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Yamareco

記録ID: 1445757
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無雪期ピークハント/縦走
霧島・開聞岳

開聞岳 〜九州遠征5日目〜

2018年05月01日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:33
距離
8.8km
登り
883m
下り
882m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:30
休憩
1:03
合計
4:33
2:41
15
スタート地点
2:56
2:56
45
3:41
3:46
70
4:56
5:49
7
5:56
5:56
37
6:33
6:38
27
7:05
7:05
9
7:14
ゴール地点
天候 曇り(下山後、雨になりました)
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
前日霧島温泉郷から移動

【往路】
車:霧島温泉郷⇒鹿児島空港(レンタカー返却)
バス:鹿児島空港 12:30⇨14:05 指宿(\2350)
バス:指宿駅 14:10⇨14:58 開聞岳登山口(\670)
徒歩:開聞岳登山口⇒かいもん山麓ふれあい公園(徒歩で30分くらい)

【下山後】
徒歩:かいもん山麓ふれあい公園⇨開聞駅(徒歩で30分くらい)
電車:開聞駅 9:02⇒9:26 指宿駅(\370)
徒歩:指宿駅⇒砂楽(徒歩で20分程度)
バス:砂楽 11:32⇒11:38 指宿駅(\140)
電車:指宿 12:13⇒13:35 鹿児島中央(\1000)

指宿で途中下車し、砂風呂(砂楽)に行きました。
指宿市内はバスでの移動が便利です。
コース状況/
危険箇所等
【登山口(2合目)〜5合目】
緩やかに登っていく登山道です。危険箇所は全くありません。登山道整備のため小粒な砂利が敷いてある所もあり歩きやすい区間です。
5合目の展望台まで展望は全くありません。

【5合目〜7合目】
相変わらず樹林帯歩きで展望は全くありません。登山道整備のための敷石はサイズが大きくなり、いわゆる浮石の状態で足をとられる時があります。登りでは蹴り足が滑ってしまい、降りでは踏み込むと滑ってしまうという感じです。

【7合目〜9合目】
大きな岩を越えていく箇所があります。特に8合目の前後は岩を渡っていくような区間となります。枝が張り出しているところが多く、足元ばかりに気を取られていると、いきなり頭に衝撃がきます。

【9合目〜山頂】
山頂へ上り詰めていく区間で、階段や梯子が出現してきます。展望は相変わらずありませんが、やっと上部の空間が開けてきて空が見えるようになってくると山頂間近です。
山頂の手前で少し分かりづらい道となりますが、横移動となったと思うとすぐに山頂に飛び出します。

山容からも想像できますが、登り一辺倒の山です。山頂までずっと樹林帯を歩くため、5合目と8合目付近のビュースポット以外で眺望は全くありません。
上部は岩が多くなりますので慎重に。
その他周辺情報 【入浴・温泉】
指宿まで移動して砂風呂「砂楽」まで行ってみました。
砂風呂+入浴で\1000でした。
かいもん山麓ふれあい公園の管理事務所にもシャワーがあるようです。

