くて快調だ。心地よい疲れを感じながら、一生懸命歩いて車に戻った。
去年は小仙丈止まりで、もう積雪期の日帰りはムリなのかなぁとちょっと寂しく帰ったのだが、今日は登れました。(^^) 一昨年より1時間近く余分にかかりましたけどネ(*´з`) この日帰りはたいへんなのでもう来年はやらないぞ、と考えています、いまは。
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