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記録ID: 1461058
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

鈴鹿 鞍掛峠から御池岳・コグルミ谷周回

2018年05月12日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 三重県 滋賀県
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kenny その他1人
GPS
--:--
距離
9.8km
登り
889m
下り
898m

コースタイム

日帰り
山行
5:30
休憩
1:35
合計
7:05
7:20
65
8:25
8:30
55
9:25
9:27
13
9:40
11:05
70
ボタンブチ
12:15
12:18
87
14:05
鞍掛トンネル東登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道306号線で鞍掛トンネル手前まで。午前6時半着で駐車場に車を停められました。
コース状況/
危険箇所等
登山者増加にともない鞍掛峠からの尾根道両脇、奥の平周辺などに新たに登山道を仕切るロープが張られたようです。
鞍掛峠からヤマツツジ咲く尾根道を行く。
鞍掛峠からヤマツツジ咲く尾根道を行く。
しばらくして振り返ると、霊仙山の大きな山容が。右の山頂からなだらかな西南尾根へ延びる頂稜が綺麗です。
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しばらくして振り返ると、霊仙山の大きな山容が。右の山頂からなだらかな西南尾根へ延びる頂稜が綺麗です。
昨シーズンにはなかった両側のロープ。植生保護のためでしょう。花には近寄れませんが、この尾根からの霊仙山、伊吹山(右奥)の素晴らしい展望は変わりません。
2018年05月12日 07:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/12 7:57
昨シーズンにはなかった両側のロープ。植生保護のためでしょう。花には近寄れませんが、この尾根からの霊仙山、伊吹山(右奥)の素晴らしい展望は変わりません。
鈴北岳間近。コケのカーペット。
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鈴北岳間近。コケのカーペット。
花の名山としてどちらも甲乙つけがたい伊吹山(右奥)と霊仙山(左)。
2018年05月12日 08:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/12 8:05
花の名山としてどちらも甲乙つけがたい伊吹山(右奥)と霊仙山(左)。
振り返り見る尾根道と三角形の山容の烏帽子岳。
振り返り見る尾根道と三角形の山容の烏帽子岳。
鈴北岳到着。誰もいない。帰りのロードが登りになるからでしょうか、鞍掛尾根よりもコグルミから登る方がやはり多いようです。
2018年05月12日 08:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/12 8:29
鈴北岳到着。誰もいない。帰りのロードが登りになるからでしょうか、鞍掛尾根よりもコグルミから登る方がやはり多いようです。
幾度となく歩き慣れた山頂部を、最高点・丸山へ。
2018年05月12日 08:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/12 8:31
幾度となく歩き慣れた山頂部を、最高点・丸山へ。
丸山への道は気持ちよい樹林の中。
丸山への道は気持ちよい樹林の中。
丸山山頂。
ボタンブチへ。こらこら、危ないって〜!どこで昼寝してる !?
ボタンブチへ。こらこら、危ないって〜!どこで昼寝してる !?
恐る恐る立ってみる。怖いっ。
恐る恐る立ってみる。怖いっ。
ボタンブチで早めの昼ごはん、昼寝。1時間以上も居座ってました。
ボタンブチで早めの昼ごはん、昼寝。1時間以上も居座ってました。
『イエーイ!』息子と山に来るのは実に3年振り。
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『イエーイ!』息子と山に来るのは実に3年振り。
奥の奥の平から急激に落ちる土倉(はぜくら)岳への尾根。その向こうには竜ヶ岳以南の鈴鹿主稜。
2018年05月12日 09:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/12 9:51
奥の奥の平から急激に落ちる土倉(はぜくら)岳への尾根。その向こうには竜ヶ岳以南の鈴鹿主稜。
ボタンブチから天狗の鼻を見る。遠景にかすむ琵琶湖。
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ボタンブチから天狗の鼻を見る。遠景にかすむ琵琶湖。
にぎやかだったボタンブチも人が去り静かに。もう少しまったりしようか。
にぎやかだったボタンブチも人が去り静かに。もう少しまったりしようか。
この時期はニリンソウがあちこちに咲き綺麗な御池岳テーブルランド。
この時期はニリンソウがあちこちに咲き綺麗な御池岳テーブルランド。
賑わう丸山の山頂。笹を掻き分け苦労して登った秘境感さえあった以前の山頂と比べると、時代を感じるなぁ。
賑わう丸山の山頂。笹を掻き分け苦労して登った秘境感さえあった以前の山頂と比べると、時代を感じるなぁ。
バイケイソウと新緑の林。御池岳の5月のイメージそのままの風景を歩く。
バイケイソウと新緑の林。御池岳の5月のイメージそのままの風景を歩く。
カタクリ峠への道で見上げる新緑の御池山頂部。
カタクリ峠への道で見上げる新緑の御池山頂部。
人知れず隠れている空池。かすかに踏み跡を辿ると見つけられる。
2018年05月12日 11:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/12 11:48
人知れず隠れている空池。かすかに踏み跡を辿ると見つけられる。
ニリンソウで埋まる真の谷源流。
2018年05月12日 11:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/12 11:53
ニリンソウで埋まる真の谷源流。
このあたり、数は少ないがシロヤシオも咲いていました。
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このあたり、数は少ないがシロヤシオも咲いていました。
コグルミ谷上部に咲くイワカガミ。
2018年05月12日 12:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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5/12 12:25
コグルミ谷上部に咲くイワカガミ。
気持ちよい新緑のコグルミ谷を下る。
気持ちよい新緑のコグルミ谷を下る。
下山。クマガイソウも都合でスキップしての山行。それでもボタンブチでの昼寝を楽しんでゆっくりと5月の山を満喫しました。
2018年05月12日 14:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5/12 14:03
下山。クマガイソウも都合でスキップしての山行。それでもボタンブチでの昼寝を楽しんでゆっくりと5月の山を満喫しました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

 ここ数年、何度も御池岳に登っていますが、鈴鹿の御池岳…いい山です。今回はボタンブチで1時間以上ものんびりとしました。その間に沢山の方が歩いて来ました。奥の奥の平方面へ足を向ける方もちらほらと。T字尾根や東のボタンブチもよく知られた存在になりつつあります。かつて鈴鹿の山々を覆っていた手強いイブキザサも消えてしまい、山頂部のテーブルランドは足を踏み入れやすくなり、今では踏み跡が縦横無尽に。こんなにも歩きやすくなり人が入ってしまうともはや秘境でもなんでもありません。多くの人が自然に触れるのは喜ばしい半面、環境の悪化が懸念されます。鞍掛峠稜線の尾根道の両脇に植生回復のためにロープが張られました。花を探したり撮影するのには不便になりましたが仕方がありません。

それでも山は変わらず暖かく迎えてくれている気がします。思えば常に人と関わってきた鈴鹿の山々です。多少の事は大目に見てくれているのか、ニリンソウやイワカガミ、シロヤシオを咲かせて楽しませてくれるのは変わらずです。人と関わり気さくなのが鈴鹿の魅力。

鈴鹿と人の関わりといえば、山中でよく見る窯跡。昔から木地師達が棲んだ山里があちらこちらにある。そういえば、御池岳からそう遠くない所に木地師発祥の山里・君ヶ畑があるはず…。ボタンブチから緑の山並を眺めながら思い出して、切れ落ちた断崖なのも忘れ、「あの辺りだろうか、いや間違いない」と斜面から身を乗り出してひとしきり探したのでした。

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御池岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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