開聞岳 〜九州遠征5日目〜
- GPS
- 04:33
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 883m
- 下り
- 882m
コースタイム
天候 | 曇り(下山後、雨になりました) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【往路】 車:霧島温泉郷⇒鹿児島空港(レンタカー返却) バス:鹿児島空港 12:30⇨14:05 指宿(\2350) バス:指宿駅 14:10⇨14:58 開聞岳登山口(\670) 徒歩:開聞岳登山口⇒かいもん山麓ふれあい公園(徒歩で30分くらい) 【下山後】 徒歩:かいもん山麓ふれあい公園⇨開聞駅(徒歩で30分くらい) 電車:開聞駅 9:02⇒9:26 指宿駅(\370) 徒歩:指宿駅⇒砂楽(徒歩で20分程度) バス:砂楽 11:32⇒11:38 指宿駅(\140) 電車:指宿 12:13⇒13:35 鹿児島中央(\1000) 指宿で途中下車し、砂風呂(砂楽)に行きました。 指宿市内はバスでの移動が便利です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山口(2合目)〜5合目】 緩やかに登っていく登山道です。危険箇所は全くありません。登山道整備のため小粒な砂利が敷いてある所もあり歩きやすい区間です。 5合目の展望台まで展望は全くありません。 【5合目〜7合目】 相変わらず樹林帯歩きで展望は全くありません。登山道整備のための敷石はサイズが大きくなり、いわゆる浮石の状態で足をとられる時があります。登りでは蹴り足が滑ってしまい、降りでは踏み込むと滑ってしまうという感じです。 【7合目〜9合目】 大きな岩を越えていく箇所があります。特に8合目の前後は岩を渡っていくような区間となります。枝が張り出しているところが多く、足元ばかりに気を取られていると、いきなり頭に衝撃がきます。 【9合目〜山頂】 山頂へ上り詰めていく区間で、階段や梯子が出現してきます。展望は相変わらずありませんが、やっと上部の空間が開けてきて空が見えるようになってくると山頂間近です。 山頂の手前で少し分かりづらい道となりますが、横移動となったと思うとすぐに山頂に飛び出します。 山容からも想像できますが、登り一辺倒の山です。山頂までずっと樹林帯を歩くため、5合目と8合目付近のビュースポット以外で眺望は全くありません。 上部は岩が多くなりますので慎重に。 |
その他周辺情報 | 【入浴・温泉】 指宿まで移動して砂風呂「砂楽」まで行ってみました。 砂風呂+入浴で\1000でした。 かいもん山麓ふれあい公園の管理事務所にもシャワーがあるようです。 【バッジ】 かいもん山麓ふれあい公園の管理事務所で売っていました 【食事等】 ★かいもん山麓ふれあい公園 管理事務所内に売店、自動販売機、トイレあり アルコール類は一切置いてません(ノンアルコールビールはあった) カップラーメン等のインスタント食品の他、菓子類は販売していました ガスカートリッジも販売しています ★コンビニは発見できませんでした 駅も無人で駅舎すらありません。自動販売機とトイレはありました。 ★ふれあい公園内に蕎麦屋さんがあるようです 営業時間が14時30分までということです |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
携帯トイレ
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感想
九州遠征の登山最終日
3日ほど前にチェックしたこの日の天気予報は、夕方から雨となっていく予報でした。
その予報も、前日の夕方時点では12時頃には雨になるとのことで、雨になる時間が早まっていきました。この山の予定山行時間は往復で5時間。5時に登り初めて10時に降りてくれば濡れずに済むだろうというで就寝。
夜中に目を覚まして再度天気予報を確認すると、雨の降りだしが9時頃に早まり、雨量も多くなってきたようだ。
濡れて歩きたくはないし、濡れたテントを持ち歩きたくもない。濡れる前にテントを撤収するには9時前に下山することが必須となった。
1時過ぎ。テントから外を見ると、まだ空には星が見え月夜でとても明るい。であれば雲が出る前に登ってしまえばいい。
寝ぼけた頭で計画を練り直し、ナイトハイクで日の出の時間に山頂に着くように登り、6時に下山を開始して8時までには戻ってくることに計画を変更。
こんな夜中にしっかり朝食を摂り、2時40分頃にテントを出発。3時前には2合目登山口から山に入りました。
月明かりがあるとはいえ登山道は樹林帯なのでヘッドライトがなければ真っ暗。幸い登山道は明瞭です。日の出までに3時間程度はあるので、焦らず確実に登ることを心がけました。
登山道はとても整備されてます。ナイトハイクなので立ち止まって確認するような所もありましたが、明るくなってからであれば間違えるようなところは見受けられませんでした。
2合目から5合目までは緩やかに登っていく登山道でした。5合目の展望台は時間的にも距離的にもちょうどいい休憩スポットだと思います。
5合目から7合目も勾配は緩やかですが、足元に大き目の石が敷き詰められており、ちょっとしたガレ場。落ち着いた石ではないので足をとられます。
7合目を過ぎると登山道の様相が変わり、大きな岩を渡っていくようになります。枝が出っ張っている所が多く、足元ばかりに気を取られていると、突然ザックが引っかかったり、運が悪いと頭に衝撃が来ることもありますので注意が必要ですね。これがまた不安定な岩の上での出来事なので、頭をぶつけたりすると、痛いのを我慢して踏みとどまらねばなりません。
9合目を過ぎるとロープやハシゴも出てきます。山体を巻くようにぐるっと回ってきた登山道も、最後の最後は山頂に向きを変えて登っていくようです。
山頂は突然やってきます。直前まで樹林帯の中を歩き、少し平らになったと思ったら急に開けたところに出ます。暗い時間だったのでルートがどこかと探していたら、そこに山頂標があり、やっと頂上に着いたのだと理解できました。
標高は低い山ですが、山頂からの景色は、ここでしか見れない景色でしょう。
360度全てを見下ろすというような尖った山頂ではなく、南側は平坦な部分があります。それでも3方向が海ですから、普段登っている山ではありえない景色です。
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