【バッジ】
かいもん山麓ふれあい公園の管理事務所で売っていました

【食事等】
★かいもん山麓ふれあい公園
  管理事務所内に売店、自動販売機、トイレあり
  アルコール類は一切置いてません(ノンアルコールビールはあった)
  カップラーメン等のインスタント食品の他、菓子類は販売していました
  ガスカートリッジも販売しています
★コンビニは発見できませんでした
  駅も無人で駅舎すらありません。自動販売機とトイレはありました。
★ふれあい公園内に蕎麦屋さんがあるようです
  営業時間が14時30分までということです
前日、高千穂峰に登った後、バスを乗り継いで開聞岳登山口へ
徒歩で幕営地に向かいます
2018年04月30日 15:11撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 15:11
前日、高千穂峰に登った後、バスを乗り継いで開聞岳登山口へ
徒歩で幕営地に向かいます
バス停から30分ほど歩きました
2018年04月30日 15:17撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 15:17
バス停から30分ほど歩きました
テント設営後、散歩がてら2合目登山口の場所を確認
これが後に役に立ちました
2018年04月30日 15:58撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 15:58
テント設営後、散歩がてら2合目登山口の場所を確認
これが後に役に立ちました
受付して早速テントを設営
公園内にある広々としたキャンプ場です
2018年04月30日 16:07撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 16:07
受付して早速テントを設営
公園内にある広々としたキャンプ場です
到着時にはガスがかかっていた山頂も、夕方には顔を出してくれました
2018年04月30日 17:26撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4/30 17:26
到着時にはガスがかかっていた山頂も、夕方には顔を出してくれました
明けて早朝から動き出す
天気予報をチェックすると9時過ぎから雨の予報となっている
月夜で明るい夜だったのでナイトハイクすることに予定変更
2018年05月01日 02:46撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
5/1 2:46
明けて早朝から動き出す
天気予報をチェックすると9時過ぎから雨の予報となっている
月夜で明るい夜だったのでナイトハイクすることに予定変更
登山口に3時少し前に入り50分ほどで5合目到着。
ブレてますが、5合目から夜景が見えました
まだ天気は大丈夫そう
2018年05月01日 03:41撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5/1 3:41
登山口に3時少し前に入り50分ほどで5合目到着。
ブレてますが、5合目から夜景が見えました
まだ天気は大丈夫そう
ライトを消すと当然ながら真っ暗です
2018年05月01日 03:42撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5/1 3:42
ライトを消すと当然ながら真っ暗です
写真は帰りに撮る事にして一気に山頂へ
明るくなる前に着けちゃいました
2018年05月01日 05:02撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5/1 5:02
写真は帰りに撮る事にして一気に山頂へ
明るくなる前に着けちゃいました
モーニングコーヒーを飲みながら待つ事40分
奇跡的に日の出を見ることができました
2018年05月01日 05:40撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
3
5/1 5:40
モーニングコーヒーを飲みながら待つ事40分
奇跡的に日の出を見ることができました
日の出と山頂標識
曇りですが、この時間はかろうじて眺望がありました
2018年05月01日 05:41撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
5/1 5:41
日の出と山頂標識
曇りですが、この時間はかろうじて眺望がありました
綺麗な海岸線ですね
2018年05月01日 05:48撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
5/1 5:48
綺麗な海岸線ですね
池田湖に流れ込むような滝雲
2018年05月01日 05:48撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5/1 5:48
池田湖に流れ込むような滝雲
ビューポイントから再度海岸線を撮影
2018年05月01日 05:50撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5/1 5:50
ビューポイントから再度海岸線を撮影
これまたビューポイントから池田湖
2018年05月01日 05:51撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5/1 5:51
これまたビューポイントから池田湖
9合目からは岩登りが増えます
2018年05月01日 05:52撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5/1 5:52
9合目からは岩登りが増えます
6合目の前後は砂利が敷かれてます
これだけの石を運び上げるのは相当大変だったでしょう
2018年05月01日 06:28撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5/1 6:28
6合目の前後は砂利が敷かれてます
これだけの石を運び上げるのは相当大変だったでしょう
大変だったとは思うのですが、石のサイズが大きくて歩きづらい
結構、足を取られるんです
2018年05月01日 06:28撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5/1 6:28
大変だったとは思うのですが、石のサイズが大きくて歩きづらい
結構、足を取られるんです
一気に5合目まで降りました
この時間は下界の眺望はありました
2018年05月01日 06:38撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5/1 6:38
一気に5合目まで降りました
この時間は下界の眺望はありました
5合目から下は緩やかな登山道です
こんなえぐれた箇所もありました
2018年05月01日 06:58撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5/1 6:58
5合目から下は緩やかな登山道です
こんなえぐれた箇所もありました
登山口近くは更に緩やかな森林歩き
2018年05月01日 07:01撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5/1 7:01
登山口近くは更に緩やかな森林歩き
7時過ぎには降りてきました
2018年05月01日 07:06撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5/1 7:06
7時過ぎには降りてきました
テントを撤収し終わったところで雨になりました
山頂付近もガスに覆われてましたのでナイトハイクは正解でした。
傘をさして開聞駅まで歩き
2018年05月01日 08:31撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5/1 8:31
テントを撤収し終わったところで雨になりました
山頂付近もガスに覆われてましたのでナイトハイクは正解でした。
傘をさして開聞駅まで歩き
駅舎もなく秘境っぽい駅でした
雨をしのげる場所があるだけ助かりました
2018年05月01日 08:31撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5/1 8:31
駅舎もなく秘境っぽい駅でした
雨をしのげる場所があるだけ助かりました
汗をかいたままの格好で電車に乗り指宿駅で下車
駅の観光案内所でザックを預かってもらい、いざ砂風呂へ
2018年05月01日 09:32撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5/1 9:32
汗をかいたままの格好で電車に乗り指宿駅で下車
駅の観光案内所でザックを預かってもらい、いざ砂風呂へ
ここまで歩いてみました
駅から20分くらいで到着
指宿の駅前はシャッター街のようです
2018年05月01日 09:53撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5/1 9:53
ここまで歩いてみました
駅から20分くらいで到着
指宿の駅前はシャッター街のようです
砂をかけてもらうとすぐにぽかぽかしてきます
体の芯から温まりましたね
長くは入っていられません
2018年05月01日 11:22撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
5/1 11:22
砂をかけてもらうとすぐにぽかぽかしてきます
体の芯から温まりましたね
長くは入っていられません
雨が強くなってきたので砂楽からバスで指宿駅へ。
電化されてないんですね。初めてディーゼル車に乗りました。
2018年05月01日 12:04撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
5/1 12:04
雨が強くなってきたので砂楽からバスで指宿駅へ。
電化されてないんですね。初めてディーゼル車に乗りました。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ

