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Yamareco

記録ID: 152311
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無雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重

九州遠征◆ガスガスの阿蘇高岳

2011年11月20日(日) [日帰り]
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GPS
03:10
距離
6.6km
登り
725m
下り
719m

コースタイム

9:32仙酔峡駐車場-11:12高岳-11:37中岳-12:05展望台-12:16火口東駅-12:42仙酔峡駐車場
天候 晴れ時々曇り後ガス時々霧雨
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場がもうあんなに小さく見える。
駐車場がもうあんなに小さく見える。
鷲ヶ峰かっこいいし。
鷲ヶ峰かっこいいし。
登ってきた尾根。
登ってきた尾根。
親指、岩でちょっと擦って怪我しちゃいました。
親指、岩でちょっと擦って怪我しちゃいました。
帰り道の牧場。

感想

朝8時半頃。
ペンションでしっかりと朝ご飯を食べて、阿蘇山の仙酔峡に向かう。
4年前に観光で火口西から阿蘇山の火口を見たのですが、
今回は阿蘇山の最高峰である高岳に登るために反対側の登山口からスタートです。
一般に「阿蘇山に行って火口を見たことがある」というのは
‘観光’であって‘登山’ではない。
今回は登山を目的とした旅なのでしっかりと最高峰を目指します。

1時間ほどで仙酔峡の駐車場に到着。

旦那さまが駐車場で準備してる間に私は火山ガスの規制が無いか情報収集のため
ビジターセンターに行ってみる。
ビジターセンターには親切なおばさんがいて
横浜から来たというと驚いて登山コースについていろいろと親切に教えてくれました。
お喋りしすぎて旦那さまを寒い中お待たせしてしまっていた私。。。ごめんなさい。

高岳へは、ビジターセンター向かい側から登ることができる。
そうそう、トイレもビジターセンター隣にあります。

決していいお天気とは言えないのだけど、雨が降っていないだけマシと思おう。

右手には今はもう運行されていないロープウェイの支柱が立っているのが見える。

ここ仙酔峡には平成22年5月までロープウェイが運行されていたのだけど、
故障してその後財政難のため再開目途が立たないまま長期運休となっている。
見ている限り、もう再開は無さそうな雰囲気。。。

左手にはガスの中、カッコイイ山容の鷲ヶ峰と虎ヶ峰の姿も見える。
火山ガスの心配も少しあったけれど、
とりあえず、今日のこの時間は大丈夫みたい。

まず通称‘バカ尾根’と呼ばれている尾根に取りつく。
この通称を知ったのは帰ってから。
私たちが知る‘バカ尾根’は、丹沢山系の大倉から登る塔ノ岳の登山道。
こちらのバカ尾根も下りは足をやられてしまうのかな???
登りはさほど何にも感じなかったけれど。。。
というか、体調がすこぶるいいのか体が妙に軽くて足取りもすごく軽い私。

ゴロゴロと溶岩石のようなものがたくさん転がっていて歩きにくそうに見えますが、実は意外と登りやすいのです。
石が地にしっかりと貼りついている感じ。
コンクリートか何かで固めたような感じ。
固めてないよね? これって自然?


黄色いマーキングがしっかりとサポートしてくれるので迷うこともない。
登りやすいけど、ここを下るのはちょっと苦労するかも。


お天気は少しずつだけど確実に良くなってる。。。だけど上部はガスが晴れない。
汗をかくこともなく、息切れすることもない。
体が妙に軽い。
なぜだろう?今日は軽やかに登れる。

下界はお天気良さそうだ。。。
もっと山も晴れて欲しい〜。

登るにつれてガスの中に。。。

少しすると砂礫の道。少し歩きにくくなります。
稜線に出ればあとは一番高い所を目指すだけ。
2時間弱で阿蘇山高岳の頂に到着。

山頂には1人先客がいるだけでした。
もちろんガスのため眺望も無し。
岩陰で風を避けて冷たいおにぎりを食べる。

ビジターセンターのおばさんは月見小屋の先にも行きなさいと言っていたけれど、
このガスの中では何も見えないので諦めて中岳に向かいます。

ガスでほとんど何も見えないまま
20分ちょっとで中岳に到着。


中岳周辺は現在ロープが張られていて実は立入禁止区域になっています。
自己責任で立ち入ること。

※火山ガス規制があるからロープが張られているのではなくて、
  ここしばらく火山ガスの測定をしていないので立入禁止になっているそうです。
  だからと言って安全なわけではないので、ガスの強い匂いを感じる場合は立入り  は厳禁です。
  すべて自己責任で。

この辺りになると霧雨になってきました。
ガスで眺望なし。
現在立入るのは登山者のみ。
ガスの向こうから拡声器で喋る人の声が聞こえる。
こんなお天気で何も見えないのに火口西には観光客がいるのだろうか。
晴れていれば、火口が見れたのになぁ。残念。
まぁ、4年前に観光で見たからいいけど。。。

展望台からは遊歩道を下ります。
お腹が空いたのでブラウニーを食べながら歩く。

今は廃墟のようなロープウェイ火口東駅前通過。

観光客が数人ロープウェイ沿いの遊歩道を上がってきていましたが、
ここから先の展望台には立入禁止でロープが張られているので引き返すしかありません。
もっとも展望台に行っても真っ白でなーーんにも見えませんが。
観光客の人たちは立入禁止ロープの先から歩いてくる私たちを不思議そうな顔して見てました。

遊歩道を下ります。
あっという間の登山。
往復3時間ちょっとで駐車場に戻ってきました。

ビジターセンターに立ち寄って売店のおばさんに下山したことを報告。
そしてバッジを購入。

売店のおばさんに「せっかく早く下山したのだから、帰りに根子岳を見ながら帰ったら?」と言われ、
そうすることにする。


仙酔峡を後にして阿蘇山を振返るとなんだか晴れてきてるじゃないですか。。。

もう少し遅い時間に登れば良かったかなと思いつつも、
まぁこればかりは仕方なし。

体力度  ★★☆☆☆ 
危険度  ★☆☆☆☆ (火山ガス発生時は除く)
整備度  ★★☆☆☆
眺望度  --------- (ガスのため眺望なし)
山スカ度 ★★☆☆☆  
虫集り度 ☆☆☆☆☆  

※上記は、2011年11月20日時点での個人的な評価です。季節や天候によって大きく変化します。


九州遠征第一弾。
まずは足慣らしに阿蘇高岳へ登ったのだけれど、あいにくのガスで眺望は全く無し。
反対側からぜひ火口を見たかったのだけど。。。残念。仕方ないです。
翌日はまた別の山に登らなければならないので、ただただガスらないでと祈るのみ。

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