【百名山紀行:93座目】塩見岳、熱中症との戦いでした。
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- GPS
- 16:13
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,545m
- 下り
- 1,993m
コースタイム
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:00
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 9:09
■累積標高差:+1952m/‐1945m
■コースタイム:6時間15分+7時間30分
*鳥倉登山口からほとけの清水付近までのトレースが取れていませんでしたが、距離と時間はマニュアルで修正しています。
◇塩見小屋:070-4231-3164 営業期間:7月1日〜10月15日
https://www.ina-city-kankou.co.jp/yamagoya/shiomi/
天候 | 猛暑!酷暑! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
===大鹿村・赤嶺館に前泊=== (7月16日):大河原(7:39-8:35)鳥倉登山口 ■復路(7月17日):鳥倉登山口(14:25-15:29)塩の里 ===大鹿村 湯元 山塩館に後泊=== (7月18日):塩の里(10:14-11:00)伊那大島駅(11:53-16:48)成瀬駅 ◇登山バス:7月14日から8月26日までの運行予定 http://www.ibgr.jp/general-route/torikura_off2/ ◇伊那大島駅‐大鹿村バス時刻表 https://www.ibgr.jp/general-route/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■山頂直下の岩場が気になっていましたが、岩稜と言うよりはザレ場が連続していました。その分、落石には注意が必要です。 ■全体的に樹林帯の中を歩きますので、夏場は直射日光が遮られて涼しく感じますが、その分単調な歩きにもなります。 ◇水場:登山口から1時間30分ほど登ったところにあります。今回は豊富な水量でした。 |
その他周辺情報 | ◇宿泊:大鹿村・赤嶺館(大河原バス停から徒歩1−2分です。) http://www.osk.janis.or.jp/~sekirei/ ◇宿泊:大鹿村・元湯 山塩館(塩の里から川沿いに5分ほど登って行きます。またこの宿では、登山口までの送迎付きの宿泊プランがあります。) http://www.yamashio.com/ ◇食事処:美富久(伊那大島駅正面の右手の坂を数分登った所にあります。開店時間前でしたが開けて貰いました。列車の待ち時間の間に食事が出来ます。) https://tabelog.com/nagano/A2006/A200603/20007238/ |
写真
感想
今年初めて、かつ70歳代初めての百名山は、下界では40度になろうかと言う猛暑の時期となりました。今年は熱中症で倒れた実績がありますので、とにかく熱中症で倒れないようにと気を使いながら歩いていました。しかし、塩見岳は本当にアプローチの不便な山です。電車+バスで移動している者にとっては、色々と制約が出て来ます。特に下山後にバスに乗ろうと思えば、14時25分のバスに乗るしかありませんが、それに乗り遅れたら長い林道を歩いて郷に下るしかありません。今回は、登山口からのピストンでしたが、交通の便の良い下山口に縦走した方がリスクは少なそうです。今回は、予定通りに、バスの時刻の25分前に下山出来てホットしました。
登山口から三伏峠までは、ひたすら樹林帯の中を歩きますが、途中にある水場で一息付けます。苔の美しさにも目が奪われます。峠からは、初めて塩見岳が目に飛び込んできます。先はまだまだあります。ここから今夜の宿の塩見小屋までは、三伏山、本谷山とピークを踏んでいきますが、このアップダウンも今日の酷暑では応えます。樹林の合間からは、塩見岳や仙丈ケ岳、荒川三山等々が時々見えますので、それを楽しみながら歩きます。最後は、ゴーロから小屋まで一登りします。16時前には着きたいと思っていましたが、何とか間に合いました。小屋の夕食のハンバーグが本格的なハンバーグで美味しくいただけましたが、なにせ寝るスペースが寝袋の幅で、寝返りするにも気兼ねをする状況でした。ちょっと残念に感じました。
翌朝は、4時に起床して塩見岳山頂を踏みましたが、登る前には心配していた山頂直下の急坂も何とか無事にクリアできました。山頂からは、本当に綺麗な富士山が眺められました。また、仙丈ケ岳に続く尾根道もはっきりと見えて、機会を見つけて是非歩いて見たいと思いました。この後は、14時25分発のバスに乗るために山頂を後にしましたが、予定した時間で歩けて無事にバスの時間に間に合いました。下山後は、以前から来てみたかった大鹿村の温泉宿で疲れを癒して翌日帰宅しましたが、楽しい山旅となりました。なお、塩見岳は、ピストンする山ではなく縦走する山と強く思いました。
(参考までに)
◇山行記録_2018年(40回)
https://www.yamareco.com/modules/diary/69690-detail-157532
◇百名山登頂記録(93/100)
https://www.yamareco.com/modules/diary/69690-detail-111830
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