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Yamareco

記録ID: 1503317
全員に公開
ハイキング
甲信越

甘利山と千頭星山

2018年06月20日(水) [日帰り]
 - 拍手
akone1107 その他16人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:34
距離
8.7km
登り
676m
下り
678m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:47
休憩
0:43
合計
4:30
10:33
10:33
24
10:57
11:00
82
12:22
12:29
23
12:52
13:09
21
13:30
13:30
40
14:10
14:18
21
14:39
14:45
12
14:57
14:59
1
15:00
ゴール地点
天候 終日雨降り。
歩行中はレインウェアが蒸れて汗ばむが、休憩すると肌寒く、こまめに衣服調整。
思いのほか汗をかくので、こまめに水分補給。
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
毎日新聞社主催の「まいたび」バスツアーに参加。
(参加者15名ガイド2名)
〈行き〉
新宿駅西口 明治安田生命ビル前 7:30発–10:00甘利山広河原駐車場着
〈帰り〉
甘利山広河原駐車場発15:15発–17:50新宿駅西口 スバルビル前

※ツアー代金9,800円です。
コース状況/
危険箇所等
甘利山までは遊歩道が設置されています。甘利山から千頭星山まではアップダウンしつつも歩きやすい道が続きます。降雨の為、木道や木の根っこは大変滑りやすい状態。
その他周辺情報 広河原駐車場にトイレあり。
※トイレットペーパー完備、水洗トイレ(雨水利用式)
まいたび「レンゲツツジの花どきツアー」に参加。
7:30新宿西口・明治安田生命ビル前出発です。
めちゃ雨降ってるし、心配だなあ。
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まいたび「レンゲツツジの花どきツアー」に参加。
7:30新宿西口・明治安田生命ビル前出発です。
めちゃ雨降ってるし、心配だなあ。
参加者15名とガイドさん2名のツアー。バスも中型のコンパクトなバスです。
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参加者15名とガイドさん2名のツアー。バスも中型のコンパクトなバスです。
渋滞もなく、甘利山広河原駐車場に10時到着。
山頂での昼食が難しいとの判断で、バスの中で先ずご飯を食べます。
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渋滞もなく、甘利山広河原駐車場に10時到着。
山頂での昼食が難しいとの判断で、バスの中で先ずご飯を食べます。
駐車場のトイレです。
雨をしのげる場所がないので、この軒先で着替えなどします。
駐車場のトイレです。
雨をしのげる場所がないので、この軒先で着替えなどします。
10:30広河原駐車場スタート
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10:30広河原駐車場スタート
ここは「南アルプスユネスコエコパーク」だそうです。
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ここは「南アルプスユネスコエコパーク」だそうです。
アヤメを見ながら登山道に入ります。
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アヤメを見ながら登山道に入ります。
キンポウゲたくさん。
キンポウゲロードです。
キンポウゲたくさん。
キンポウゲロードです。
キンポウゲですが、ウマノアシガタという種類だそうです。
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キンポウゲですが、ウマノアシガタという種類だそうです。
ツマトリソウ
ツマトリソウ
雨でカメラが水没しそうで、急いで写してピンボケ多し。
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ツマトリソウ
雨でカメラが水没しそうで、急いで写してピンボケ多し。
ネバリノギラン
お花がネバネバしているんですって。
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ネバリノギラン
お花がネバネバしているんですって。
整備された木道です。
整備された木道です。
この辺り一面にレンゲツツジで埋め尽くされていますが、お花はほぼ終わっていました。今年はツツジが早いようです。
この辺り一面にレンゲツツジで埋め尽くされていますが、お花はほぼ終わっていました。今年はツツジが早いようです。
レンゲツツジ。
レンゲツツジの葉っぱです。
レンゲツツジの葉っぱです。
保護されている箇所もあります。
保護されている箇所もあります。
ここを登ると、
10:57甘利山1731m
あっという間に到着です。
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10:57甘利山1731m
あっという間に到着です。
山標その
足もとの割れた石碑が気になりますが...
山標その
足もとの割れた石碑が気になりますが...
とりあえず記念撮影。
晴れていれば富士さまが見えるそうですが、本日眺望無し。

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とりあえず記念撮影。
晴れていれば富士さまが見えるそうですが、本日眺望無し。

