芦別岳、本谷滑走アドベンチャー
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,504m
- 下り
- 1,493m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 7:12
4.30 895m 見晴台
6.13 1420m 半面山
6.55 1770m 芦別山頂着
7.10 1775m 芦別山頂発
8.04 640m ユーフレ小屋
9.46 410m 旧道登山口
10.12 360m 太陽の里駐車場
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
新道は800mから雪は繋がり山頂までスキー歩行可能 本谷はユーフレ小屋まで雪は繋がりゴルジュも埋まる、まだまだスキーは大丈夫 ユーフレ小屋から旧道登山口まではツボ足 |
写真
感想
昨日は一日温泉マッタリタイムだったが今日は是が非でも行くしかない。以前から是非滑りたかった芦別岳本谷を目指す。白銀荘から登山口に移動するもずっと雨が止まない、マジですか、出発は深夜3時新道からピークを目指して本谷を滑り降りて旧道に出る周回コースである。芦別本谷は道内の岳人なら皆憧れる谷であろう。ここの滑降記録はめったに上がらない、深夜1時雨が降っている、2時まだ降っている。
3時前に雨がようやく上がったのを見計らっていざスタート、出だしは勿論雪はなく登山道をスキー靴で歩いていく。早く雪よ出ろ、祈りが通じてようやく800mで雪が繋がりスキー歩行とした。振り返れば山部の町が見下ろせる。
徐々に天候は回復して青空が出てきた。今日も神はお見捨てにならなかった。モチが沸騰する。半面山まで上がると本峰がちらりと見えた。行くしかない、新雪が降ったようで雪もきれいだ。カリカリ斜面をガンガン登るとようやく山頂が見えピークまでスキーで登り上げた。風は強い、おまけにガスで視界はない。果たして本谷はどうなっているのか。
山頂から本谷まで雪はなく凍った嫌らしい岩稜帯をツボ足で降りた。さあ本谷が見えた。滑るしかない!上部はカチカチで気は抜けなかった。慎重にターンを刻んで行く。ガスで視界がないのでまじ怖かった。高度を200mほど落とすとようやく視界が出て本谷全景が見えてきた。なかなかエグい谷で両サイドからデブリが落ちていて滑走できるスペースは限られていた。
長居は無用で一気に滑ろう。写真を取り合い落ちて行く。この谷を登りで使う人もいるようだが下りでスキーを使うのが一番安全だろう。最狭部は幅10mくらいだろうか心配したゴルジュもデブリで埋まり問題なく通過した。
下部で川が出てくるともうユーフレ小屋も近い小屋は半分ほど埋まっていた。やはり雪は多かった。ここから旧道登山口まではアップダウンの連続だった。ユーフレ小屋から少し下ると雪は切れきれで板を担いだ。登山道は左岸だが右岸が雪は多いので大きな木を渡って右岸へ行きスキーを履いた、しばらくスキーができたが行き止まってまた左岸へ、面倒なので板を履いたままインナー洗濯を兼ねて自分は渡渉した。しかし二番手のコンは水圧に負け腰まで水に浸かり危うく流されかけた。しかし根性で岩にしがみつき何とか流されずに済んだ。
これを見たパクは裸足で板を担いで渡渉、兄ちゃんも続いた。まあスキーの渡渉は慣れているがコンにとっては初めての経験だったようだ。その後も泥壁登りや大木またぎなどアドベンチャーの連続で登山口が見えた時は正直生きててよかったと安堵した。コンちゃんこれが俺たちの生きてて良かったなんです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する