大雪山山系 旭岳
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- GPS
- 04:50
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,201m
- 下り
- 1,195m
コースタイム
天候 | 雪・ホワイトアウト |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ゴンドラ乗り場、降り場に入山記入帳あり。 下山時も記入必要。 山麓駅にて売店あり |
その他周辺情報 | 繁忙期の為日帰り温泉 白樺荘× 湧駒荘○ @800円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
アイゼン
ピッケル
スキーアイゼン
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---|
感想
今回は、昨年まで福島にいました山仲間の元へ遊びに行くついでに旭岳へと行く計画をたてた。
忠別湖を越え旭岳ロープウェイへ向かうと段々と道路脇に雪が出てくる。
道路には雪がないのだが早朝に向かうのであればスタッドレスタイヤの方がまだいいかも知れない。
山麓駅がオープンし入山届に記入を済ませロープウェイにて姿見駅へと着く。
姿見駅をでて旭岳をのぞむのだが全く眺望がない・・・
先ほどまで見えていた頂上が全くみえなくなってしまっている。
天気予報では、午後より天候が悪化するので予定を変更し頂上のみのピストンで狙う事とし登山準備を始めまずは姿見の池へと向かう。
前日に降った新しい雪が載っている。
その下にあるベースとなっている雪も湿った雪だが福島の雪質とは違い歩きやすい。
パウダーとまで行かないが新雪の気持ちいい感触を感じながら姿見の池へと着いたのだが10m先もみえないぐらいのホワイトアウトで地獄谷の噴気活動の音のみで煙りが見えない。
ホワイトアウトの中右の尾根にある登山道の鉄杭を見ながら少しずつ高度をあげて行く。
地形図では左手側は、窪になっている為雪庇があるであろうと想定をしあまりよらないようにホワイトアウトが少し薄くなったら目測物を作りゆっくり高度をあげ現在地を確認する。
この同じ作業を何度も繰り返し行いごろ石を縫うように高度をあげる。
段々と天候が荒れ久しぶりの厳冬期の天候を肌で感じながら登るのだが岩場の雪も少なくなってきた為スキー板をデポし頂上を目指す。
本来であれば板を担いで頂上を目指し左側の尾根付近を滑走するのだが今回はホワイトアウトで初めて登る場所の為滑走は諦めピークハントに変更する。
新雪のすぐ下は砂利でアイゼンが無くても登れるのだが2000mあたりからアイスバーンになっており右側へ転ぶと滑落の心配がある為足元を確認しながらゆっくりゆっくり高度をあげ頂上へと立つ。
頂上へと立ったのだが全く眺望が望めず残念だがまた次回への課題となる。
足元を確認しながらゆっくりと高度を下げスキー板をデポした場所へ向かう。
岩場を過ぎるまでは板を担ぎ転ばないように降り出ている岩が少なくなってきたら板を履き姿見の池へ向かうのだがホワイトアウトの中だった為、現在地を確認しながら方向を見失わない様に少しずつ高度を下げて行く。
姿見駅付近まで高度を下げて行くと麓の方は先程までの悪天候が嘘の様に無くなるのだが未だ頂上はホワイトアウトのままで下山時にすれ違った登山者の方々が少し心配である。スキーコース内は圧雪してあるのだが少し外れた場所の雪の感触を楽しみながら滑り降りる。
A-Cコースは夏の登山道なのだが天女ヶ原を越えたあたりから雪が汚れてきており段々と板が滑らなくなる・・・
無事山麓駅へと着き後ろを振り返るのだが全く頂上が見えず後ろ髪を引かれる思いで旭岳を後にする。
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