休憩無しで先へ進みます。
甘利山を過ぎると登山道らしい道になります。
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休憩無しで先へ進みます。
甘利山を過ぎると登山道らしい道になります。
登山道にはキンポウゲがたくさん。
登山道にはキンポウゲがたくさん。
サルオガセが着いた木が増えてきます。
サルオガセは風に乗って飛んでくるそうで、これが付着した木は枯れてしまうそうです。
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サルオガセが着いた木が増えてきます。
サルオガセは風に乗って飛んでくるそうで、これが付着した木は枯れてしまうそうです。
サルオガセは寄生生物ではないそうですが。
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サルオガセは寄生生物ではないそうですが。
枯れた木が多いです。
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枯れた木が多いです。
倒木や伐採された枯れ木も多い......
倒木や伐採された枯れ木も多い......
物悲しい気持ちになります。
物悲しい気持ちになります。
足元に、グンナイフウロ。
元気でる!
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足元に、グンナイフウロ。
元気でる!
続いてフキの群生。立派なフキがたくさん。
美味しそっ
続いてフキの群生。立派なフキがたくさん。
美味しそっ
フキロードを歩きます。
フキロードを歩きます。
ちょっと空が明るくなりました。
ちょっと空が明るくなりました。
登山道より少し離れたところにヤマツツジが見えます。
登山道より少し離れたところにヤマツツジが見えます。
急な箇所も所々にあります。
急な箇所も所々にあります。
12:22御所山分岐を南下。
ここを北上すると青木鉱泉への道になります。
12:22御所山分岐を南下。
ここを北上すると青木鉱泉への道になります。
南御室小屋への看板。
南御室小屋への看板。
シロバナヘビイチゴ
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シロバナヘビイチゴ
シロバナヘビイチゴ
たくさん咲いていました。
シロバナヘビイチゴ
たくさん咲いていました。
マイヅルソウ
ひっそりですがたくさん咲いてます。
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マイヅルソウ
ひっそりですがたくさん咲いてます。
オクヤマフスマ
オクヤマフスマ
雨に濡れて花びらが透明になってます。
オクヤマフスマ
雨に濡れて花びらが透明になってます。
分岐を過ぎるとほぼ平坦な道になり、
分岐を過ぎるとほぼ平坦な道になり、
歩きやすい道が続き、
歩きやすい道が続き、
笹の原っぱに出ます。
笹の原っぱに出ます。
視界が開け、気持ち良い場所。
本当は展望が良いそうですが、何も見えません。
視界が開け、気持ち良い場所。
本当は展望が良いそうですが、何も見えません。
ここにもサルオガセに覆われた木が...
この木も枯れちゃうのかな...
ここにもサルオガセに覆われた木が...
この木も枯れちゃうのかな...
最後に少しだけ急斜面を登り、
12:52千頭星山2139m
最後に少しだけ急斜面を登り、
12:52千頭星山2139m
千頭星山
山標その
千頭星山
山標その
お約束の三角点タッチ
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お約束の三角点タッチ
山頂は少し開けていますが、晴れていても展望はないそうです。
今日は雨天で気温が低いため、水分補給と行動食を口にして立ち休憩のみで下山します。
山頂は少し開けていますが、晴れていても展望はないそうです。
今日は雨天で気温が低いため、水分補給と行動食を口にして立ち休憩のみで下山します。
14:10奥甘利山分岐
希望者だけ奥甘利山へ登ります。
14:10奥甘利山分岐
希望者だけ奥甘利山へ登ります。
14:13奥甘利山
3分で到着しちゃいました。
14:13奥甘利山
3分で到着しちゃいました。
ちょっと明るくなって向こうの山が見えましたが、雨は相変わらず本降りなので山座同定せず。
ちょっと明るくなって向こうの山が見えましたが、雨は相変わらず本降りなので山座同定せず。
少しでも遠くが見えるのは嬉しいものですね。
少しでも遠くが見えるのは嬉しいものですね。
遠景が見えたのはつかの間で、すぐにまた雲の海。
これもまた幻想的で美しい風景。
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遠景が見えたのはつかの間で、すぐにまた雲の海。
これもまた幻想的で美しい風景。
雨脚はどんどん強くなり、最後は修行のように急ぎ足でぐんぐん下り、
雨脚はどんどん強くなり、最後は修行のように急ぎ足でぐんぐん下り、
ガイドさんの「はい、皆んな頑張って」の励ましの言葉と、
2
ガイドさんの「はい、皆んな頑張って」の励ましの言葉と、
所々にマイヅルソウと、
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所々にマイヅルソウと、
オクヤマフスマ
キンポウゲ。鳥の声。
いろいろなものに励まされ。
キンポウゲ。鳥の声。
いろいろなものに励まされ。
駐車場脇のアヤメは微笑んでいるようで。
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駐車場脇のアヤメは微笑んでいるようで。
15:00駐車場到着。
靴もウエアもドロドロですが、
雨天でも気持ち良く、想い出深い山行となりました。
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15:00駐車場到着。
靴もウエアもドロドロですが、
雨天でも気持ち良く、想い出深い山行となりました。