感想

九州遠征の登山最終日

3日ほど前にチェックしたこの日の天気予報は、夕方から雨となっていく予報でした。
その予報も、前日の夕方時点では12時頃には雨になるとのことで、雨になる時間が早まっていきました。この山の予定山行時間は往復で5時間。5時に登り初めて10時に降りてくれば濡れずに済むだろうというで就寝。
夜中に目を覚まして再度天気予報を確認すると、雨の降りだしが9時頃に早まり、雨量も多くなってきたようだ。
濡れて歩きたくはないし、濡れたテントを持ち歩きたくもない。濡れる前にテントを撤収するには9時前に下山することが必須となった。
1時過ぎ。テントから外を見ると、まだ空には星が見え月夜でとても明るい。であれば雲が出る前に登ってしまえばいい。
寝ぼけた頭で計画を練り直し、ナイトハイクで日の出の時間に山頂に着くように登り、6時に下山を開始して8時までには戻ってくることに計画を変更。
こんな夜中にしっかり朝食を摂り、2時40分頃にテントを出発。3時前には2合目登山口から山に入りました。

月明かりがあるとはいえ登山道は樹林帯なのでヘッドライトがなければ真っ暗。幸い登山道は明瞭です。日の出までに3時間程度はあるので、焦らず確実に登ることを心がけました。
登山道はとても整備されてます。ナイトハイクなので立ち止まって確認するような所もありましたが、明るくなってからであれば間違えるようなところは見受けられませんでした。
2合目から5合目までは緩やかに登っていく登山道でした。5合目の展望台は時間的にも距離的にもちょうどいい休憩スポットだと思います。
5合目から7合目も勾配は緩やかですが、足元に大き目の石が敷き詰められており、ちょっとしたガレ場。落ち着いた石ではないので足をとられます。
7合目を過ぎると登山道の様相が変わり、大きな岩を渡っていくようになります。枝が出っ張っている所が多く、足元ばかりに気を取られていると、突然ザックが引っかかったり、運が悪いと頭に衝撃が来ることもありますので注意が必要ですね。これがまた不安定な岩の上での出来事なので、頭をぶつけたりすると、痛いのを我慢して踏みとどまらねばなりません。
9合目を過ぎるとロープやハシゴも出てきます。山体を巻くようにぐるっと回ってきた登山道も、最後の最後は山頂に向きを変えて登っていくようです。
山頂は突然やってきます。直前まで樹林帯の中を歩き、少し平らになったと思ったら急に開けたところに出ます。暗い時間だったのでルートがどこかと探していたら、そこに山頂標があり、やっと頂上に着いたのだと理解できました。

標高は低い山ですが、山頂からの景色は、ここでしか見れない景色でしょう。
360度全てを見下ろすというような尖った山頂ではなく、南側は平坦な部分があります。それでも3方向が海ですから、普段登っている山ではありえない景色です。

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体力レベル
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