山梨百名山をハシゴで / 曲岳・黒富士・金ヶ岳(≒茅ヶ岳)
- GPS
- 06:20
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,032m
- 下り
- 1,006m
コースタイム
09:30 曲岳山頂着 -09:40発
10:10 八丁峠
10:40 黒富士山頂着 -11:10発
11:50 曲岳山頂 着 -11:55発
12:20 観音峠駐車場着 以上所要時間3時間35分。
12:20 観音峠駐車場発
13:50 金ヶ岳山頂着 登り所要時間1時間30分。
13:55 金ヶ岳山頂発
15:05 観音峠駐車場着 下り所要時間1時間10分。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
上福沢で「県営林道観音峠大野山線」に入る。 国道から合計約30分で観音峠に到着する。 観音峠の林道分岐点に駐車スペースがあるが、その東約300m、曲岳登山道の直近にも駐車スペースがある。どちらも路肩に数台分のスペース。 今回は手前の林道分岐点に駐車した。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
[観音峠駐車場-曲岳山頂] 急斜面の登りとロープ・鎖の岩場。道は比較的細くテープが少ないのでわかりにくい部分もあり。 [曲岳山頂-黒富士] 曲岳山頂から急降下の道は非常に急傾斜(60度くらいある)。ただし落差は100m程度ですぐに平坦な道に変わる。 黒富士山頂の直前までほぼ同じ標高をわずかに上下する楽なハイキング道。 黒富士近くはまた岩場もある急な登りになるがここも標高差は100m程度。 (なお、私が登った山は、Yahoo地図、GoogleMapにて「黒富士1427m」と表記ある地点とは全く別の山(1633m)です。 [観音峠駐車場-金ヶ岳] 登山し始めるとすぐにNTT中継所に向かって下り、その横を通過した後も下る。 やがて突如として登り始め、岩場の鎖、ロープまた鎖の連続。その後は非常に細い「やせ尾根(巾50cmくらい)」を超えて行く。 このあたりは女性や子どもにはちょっと危険・怖いかも。 その後茅ヶ岳-金ヶ岳の稜線に向かって急な登り。稜線に出た後は分かり易い整備された道。 登山道がはっきりしいない箇所(特に岩場の前後)で、テープ・赤スプレーが少なく数回道迷いする。 使われているテープは何と赤いビニールテープ。指の先ほどしかなく、目をこらして探して進まないと見落とします。 歩く人が少ないせいか、あまり整備されていない印象。慣れない人は通らない方が良さそうです。 「写真] 下の写真はすべて地図上に撮影ポイントが落としてあります。写真番号と合わせてご覧下さい。 |
写真
感想
nori3様の11月13日山行レポートを拝見し、身近な山ながら展望と「アスレチック」なコースに惹かれて、天気予報が快晴という日に出かけてみました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-149082.html
観音峠から曲岳に登る道はnori3様のレポートの通り、かなり「アスレチック」。
ロープあり、断崖展望台あり、鎖あり、狭い岩の隙間道ありで面白いコースです。
あまり人気ないコースのせいか、登山道は多少整備されていない感じで、赤リボンもまばら。途中何度か道を探すことにもなりましたが。
曲岳山頂のすぐ下に「展望舞台」という場所があり、眼前に富士山が浮かぶ絶景です。
山頂から東に降りる道は非常に急傾斜。降りるときはさほどではありませんでしたが帰路には地面に這いつくばるように登る羽目になりました。
でも、その先は穏やかな平坦な道で、走るように先に進めます。
黒富士が近づいて、ようやくその姿が迫ってくるとまた急な岩場がお出迎え。でも少しの間、岩と格闘するだけで山頂に出てしまします。
ここでも山頂の少し南に断崖の上の展望台があり、南側は富士山などが絵のように見え、いくら眺めていても飽きないくらいでした。
黒富士からの帰り道で升形山への道との分岐手前でおかしな標識を発見(写真21)。小高い頂を経由するこの道は今はあまり使われていない古い道のようです。試しにこちらに進んでみましたが、すぐに道は薄れてしまい、どこが登山道かわからないほど。でもすぐに新しい道に出ましたが。
観音峠の駐車場に戻ってみるとまだ12時半。そこで目の前に見える「金ヶ岳」にもチャレンジしてみることにしました。
峠の林道分岐点からNTT電波塔の方向に向かって茅ヶ岳登山道が延びています。
そこを進むと電波塔の脇を抜けて道はどんどん下り坂。いやな予感がします。
どうなっているのかと思っているうちに、道はすぐに急な登りに変わり、たちまち鎖場、岩場、ロープの連続。それもかなり怖い高さや、狭さの道です。最後にはこの登山道、誰かが嫌がらせか冗談でわざと難コースに設定したのでは?と勘ぐりたくなるほど。
また、大きな岩を巻くにもどちらに進んで良いのかわからないようなぼんやりした場所もあり、難儀しながら登って行かなくてはなりません。
四苦八苦で茅ヶ岳-金ヶ岳の稜線に到着したときはほっとしました。
後ははっきりした「メイン道路」みたいな道ですから。
誰にも会うこともなく、金ヶ岳の山頂に到着。標柱もなくちょっと残念でしたが、そこそこの展望を楽しみ、また急傾斜の道を観音峠に戻りました。
コメント
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pasocomさん、はじめまして。こんばんは。
山歩き歴1年だけのmmgと申します。
拍手とお気に入り登録ありがとうございます。
同じ日に北岳や富士山を見ていたんですね。
当たり前ですが富士山の雲のかかりかたが同じで勝手に
親しみが湧いてごあいさつにお邪魔しました。
高校のとき地学が超苦手でした(笑)。山がらみの石のお
話もよろしくお願いします。
mmg様、コメントありがとうございました。
mmg様の夜叉神〜杖立峠レポート、写真がどれもとてもきれいで一枚一枚拡大して堪能させていただきました。
私は地元の人間ですが、残念なことに自宅からは間ノ岳、農鳥岳しか見えず北岳は手前の辻山に隠れて見えません。
もちろん他の二山もいい山なのですが、北岳はまた別格の美しさですね。
夜叉神峠から鳳凰三山までとなると自分の体力と技能からして自信もなく、行ってみたいが無理かな、と思っていたところmmg様のレポートを拝見し、「そうか、途中まででもこんな景色を見られるんだ!」と知ったことでした。今年はもう無理でしょうが、来春以降ぜひこのルート行ってみようと考えています。
ところで山梨は実は水晶が「特産品」で昔から宝飾産業が盛んなところです。
(そんな意味もあって私のプロフィール写真は水晶なのです)。
現在でも金峰山周辺では水晶は「いくらでも採集できる」といっても過言ではありません。先日出かけた瑞牆山でも登山道の転石をよく見ると小さな六角形の水晶が付いているのがいくつも転がっていました。そちら方面にお出かけの際にはぜひ足元にご注目し、「小さな宝石」をゲットして下さい。
山に行くとつい石ころを拾いすぎ、帰りは荷物が2kgも重くなってしまうpasocomでした。
今後ともよろしくお願いいたします。
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