装備

個人装備
レインウェア上下 雨除けのツバ大きめのキャップ ザックカバー 濡れたものを入れるビニール袋多め
備考 *不要なものはバスの中に残して山歩きが出来た為、非常に楽だった。
*雨天時のレインウェアの下につけるベスト型バッグがあると便利かも。

感想

レンゲツツジが美しいと聞いていた甘利山。
車以外のアクセスが難しく、なかなか行けないと諦めてかけていたのですが、毎日新聞旅行の「まいたび」のバスツアーを発見!電車とタクシーで行くことを考えたら値段もお手頃、新宿7:30発で朝もゆっくりだし、私の定休日だし、ガイド付きツアーなんてとっても贅沢。速攻申し込み、ワクワクMAX。

ただね、梅雨のこの時期は仕方ないです。
本降りの雨の山行となってしまいました。
バスの中で早めの昼食を食べて出発。
気温も低く、山行中は立ち休憩のみ。
お目当てのレンゲツツジは終わっていたし。

それでも山の中にいるだけで何と心地よいことか。道端に咲く小さな花々。ウグイス、ホトトギス、ハルゼミの声。雨の音、風の音。

ツアーに参加させている方はベテランの方々で、道々色々なことを教えて下さいます。

サルオガセが樹々を蝕むこと。
笹の原っぱは美しいけれど、笹が咲き始めると他の植物が育たなくなり、その山はどんどん朽ちていくこと。
でもまたそれが循環し、枯れた木にコケが生え、次に針葉樹、そして広葉樹が育ちまた森になる。それが長い時間かけて繰り返されること。
「雨降りも含めてそれもまた山の良さよ。」
って言葉。

下山時は打ちつけるような雨になり、修行のように急ぎ足で下山したけれど、それも含めてとても楽しかったな。

初めての「まいたびバスツアー」
雨降りでも満ち足りた気持ちになりました。

18時前にバスは新宿駅西口に到着。
新宿駅からの帰り電車はラッシュアワーに重なって、それが本日一番の難所でした。

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訪問者数:636人

コメント

おつかれ〜!
雨で残念でしたね〜でも楽しそう。どちらかというと、akoneさんはいつも率いていく方だから、ついて行く山行って楽でいいよね。しかもガイドさんがいると、お花の名前とか教えて貰えていい! オクヤマフスマ、これ、この前の小楢山にも生えていませんでした? なんだろう〜って思っていたんですよね。ありがとう!
あと、小楢山にサルオガセもあったけど、あんなに長くなくて、しかも枯れちゃうとは知りませんでした。この前蓼科の御泉水自然園でも見たのですが、ある程度の標高の高さから発生するってありました。
こうやってレポあげてくれるんで、勉強になります。

何はともあれ、雨の中おつかれさま。最後のラッシュの中の大変さが目に浮かぶようです…。

あ、昼食、先に食べちゃうんだ…(笑)
2018/6/22 13:32
Re: おつかれ〜!
chiuありがと!

そうなのよ。お弁当先に食べてからのスタートで、山行中は立ち休憩のみ。
レインウェア着用での山行は普段の倍以上に時間がかかるので、とにかく時間通りに進めるのがガイドさんとしての役割なのだと思いました。

なので、ガイドさんとは全くお話出来ず。
もっといろいろ聞きたかったので残念でした。その代わり、ベテランハイカーさんとの会話でいろいろなことを学びましたよ。

ツアーも良いものですね。
料金もお手頃だし。また調べてみようと思いました。
2018/6/22 19:33
雨の山、滑りませんでしたか??
雨の山行も、素敵ですね。花が、イキイキしています。
2018/6/25 14:36
Re: 雨の山、滑りませんでしたか??
コメントありごとうございます!
雨の日は、お花や緑が喜んでいるようで、それを見るのがとても楽しかったです。
山道は滑りやすくて緊張しましたけれど。。。
2018/6/25 20:29
さすがの晴れ女も、
妖しい雲がいる時は、何時も、晴れをよんでいたakoneも、ついに雨や霧のなかの山行になりましたね。木道は、滑ったでしょう。でも、その分神秘的ですね。お疲れ様!楽しそう!
2018/7/18 14:53
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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