城山・幕山・南郷山
- GPS
- 04:59
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,201m
- 下り
- 1,205m
コースタイム
城山 10:10-10:15
しとどの窟 10:45
一の瀬橋 11:05
幕山公園 11:20
幕山 12:05
南郷山 12:40-12:45
鍛冶屋バス停 13:35
湯河原駅 14:00
天候 | 曇り。一時、かすかに小粒の霰(あられ)が舞いました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2007年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR東海道本線 湯河原駅 (帰り) JR東海道本線 湯河原駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全区間が一般登山道または車道歩きです。 注意点としては、 ・湯河原駅から城山への道は、道標による案内が少なめなので、道標に頼っているようだと迷ったり遠回りになったりするかもしれません。 ・しとどの窟から一の瀬橋へ下る山道の途中には、滑りやすい岩道の箇所があり、そこでは鎖が手すり状にかけられていて、通過には少しだけ注意を要しました。 ・南郷山の西側から北西尾根に乗るまでの間は、滑りやすい急坂である上、道幅が狭くてすれ違いも困難なので、かなり神経を遣いました。 ・南郷山の周辺では、道標の設置数は多いのですが、行先として書かれている地名が必ずしも適切だとは思われず、分かりにくかったり、余計に迷わされるようなものが多いと感じました。 といったところです。 ※デジカメを持ち歩くようになる以前のため、写真はありません。 ※GPS導入前なので、ルートは推測です。 |
感想
湯河原駅の駅前広場を出てすぐ、左手の軽い登り坂となっている道に入って歩き始めます。
線路の下をくぐった先を左折して、城願寺に寄り道していくと、境内では樹齢800年とされるビャクシンの大木が威厳を放っていました。
その後はひたすら舗装道路を登っていきますが、車道にしてはかなり急な坂で、本当に車で上がれるのかと思うほど傾斜がきつい箇所もありました。
途中で一旦道路を離れて山道で近道し、再び車道に戻ると、以降は小さな蛇行を繰り返すようになります。
そして再度山道に入ると(ここに道標はありませんでした)、あとは緩やかな尾根道がずっと城山の頂上まで続いていました。
ピクニックグラウンドを過ぎれば頂上はもう間近で、最後に階段を登れば頂上です。
南側を見れば先日登った岩戸山の稜線、北側には今日これから向かう幕山一帯、そして眼下に大きく広がる海と、なかなかの景色が楽しめました。
城山からは“しとどの窟”へ向かいます。下りがすぐに終わって、石畳が始まると登りに変わりますが、傾斜は極めて緩やかで、登っていることを意識させられないほどでした。
途中で一旦車道歩きとなり、しとどの窟バス停の前で大きく曲がった後は、短いトンネルを抜けた先で車道を離れます。
小さな石仏が絶え間なく並んでいる遊歩道を下っていくと、ほどなく“しとどの窟”に到着しました。洞穴のようなものを勝手に想像していましたが、意外に開放的な形状のものでした。
“しとどの窟”から幕山へ向かう道は、小さな沢を何度も渡りながら下っていき、やがて車道にぶつかります。
一の瀬橋の三叉路を右折して幕山公園に入ると、梅や椿がほとんど満開に近い状況で、多くの人が花見に訪れていました。
公園の中で幕山登山口の標識を見つけて、そこから登り始めますが、しばらくは梅園の中で散策路と絡まりながら進む道です。
前後を花見客に挟まれて、写真のシャッター待ちで立ち止まることも度々。梅園の境界を出るといくらか人は減りますが、それでもかなりの人が頂上を目指しているようでした。
それなりの広さがある幕山の頂上も、この人出の多さでそのほぼ全域が埋め尽くされていて、人々の間を縫って歩くのも難しい状況です。
梅がちょうど見頃を迎えた一番いい時期で、しかも休日、さらにお昼時が重なったので、これは致し方ないところでしょう。
超満員の幕山頂上をやり過ごして、そのままの足で南郷山へ向かうと、その途端に人の数がかなり少なくなります。
自鑑水を経由するルートを選びましたが、残念なことに、その地点に出ても池らしきものは見当たりません。冬場の渇水期には干上がってしまうようなのでした。
でも仮に池があったところで、鬱蒼とした林の中にあって居心地も良さそうではなかったので、休憩地点にはあまり向いていなかったようです。
その後は少し林道を歩いてから、見上げるような急坂で南郷山に取り付きます。その斜度たるや、ほとんど垂直に上がるようなイメージでした。
そして斜面の至る所で、足場が足の形に少し掘られていて、それが続くことで階段状になっているのですが、土が滑りやすいために登りでも要注意です。もし下るのであれば相当に緊張させられるでしょう。
急なばかりか、ほぼ一直線の斜面なので、一度足を滑らせたら最後、下まで止まらなかったり他人を巻きんだりと、大変な事になりそうです。
さらに、1人通るのがやっとの道幅しかなく、限られた場所でのすれ違い待ちに、かなりの時間を使うことにもなるのでした。
なんとか急坂を登りきって平坦な所に出ると、あとは難なく南郷山の頂上に到着です。
しかし引き続きお昼時にあって、幕山よりは人出は少ないものの、あまり広さのない頂上はこちらも満員状態でした。
南郷山の南側(南東尾根)は、一部に滑りやすい箇所がある程度で、登ったほうの急斜面と比べれば、楽に歩いていけます。
一旦林道に降りて右に向かいますが、「←五郎神社」という道標のところから、左に下りる山道に入ります。
しばらく下るとゴルフ場の外側に沿って歩くようになり、やがて舗装された道に変わると、あとはみかん畑の中の急な下りとなりました。
住宅地に入って道幅が広くなった後もさらに下っていくと、鍛冶屋バス停の前に出て、ここからは概ね約30分おきにバスが出ています。
ところが日中で唯一、13時台だけが1時間に1本しかなく、しかも今はそれが出た直後。
元々バスの時間との折り合いが悪ければ駅まで歩こうと決めていたので、あとはバス通りを歩いて駅へと向かいました。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2007_01_03/mt2007_01_03.html#20070224
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