【左膝が・・・】塩水橋から丹沢山・丹沢三峰
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 08:33
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 2,144m
- 下り
- 2,195m
コースタイム
天候 | 晴れ(風強) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
松小屋ノ頭から青宇治橋手前の沢までは痩せた山道、クサリ場、岩場と注意が必要 |
写真
感想
ここ最近、山歩きをしている最中に左膝が痛くなるので、今回は無理をしない程度にしようと思い、塩水橋からの丹沢山・丹沢三峰に行くことに決定!
※ 自分自身、どうやら休養する考えはないらしい・・・
今回の計画ルートであるが、塩水橋からの丹沢山は、11/13に行ったばかりだが、前回と異なる堂平経由で向かうこととし、丹沢山からの丹沢三峰は、いくつかのピークを越えるようで少々きつそうだ。
ただ、全ルートの距離が長くないため、左膝も耐えられるだろうと安易な判断をし、塩水橋に向かう。
6:30頃に塩水橋に到着したが、20台近く駐車できそうなスペースも既に多くの車で埋っていた。
ザックを買い換えて初めての山歩きとなるため、意気揚々と準備する。
準備が完了し、いざ出発!
程なくして天王寺峠経由と堂平経由の分岐に差し掛かる。
ここで葛藤が始まる。
個人的に林道を歩くのが好みではないため、このまま堂平経由で行くべきか、前回と同様に天王寺峠経由で行くか悩み始める。
膝の負担を軽減したいこともあるので、今回は堂平経由がいいんじゃないかとか、
初めてのルートは新鮮なので例え林道でも楽しいのではないかと堂平経由を正当化するも、やはり天王寺峠の誘惑には勝てず、あっさりと計画を変更・・・
少々不安は残るものの、天王寺峠に向かった。
しばし、本谷川を左手に見ながら本谷林道を歩くと本谷吊橋が見えてきて、その手前に登山口がある。
気合いを入れ直して山歩きを開始!
前回の記憶を辿りながらペースを考えて上ったため、左膝も痛まずに丹沢山に到着する。
9時前なのに頂上には既に多くのハイカーが休憩していた。
すぐに富士山を見に行くと、雪化粧をした富士山がくっきりと見えたことに感動。
と、ここで葛藤が始まる。
こんなに綺麗な富士山が見えているのに、このまま帰ってしまって良いのか・・・もっと綺麗に見える箇所に行かなくて良いのか・・・と。
ここでもあっさりと誘惑に負ける。
綺麗に見える箇所で思いついたのは、蛭ヶ岳か塔ノ岳に向かう尾根だが、今回は塔ノ岳に向かう尾根を採用!
ということで休憩もそこそこに塔ノ岳ピストンを開始する。
塔ノ岳ピストンは、富士山とその周辺の山稜があまりにも綺麗で、左膝のことも忘れる。
塔ノ岳山頂に居た鹿くんと富士山を撮って、すぐに丹沢山に戻る。
丹沢山に戻ると、これまた多くのハイカーが休憩していた。
富士山が見えるところで休憩し、早めの昼食を取る。
今のところ左膝が痛くなく、安心して富士山を堪能するも、下りで痛くなる可能性が高いので少し早めに下山を開始する。
瀬戸沢ノ頭、太礼ノ頭と快調に下り、今のところ左膝も問題ない。
と、目の前にピークが見える。少々疲れが出てきたのでこれは上りたくないなぁと思ったが甘かった。
階段をしっかりと上らされて円山木ノ頭に着き、すぐに下る。
と、また目の前にピークが見える。
これはトラバースするだろうと思ったが甘かった。
ここも階段をしっかり上らされて無名ノ頭に着き、またすぐに下る。
と、またまた目の前にピークが見える。
今回は既に諦めて上る覚悟を決める。
覚悟を決めると意外とすんなり上れ、本間ノ頭に着き、またまたすぐに下る。
と、この下りで左膝に違和感を覚える。下りが長く続き、左膝の痛みが悪化してくる。ヤバい。
かなりペースダウンするも、一歩一歩着実に下る。
長い下りが終わると、しばしトラバースするため、ここで時間を稼ぐ。
早く塩水橋に向かう分岐が出てこないか気が逸る。左膝が・・・
しかも、松小屋ノ頭を過ぎた辺りから、山道も痩せてきて、クサリ場やキーキー言う傾いた梯子を渡ったりとバリエーションに富んでくる。
ヤバい、ちょっとした下りでも痛くなってきた・・・
どうにか塩水橋に向かう分岐に到着し、しばし休憩する。
地図を見返すと、ここからが一気に下るようだ。塩水橋までは1時間らしいが、この左膝の状態だと無理だろう・・・
まぁ、少しずつでも前に進もうと思い出発する。
所々にクサリ場や痩せた山道、岩場があり、左膝に響く。泣きそう・・・
どうにか沢に到着し、安堵する。あと少しで青宇治橋に到着するはず。
最後の気力を振り絞り一歩一歩着実に歩き、青宇治橋に到着。
ここからは、県道を歩いて塩水橋に向かい無事に到着する。助かった。
やはり無理は禁物だということを改めて思い知らされた瞬間であった。
来週はどこに行こうかな・・・(懲りないヤツ)
追記)
加入道山・大室山の道のり:http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-150752.html
丹沢山の道のり(塩水橋から):http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-149148.html
蛭ヶ岳の道のり(青根から):http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-146500.html
檜洞丸・蛭ヶ岳の道のり:http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-140814.html
鍋割山・塔ノ岳の道のり:http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-138445.html
を参照頂ければ幸甚です。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
もう行くところないくらい丹沢やりましたね〜
これから積雪期も結構面白いんじゃないかな。
ニューザックもカリマーブルーでかっこいいねえ
丹沢に始まり丹沢に終わる・・・山登りの極意ですね。
膝ちゃんと直してからのがいいと思うけど・・・
もう、ついていけません。
dora-chan様、いつもご覧頂き、ありがとうございます!
膝を休めたいのですが、休日になると山が呼んでいるような気がしてついつい行ってしまうのです(汗)
丹沢は近くてルートが沢山あって初心者の自分には非常に楽しめます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する