石鎚山(土小屋コース)
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- GPS
- 06:26
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 627m
- 下り
- 623m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
予報では曇り後雨、予定より少し遅れて自宅を出発し、9:30頃に土小屋に到着。前日から四国で一番高い山だと教えていたので、少し興奮気味の子供たち、トイレを済ませ準備体操をし、いざ出発!
以前なら人に抜かれまいと勝手に先に行く9才の兄。すぐに弱音をはく7才の弟。今日はなんか意気込みが違うみたい。弟は“今日は弱音を吐かん!”といい、最近“岳”を読んでいる兄に至っては、ペース配分とかチョコチョコ歩きとか講釈をたれる始末。二人とも四国で一番高い山を制覇する気満々☆いざクライムオン!
スタートして10分もするとペースが落ちる弟。そこできつい一言を・・・“上に着かんかったらカップラーメン無しな!”これ以降、疲れると“ラーメン、ラーメン”と呪文を唱える。1時間40分位経過し成就社コースとの合流付近がわかるようになる頃、雲が目線の下にある事に気づき、元気復活!二ノ鎖まで足取りが確かになりました。
二ノ鎖上り口付近で休憩中に隣に座っているご夫婦に、兄が“俺クサリ登るんや”と豪語!“俺も登るんや!”と触発された弟。そして弱る父。高所恐怖症の私は、前回もクサリを登ったものの、恐怖心から力が入りすぎ疲労。全身の震えが止まらなくなってしまった経験をしています。そんな父に子供たちをサポートができるのか?そんな心配をよそに、兄はスルスルと、弟も足を滑らせながらも鎖を登りきり、三ノ鎖では、離される父親でした。そして、弥山山頂に到着!石鎚神社にお参りした後はお待ちかねのカップラーメン!子供たちもお山で食べるカップラーメンは格別のようでした。
食後はさていよいよ、四国一の天狗岳へおっかなびっくり到着!そして、隣の南尖峰へ・・・石鎚完全制覇を目指しましたが、弟がウンコしたくなりやむなく弥山へ引き返しました。残念。
さて、下山は鎖場の迂回ルートを通って帰ります。山頂に到達したことによるものでしょう、なめた感じのする子供たち“下りの方が危ない!端を歩かない!一歩一歩確実に歩く”と注意しても、理解不能・馬の耳に念仏。ついに弟が階段で転倒、側頭部を打ったようです。幸い大事には至りませんでしたが、少し身にしみたようです。
下山も半分を過ぎた頃、また弟が腹が痛いといいだし、次の休憩地(ベンチ2)で“雉うち”をすべく熊笹の藪の中に入っていく。と、そこにはブルーシートで覆われた小屋があり、回り込むと“金隠し”…和式トイレがありました!用を済ませた弟は“俺、いい山の景色を見ながらウンコしたぜ”と自慢していました!(さぞ爽快だったでしょう)
この後、子供たちに疲労が出始めるもののタイミングよく国民宿舎の駐車場が見えたり、第一休憩ポイントについたりと、いいタイミングで区切りができ、気持ちが前向きになり、何とか無事下山できました。帰りは何かとハプニングがありましたが、子供たちにとって四国一の山を制覇した満足はとても大きいようで“次は世界一や!”と意気込んでいました。
さぁて、次はどこいこう?
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