笠取山・雁坂峠（笠取小屋テント泊）

2018年05月04日(金) ~ 2018年05月05日(土)

• GPS: 15:39
• 距離: 27.4km
• 登り: 1,809m
• 下り: 1,796m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:43
• 休憩: 3:12
• 合計: 7:55

距離 13.5km 登り 1,063m 下り 383m

7:10 スタート地点
7:28 7:32 新地平バス停
7:43 亀田林業所ゲート
10:34 10:56 雁峠
11:04 11:05 小さな分水嶺
11:14 13:11 笠取小屋
13:20 雁峠分岐
13:24 13:25 小さな分水嶺
13:30 笠取山西
13:43 13:47 笠取山展望地
13:52 14:02 笠取山
14:08 14:33 笠取山展望地
14:43 14:51 笠取山西
14:56 小さな分水嶺
15:05 笠取小屋

2日目

• 山行: 5:09
• 休憩: 2:14
• 合計: 7:23

距離 13.9km 登り 754m 下り 1,432m

7:06 笠取小屋
7:15 雁峠分岐
7:24 7:27 雁峠
8:18 8:19 燕山
9:05 9:32 古礼山
9:59 10:20 水晶山
10:46 11:28 雁坂峠
11:54 12:09 井戸ノ沢出合
12:39 12:41 沓切沢出合
13:01 13:21 沓切沢橋
13:55 13:57 雁坂トンネル有料道路料金所駐車場
14:12 14:13 雁坂峠登山道入口
14:29 ゴール地点

天候

5/4(祝) 快晴（時折冷たい風）
5/5(祝) 快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅みとみに5/4のAM6:18に到着しましたが、ガラガラに空いていました。
帰りは中央道の渋滞を避けるため、雁坂トンネルから国道140号で秩父を抜けて行こうとしましたが、秩父市街でほとんど車が動かなくなるほどの大渋滞に巻き込まれました。

