檜尾岳〜宝剣岳（下山は楽々ロープウェイ）

2018年06月09日(土) [日帰り]

• GPS: 09:52
• 距離: 19.0km
• 登り: 3,087m
• 下り: 1,305m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:45
• 休憩: 1:07
• 合計: 9:52

距離 19.0km 登り 3,097m 下り 1,305m

2:21 菅ノ台バスセンター・駐車場
3:39 3:42 檜尾登山口
7:19 7:39 檜尾避難小屋
7:51 8:00 檜尾岳
9:08 9:13 濁沢大峰
10:05 島田娘
10:12 10:14 極楽平
10:50 サギダルの頭
10:55 10:59 三ノ沢分岐
11:14 11:27 宝剣岳
11:36 11:37 宝剣山荘
11:40 11:50 乗越浄土
12:13 千畳敷駅

天候

霧雨〜快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

菅の台バスセンターに駐車。下山は千畳敷からロープウェイ＆バス

コース状況／危険箇所等

檜尾岳山頂手前と山頂から濁沢大峰へ向かう1か所、残雪の上をトラバースします。雪は適度にゆるんでいたのでステップ切れましたが、今後の気温上昇と雨で脆くなると思います。

写真

6/9 2:21

am2時過ぎに駐車場到着。数台駐車していましたが前日入山の方の車のようです。

6/9 4:41

ヘッドライト点けて黙々と舗装路を歩き、1時間ちょっとで檜尾登山口（道路わきの階段）到着。さらに暗い登山道を歩きましたが、よく整備されている道で不安はありませんでした。

