楽古岳

2011年11月05日(土) [日帰り]

• GPS: 06:15
• 距離: 8.4km
• 登り: 1,109m
• 下り: 1,129m

コースタイム

日高コース
7:00　楽古山荘出発
8:00　上二股(尾根取り付き地点)
8:20　二合目
9:00　五合目
10:00　楽古岳の肩
10:25　ピーク
10:45　下山開始
11:45　五合目
12:10　二合目
12:25　上二股
13:15　楽古山荘到着

登り　3:25
下り　2:30
(ピークでの昼食休憩含まず)

天候

雲り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

浦河町から天馬街道に入り、地興牧場を過ぎた交差点2つめで右折し登山口へ向かいます。1つめの交差点で右折しても大丈夫です。
国道から楽古山荘まで9Kmほどダートを走行します。
登山口となる楽古山荘前には広い駐車場があります。

コース状況／危険箇所等

楽古山荘、登山ポストには利用者名簿、登山者名簿がありませんでした。
10月末で片付けられたのでしょうか。

山荘にはトイレ、水場、ストーブがあります。
しばらく利用者がいなかったのかフローリングの床に虫が多く死んでいましたが、
モップや箒があったので一階は清掃してきました。
以前のキャンプで余った薪を用意していったのですが、沢山の薪木が備えてありました。ただ大きいモノが多いのでナタで割る必要あり。

数回渡渉しますが飛び石で通過できました。
テープがあちこちにある地点もあるため自己判断が必要。

尾根道は概ね笹狩りしてありますが、一部軽く漕ぐところもあります。
晩秋のためかマダニの被害はありませんでした。

近くには綺麗な宿泊施設で日帰り入浴も可能。
お風呂の窓からは楽古岳が見えます
大人500円
http://aeru-urakawa.co.jp/

写真

11/4 15:41

楽岳山荘へ向かうダートを走行中、正面に目指す楽古岳が(天気が良かった前日に撮影)

11/4 15:41

あ〜とんがってる

11/4 15:51

前泊した楽古山荘です

11/4 19:47

貸切だったのでストーブの前で就寝しました

11/5 7:03

山荘前の石碑です

11/5 7:05

登山ポストを過ぎてすぐの第一渡渉地点
コンクリート製のドラム缶?のお陰で濡れずにすみます

11/5 7:53

苔むしたメナシュンベツ川河畔林をさかのぼります

11/5 7:55

このような渡渉地点が6箇所?ほどありますが今回は飛び石でOKでした

11/5 8:03

小一時間ほどで上二股に

11/5 8:12

ジグザグに登って尾根に取り付きます
550Mくらいから肩の1317Mまで約800Mを一気に登ります

11/5 9:34

途中平らなところは数箇所しかありません
急登直登ばかりです

11/5 10:02

ようやく肩に取り付きますが着替え途中にGPSロガーが無いことに気づきました。ポケットから落としたようです。
残念ですが風が強く体が冷えるので先に進みます。
ああ大失態。。

11/5 10:09

肩からピークまで約160Mを登りますが、ここまでの登りと比べると楽ちん。
うっすらと鋭くきれいな山容が見えてきました!

11/5 10:13

稜線を登る途中、一部ひやっとする所がありました。踏み外さないよう注意です。

11/5 10:23

ガスが切れると山頂がバチーンと見えてきました。疲れているのにハイマツを漕いで先へ先へ

11/5 10:24

もう一息

11/5 10:25

山頂標識が見えてきた!

11/5 10:25

ようやく着いた〜

11/5 10:26

雲の上に出ましたが連なる山脈は見えない・・

11/5 10:28

ちょこっと見えたり隠れたり

11/5 10:45

長居もできず強風の中下山します

11/5 11:15

登りもキツイですが、下りも負けずキツイです
足が逆に曲がりそうになったりならなかったり

11/5 11:56

雨降らないで〜

11/5 12:23

上二股で野生の世界を見ました

11/5 12:43

沢沿いで小さなザリガニが威嚇

11/5 13:13

今日も無事帰ってこれました

撮影機器：

CX4 リコー

感想

kanoken

連休を利用した日高遠征2日目。
南日高の鋭鋒楽古岳に登りました。

前日のアポイ岳下山後、軽く買い物を済ませ楽古山荘で前泊。
立派な山荘で快適に過ごし曇の天気の中登山スタート。

尾根に取り付くまでは苔むした河畔林を散歩といった感じでしたが、
いざ尾根登りが始まってからは厳しい厳しい登りが続きました。
ようやく肩に着いてもうちょっとでピークだ〜と思ったらGPSロガーを落としたらしくしょんぼりです(下山時に無事発見)。
他に登山者はいないし下りで見つければいいやと気を取り直し、
稜線をピークに向け歩き出したとたんピラミッドのような山容が姿を現しました。
お〜〜〜と思わず声が出て、疲れているのにペースが速まります。

山頂ではガスが晴れたり曇ったりの状態でしたが、北方面や広尾やえりも側は雲の中で、浦河方面がちょっとだけ見える程度でした。
でも時折顔を出す山脈に歓声が出てしまうほど素晴らし景色でした。

昨日に引き続き日高山脈は初めての経験でしたが、
さすが北海道の背骨と言われる切り立った稜線が魅力的でした。
でも急登で足は筋肉痛になり、いくら食べてもお腹が減る状態です(笑