コース状況／危険箇所等

笠取山の標高点（東側の山頂）に行く場合は崖あり要注意
雁坂峠〜広瀬間でロープを使った渡渉箇所が1箇所ありそこだけ注意が必要
あとは概ね歩きやすいコースです

その他周辺情報

下山後、秩父周りで帰るため大滝温泉「遊湯館」で足の疲れを癒し、秩父市街のお蕎麦屋さんでわらじカツ丼とそばを食べて帰りました。

写真

5/4 6:52

起点となる道の駅みとみ。上空の寒気のせいか濃厚な雲が湧いています。

5/4 7:14

新地平まで歩道を歩きます。今のところ良い天気。

5/4 7:43

亀田林業林道の入り口。普通の登山の人は歩いてOK。

5/4 7:59

ひたすら林道を進む。「リンドリンドゥ〜、リンドリンドリンド〜ウ♪」とかくだらない歌を歌いながら気を紛らわす。

5/4 8:48

ひょこっと桜らしきものが咲いていたり。

5/4 9:38

長い林道が終わると、ちょっとした渡渉箇所も出てきます。

5/4 10:09

小川のせせらぎ沿いに歩く。気持ち良い。

5/4 10:29

雁峠が近づくと、待ってました奥秩父らしい景色！

5/4 10:34

あの稜線の向こうには？

5/4 10:47

雁峠に到着。このベンチで寛ぎたかったのですが、ここ風の通り道になっていて寒い寒い。

5/4 11:02

腰を落ち着けられないので、笠取小屋にそのまま向かいます。こちらも良い風景。

5/4 11:14

笠取小屋に到着。この時点でテントは10張ほど。

5/4 12:24

お昼ご飯はフランスパンを焼いてアボカドと生ハムのせ。意外とイケた！

5/4 13:10

今回から初投入のマックパックのサブザック。パッカブルで軽いのに生地がしっかりしているのがGOOD。三脚も入る！

5/4 13:23

小さな分水嶺。数mの雨つぶの場所の違いで、全く違う川に流れていくって面白いですね。

5/4 13:29

4年ぶりの笠取山。天気は持ちそうだ。

5/4 13:39

ビジュアルからして急登ですが、それほど登るのに時間はかかりません。

5/4 14:08

富士山を真ん中に山梨県の山頂標でパシャリ。GWなのに山頂には他に人がいなかった。

5/4 14:14

眼下に雁峠。奥に見えるのは黒金山や乾徳山でしょうか。

5/4 14:22

北西には雁坂峠、破風山、木賊山、甲武信ヶ岳に続く稜線が見えます。

5/4 14:23

やや霞んでましたが、フジヤマもばっちり見えております。

5/4 14:29

雁峠をガン見。あんなに風が強いところだとは… どうりでベンチがいつも空いているわけだ。

5/4 17:29

炊飯用にアルコールストーブを投入してみましたが、家でやるより燃料消費が1.5倍以上に… これでは高山帯に行ったら使いもんにならんのではないか？

5/4 17:38

気仙沼ホルモンが余っていたので焼いてみましたが、ムッチャ煙が出てしまいましたすみません。

5/5 7:26

翌朝、雁峠から燕山に向かう。

5/5 7:30

最初は急登。つづら折りの登山道をえっちらおっちら進む。

5/5 7:44

登りきると、楽チン稜線歩き。なんか変な木。

5/5 8:18

燕山に到着。展望はまあまあ。

5/5 8:25

想像していた通り、開放的な気持ちの良い稜線。

5/5 8:51

まさに奥秩父縦走路って感じですね。この時期大変お気に入りです。

5/5 8:52

左手の景色がちょいちょい開けます。今日も快晴。雲も良い味出してます。

5/5 9:01

古礼山のベンチに到着しましたが、先客がいたのでスルー。

5/5 9:05

古礼山山頂に到着。

5/5 9:07

山頂で休憩。こっちの方が風の影響は少ないです。

5/5 9:44

水晶山へは、一旦下って登り返し。

5/5 10:06

水晶山に到着。今回の最高峰だけど景色無し。

5/5 10:37

ここから雁坂峠への直行する道は初めてだったが、意外と気持ちの良い道だった。

5/5 10:37

景色が開けると、破風山の稜線が。2年前に歩いたなぁ。

5/5 10:47

雁坂峠に到着。休憩している人がいっぱいいました。

5/5 10:48

我々も一息つきます。ここは風も弱く、過ごしやすかったので長居しやした。

5/5 10:51

右奥の山の上に五条石らしきものが見えるけど、金峰山かな？

5/5 11:35

雁坂峠から下山開始。

5/5 12:28

どんどん高度を下げまして。

5/5 12:39

渓流と合流して、なお下って。

5/5 13:02

林道終点に到着。ここからも長い。

5/5 13:53

リンドリンドゥ〜♪リンドリンドリンド〜ウ♪（アホ）

撮影機器：

PENTAX K-3 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

ヘッドランプ(1) 予備電池(1) カメラ(1) 地図(1) コンパス(1) 笛(1) ライター(1) ナイフ(1) 保険証(1) 飲料(1) ティッシュ(1) バンドエイド(1) タオル(1) 携帯電話(1) 計画書(1) 雨具(1) 防寒着(1) 手袋(1) ストック(1) ビニール袋(1) 替え衣類(1) シュラフ(1) ザックカバー(1) 水筒(1) 時計(1) 非常食(1) テント(1) テントマット(1) ランタン(1) コンロ(1) ガスカートリッジ(1) コッヘル(1) ファーストエイドキット(1) 医薬品(1) ラジオ(1)

共同装備

車(1) ツェルト(1)

感想

G-BONSAI

今シーズンのテン泊山行始めに、道の駅みとみを起点に笠取山から雁坂峠への周回コースを回ってきました。亀田林業林道から入り、笠取小屋に一泊。雁峠から燕山〜古礼山〜水晶山を経由し、雁坂峠から下山するプランです。

ここのところGWは奥秩父でまったりテン泊プランが定着していましたが、狙っていたGW後半(5/2〜4)の天気が一部芳しくないため、1泊に短縮したプランで後ろに日程をずらし、過去歩いていなかった笠取山から古礼山に至る稜線を歩くことにしました。雁坂峠への登りは2年前に経験していたので、亀田林業林道から回るルートにしましたが、まあ事前に色んな方の記録は見ていて認識はしていたものの、ひたすらなだらかな林道が続き、負荷はかからないけれど退屈にも感じるコースですね。ただそのせいか、GW真っ只中にも関わらず、3名程度の登山者とすれ違っただけでした。おかげで退屈しのぎにしょーもない替え歌を無警戒で歌い続けていたのは秘密です。(笑)

雁峠の直前だけ急な登りになりますが、ここがこのコースの一番のハイライト。抜けるような青空をバックに笹原が草原のように見える奥秩父らしい景色が広がります。雁峠は4年前に笠取山からベンチが見えて、あそこで寛いでみたいと思っていた場所でしたが、着いたら思い切り風の通り道で、折からの寒気による冷たい風がびゅうびゅう吹いていて、とてもじゃないけど長居はできませんでした。笠取小屋ではザックに差して持ってきたフランスパンを切って、アボカドと生ハムでオシャレ昼食。某氏のザックでベコベコに押しつぶされてたけど、なかなかの復元力。意外と優秀かもフランスパン！　昼食後は笠取山にサブザックでGO。山頂に着いた時は何人か登山者がいましたが、東の山頂に行っている間に皆下山したらしく、しばし独り占めできました。やはりここは眺めが良いですね。笠取小屋に戻っての晩飯には、今回初投入のアルコールストーブで炊飯をしてみましたが、平地でやった時の1.5倍以上燃料消費が激しく、これでは固形燃料同様に高山帯では使えなさそうですね… やはり2バーナー体制を検討すべきか。ちなみにこの日の笠取小屋のテントは25〜30張程度だったと思われます。まだ敷地には余裕ありました。

翌朝は雁峠から燕山、古礼山へと稜線を歩きましたが、想像していた通りの開放感のある奥秩父らしい稜線歩きが楽しめました。古礼山のベンチは先客がいたというのもあるのですが、風が吹いて寒そうなので、山頂のほうで休憩。このルートでは何名かの登山者と追い抜き、すれ違いなどありました。さすが主稜線。雁坂峠に続く道も思いの外開放感があり良かったです。雁坂峠で小休止した後下山しましたが、その途中でやっと暑くなってシェルを脱ぎました。毎回GWの奥秩父はすぐ暑くなってシェルを脱ぐことが多かったのですが、今回はほぼ着たままでした。それくらい風が冷たかった。

連休後半は大気が不安定になり天気に不安ありでしたが、この2日間は風は冷たいものの快晴で、予想通り気持ちの良い稜線歩きが楽しめました。GWでもそこそこ静かな山歩きができるのというのが奥秩父の魅力ですね。今シーズンのテン泊はじめとしては、まずは良いスタートが切れたのではないでしょうか？

↓全ての写真はこちらに置いてあります
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