6/9 4:51

どのあたりでしょうか。空木に登り返す鞍部あたり？

6/9 4:52

赤沢の頭のちょっと下あたりから尾根道の急登になります。

6/9 5:07

1992m赤沢の頭到着。

6/9 5:15

段差の大きい個所には丸太製やアルミのはしごが固定されています。丸太のはしごは丁寧なつくりでしっかりしています。

6/9 5:17

空木ですね。

6/9 5:17

出発時の霧雨をふらしていた雨雲の上に出ました。このあたり新緑がきれいです。

6/9 5:25

コブに埋もれてしまいそう。

6/9 5:35

6/9 6:03

まだヤマザクラが見られました。

6/9 6:04

6/9 6:10

2300mあたりから残雪がちらほら

6/9 6:15

コイワカガミも2300mあたりがたくさん咲いていました。

6/9 6:19

6/9 6:19

6/9 6:20

シャクナゲピークと呼ばれる所を過ぎてすこし下り

6/9 6:31

6/9 6:34

ここは夏道が埋まっていますが、左上に続いています。

6/9 6:35

宝剣が見えてきました。今日はあそこまで歩きます。

6/9 6:36

6/9 6:47

6/9 6:52

ここが最初の緊張ポイント。雪は適度に締まっていて、蹴りこむとしっかりしたステップが切れました。一番奥まで続いている残雪の終端が夏道です。

6/9 6:56

通過して振り返ったところ。

6/9 6:59

森林限界を越えてハイマツ帯に到達しました。一気に展望が開けて気持ちいい尾根歩きになります。

6/9 6:59

6/9 6:59

あのピークを登りきると避難小屋がみえるはず。

6/9 7:05

6/9 7:09

見えました。避難小屋手前に水場（細い）があるはずですが、雪の下だったのか確認できませんでした。

6/9 7:10

庭園のような気持ちいい道です。

6/9 7:20

檜尾避難小屋到着。誰もいませんが入口とトイレのドアが少し空いています。換気中？手前の空き地で今日初めての大休止。

6/9 7:35

さて、山頂へ向かいます。手前の斜面はツボ足で行けそうかな？

6/9 7:35

雨上がりで湿度が高いため遠くの展望は効きません。しるえっとになった甲斐駒と鋸

6/9 7:35

八ヶ岳

6/9 7:36

北岳の向こうに雲をまとった富士山

6/9 7:40

素直にまっすぐコースをとれば万が一滑落してもふりだしに戻るだけで済みそうなのでツボ足で行ってみます。

6/9 7:49

山頂に近づくにつれ傾斜がきつくなりますがなんとか通過

6/9 7:53

山頂到着。標柱の向こうに避難小屋

6/9 7:53

このロケーションに小屋を建てようと考えた人はすごい。今度は泊りに来たいです。

6/9 7:53

6/9 7:56

山頂からのパノラマ（西）

6/9 7:56

山頂からのパノラマ（東）

6/9 7:56

これから向かう稜線。200mほど降下して大きく登り返します。

6/9 7:56

島田娘と宝剣をズーム

6/9 7:56

乗鞍が見えました

6/9 7:56

この方角から三ノ沢岳をみると別の山に見える

6/9 7:56

御嶽は雲が掛っています。そのうちこっちも雲が出るかも。

6/9 7:56

6/9 7:56

6/9 7:56

6/9 7:56

空木の向こうは南駒？

6/9 7:57

南アルプスの塩見、荒川三山あたりでしょうか

6/9 8:00

6/9 8:01

疲れていますが、気持ちいい稜線で気分爽快。

6/9 8:06

でもこの登り返しが待っています

6/9 8:17

最低鞍部に来ました。あとは登るのみ。

6/9 8:24

これだけ下ってきました。

6/9 8:24

6/9 8:27

ここは踏み跡らしきくぼみに沿ってゆっくり行きます。

6/9 8:31

ここが本日最大の緊張ポイント。夏道は正面の一番高い位置です。滑落するとかなり下まで止まらない個所。左のカンバの枝にも頼りながら、取り付き点でできるだけ上の方へ上がります。

6/9 8:34

通過して振り返ったところ。写真奥のカンバの出ている所でハイマツ帯のへり近くにあがってしまえばあとは何とかなります。よく見ると何日か前の先行者の足跡もありました。

6/9 8:36

ずいぶん歩いてきました。後方を振り返る

6/9 8:36

6/9 8:44

調べようとしたら植物図鑑がない！

6/9 8:44

花崗岩の間にみんなこっち向いていてかわいい。

6/9 8:47

6/9 8:48

6/9 8:51

しばらく岩稜帯が続きます。特に危険を感じる事はなく、ペンキマークを追っていけば、アスレチック気分で通過できます。

6/9 8:58

こんな環や鎖もありますが、右の凹凸部分を利用すれば鎖にたよらずとも通過できます。

6/9 9:01

6/9 9:07

名前がついているピークらしいのですが、文字が消えていて判読不可能。

6/9 9:07

6/9 9:08

6/9 9:15

植生保護のためのガイドロープが出はじめます。

6/9 9:16

6/9 9:28

6/9 9:29

岩稜帯を通過して、穏やかな稜線になってきました

6/9 9:33

6/9 9:47

島田娘へ最後の登り

6/9 10:03

6/9 10:06

6/9 10:06

極楽平に到着。ここでお昼にします。

6/9 10:53

振り返ると伊那側に雲がわきはじめました。木曽側から冷たい風が上がってきます。

6/9 10:53

この方向は均整のとれた三ノ沢岳

6/9 10:53

食事休憩でエネルギーチャージして、最後のピーク宝剣岳に向かいます。

6/9 10:58

6/9 10:59

要所には鎖が設置されているので、落ち着いていけば大丈夫。

6/9 11:00

キバナシャクナゲも見ることができました

6/9 11:01

木曽側の切れ落ちた斜面

6/9 11:03

ハンドルやステップも打たれています。

6/9 11:05

6/9 11:05

6/9 11:07

6/9 11:09

山頂まであと少し。長い距離歩いてきたのでけっこう息が上がっています。

6/9 11:10

6/9 11:11

6/9 11:14

おなじみのここをくぐって

6/9 11:14

6/9 11:15

ここは乗りません。

6/9 11:19

ようやく山頂到着。したにロープウェイ駅がみえます。雪渓の下部はかなり雪解けが進んだようです。

6/9 11:25

6/9 11:27

下山します。山頂直下の張り出した岩を巻いていく核心部。

6/9 11:29

6/9 11:31

下りきりました。緊張から解放されます。

6/9 11:36

山小屋ままだ営業前

6/9 11:38

浄土平まで降りてきました。ここでストックを再び準備し、軽アイゼンもすぐ取り出せるようにパッキングを整理。

6/9 11:38

一気に下ります。ガスが出はじめました。

6/9 11:55

軽アイゼンが適度に効いて、サクサクと駆け降ります

6/9 11:55

6/9 12:03

下りきりました。軽アイゼン片付けてロープウェイ駅に向かいます。

6/9 12:07

観光客のみなさんもスニーカーで雪上散歩を楽しんでいらっしゃいました。下界の暑さから逃れて別世界ですね。

6/9 12:19

無事下山できたお礼のお参り。長い行程でしたが、予定より早く回ることができました。展望もよく静かな山行ができました。

撮影機器：

iPhone 5c Apple

NIKON D3400 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

tobi8549

日曜の天気は下り坂の予報で、土曜日帰りでの行先を検討。花の多い奥秩父方面や北信の山も候補としましたが、最近地元中央アルプスに登ってないなぁと。何年か前に檜尾から北上し、極楽平から下山したことがあったので今回は宝剣もルートに入れてみました。かなり疲れましたが充実した山行になりました。