二子山（坂本バス停から周回、上級者コース）

2018年05月12日(土) [日帰り]

• GPS: 04:17
• 距離: 7.2km
• 登り: 859m
• 下り: 855m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:50
• 休憩: 0:28
• 合計: 4:18

距離 7.2km 登り 859m 下り 868m

10:36 坂本バス停
11:21 11:24 股峠
11:53 12:14 二子山 東岳
12:36 12:37 股峠
13:12 13:15 三等三角点 / 二子山
13:39 二子山
13:58 魚尾道峠
14:51 坂本バス停
14:54 ゴール地点

帰りのバスの時間が16時25分と決まっていたので、ゆっくり目で、写真撮影等に時間を割いたつもりだが、結局バス停で1時間30分待つ羽目に。

天候

晴れ（雲多め）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

秩父漫遊きっぷを利用（東飯能からだと1590円）
2日間、秩父地域の西武線、西武観光バス乗降り放題

行き
0825西武秩父駅〜0902小鹿野役場
1000小鹿野役場〜1035坂本
帰り
1625坂本〜1700小鹿野役場
1704小鹿野役場〜1744秩父公園前
（西武秩父駅だと1748）

コース状況／危険箇所等

◆坂本バス停〜股峠
踏み跡とリボンを気にしていれば問題ないが、股峠手前にクライミングエリアへの踏み跡もあるので注意。
3、4度渡渉箇所有り。
◆股峠〜東岳
土の急斜面があり滑りやすい。
岩場が始まって直ぐに高度感のある難しいトラバースが有る。いやらしい所には鎖、金属の足場、トラロープがある。岩のホールドもしっかりしている。
◆股峠〜西岳
5分程で上級者コースとの分岐有り。踏み跡を気にしないと気づかない可能性あり。
上級者コースには以前は鎖が多くあったようだが、今は全て撤去されている。鎖は無いがホールドはしっかりしているので、焦らず集中して登ること。切り立った核心部は10分程度。その後は徐々になだらかになる。
◆西岳稜線
細い岩尾根だが足場や手の置き場はしっかりしている。
◆西岳〜魚尾道峠
西岳からの下りには一部鎖場有り。
踏み跡を辿っていくと途中で分岐するが左に折れるローソク岩方向ではなく直進方向の志賀坂峠方向（坂本方向）に進む。
危険箇所や迷う所はなし。途中鹿除けの網を通過する。

その他周辺情報

西武秩父駅に温泉施設「祭の湯」有り。宿泊も可能。
駅には、みやげ市も有る。

写真

秩父漫遊きっぷ
電車、バスの利用であればとてもお得。

坂本バス停から登山スタート。
待ってろよ二子山。

民宿登人の分岐を右に行くと直ぐ左手が二子山登山口

カウンターを押して登山口を通過。

沢沿いも多く、涼しくて気持ち良い。
沢の渡渉が数回ある。

ローソク岩との分岐を股峠方向へ。

股峠。
ニリンソウの群生地だが既に終わってしまっているようであった。
分岐をまずは右手（東方向）、東岳へ。

嫌らしいトラバース。
左下の金属のステップが無いと厳しいだろう。

イカリソウ

東岳山頂。

東岳からの西岳。
埼玉県のポスターの構図。

埼玉県の安全登山ポスターは二子山。

東岳山頂に到着。

東岳山頂からさらに東へ。
ちょっとした展望スポットがある。

5/12 12:01

展望場所からのパノラマ。
両神山から二子山西岳。

下りも油断は禁物。

股峠の分岐には西岳の案内図有り。
上級者コースとの分岐を気にしながら進む。

上級者コースと一般コースの分岐。

上級者コースの登りには以前は鎖が施されていたようで有るが、今は全て撤去されている。

90度に近い岩登りは約10分程度。
足の置き場、ホールドはしっかりしているので慌てずに手の置き場は足の置き場を気にしながら確実に三点支持で進む。
滑落したら大怪我では済まなそう。

途中で東岳を振り返る。

東岳もカッコ良い。

西岳山頂方向。

一般コースとの合流地点。
山頂方向へ。

西岳山頂からの両神山方面。

白い花はアオダモですかね⁈

細い岩尾根を進む。

西岳を振り返る。
下ってきた岩の細尾根には登山者が見える。

東岳も西岳の後ろに見えてきた。

西岳の西側の下り。
鎖有り。

分岐を志賀坂峠方向へ

途中、鹿除けの網を開いて通過する。

登ってきた二子山。
右が東岳。左が西岳。

車道に出たら坂本方向。
民宿登人を過ぎたら沢沿いの登山道に進む。

坂本バス停着

バスの時間まで約1時間30分

バス停脇の新しい綺麗なトイレで汗を拭き、着替えを済ます。

撮影機器：

iPhone 8 Plus Apple

装備

個人装備

Tシャツ アームカバー.薄手ソフトシェル ウィンドブレーカー 七分丈ズボン 靴下 登山靴 サンダル 日よけ帽子 ヘルメット ザック 昼ご飯 行動食 飲料 座布団 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯電話 充電器 時計（GPS付） タオル ウェットティッシュ ティッシュ

備考

登山前、登山後はサンダルを利用。

感想

gagaga_gan

今回チャレンジした二子山は秩父のジャンダルムと言われる岩山。久しぶりに緊張感のある山行だった。

普通の山なら施されているクサリも殆どなく、急な岩登り箇所も多く上級者向けの山だと思う。
規模が小さいので体力や集中力といった面では余裕があるが、ピンポイントの難易度では北アルプスの大キレットなど難しいコースに引けを取らないと思う。
しかし、人気の山だけあって登山者も多く、中には見るからに経験が少なそうな者も多く登っていたのが見受けられた。
一歩間違えれば大事故に繋がるので、経験が浅いうちは安易な考えではチャレンジしないでほしい山である。（西岳は一般コースでも中級以上と思う）

ある程度岩山登りの経験のある方には、日帰りで登れて、かつ眺望もよく、岩稜歩きも楽しめる山なのでオススメします。