黒岳 お鉢巡り (時計回り）

2018年07月23日(月) [日帰り]

• GPS: 11:39
• 距離: 19.7km
• 登り: 1,544m
• 下り: 1,565m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:57
• 休憩: 1:43
• 合計: 11:40

距離 19.7km 登り 1,548m 下り 1,573m

6:20 黒岳リフト五合目乗り場
6:34 6:41 黒岳リフト七合目乗り場
8:08 8:21 黒岳
8:44 8:51 黒岳石室
11:04 11:30 北海岳
11:42 松田岳
12:29 荒井岳
12:33 12:40 間宮岳分岐
12:41 間宮岳
13:05 13:09 中岳分岐
13:34 中岳
13:55 13:58 北鎮岳分岐
14:19 14:22 北鎮岳
14:38 14:43 北鎮岳分岐
15:07 お鉢平展望台
15:45 15:49 黒岳石室
16:15 16:23 黒岳
17:22 17:25 黒岳リフト七合目乗り場
17:39 黒岳リフト五合目乗り場
17:45 17:58 黒岳ロープウェイ黒岳駅（黒岳五合目）
18:00 ゴール地点

天気がよいので、写真撮影を試したく逆光にならないように時計回りでお鉢を巡りました。

7合目のリフトを降りると、営林署のログハウスで登山届けを記入後、急登が待ち構えている勾配61%（約100mで61m登る）土の流れを抑える階段をのぼり息が切れる、この木製の土留め階段も表土が流れ凹みができてのぼりづらい、八合目付近から大きな玉石を踏み越える登山道となる滑らない様に注意肝心、九合目左方向にまねき岩が見え始めて岩より高度が高くなると頂上付近もう少しなので頑張る、さいごの石段を過ぎるといきなり展望が開けて広い黒岳山頂にでる。お鉢平方向の景色は思わず「歓声」がでるほど綺麗でした。（7合目のリフトから1時間40分）
日帰り登山では、ほとんどの人が黒岳登頂で満足されて下山されております。好天ならば、コースも整備されているので、もう少し足を延ばして黒岳石室→雲の平（お花畑）で折り返すのがよいと思いました。

北海川の谷部の雪渓では途中から踏み跡が失われ、進む方向を判断できなくなり迷ったら戻る覚悟で進んだ。反時計回りだと谷が狭まるので迷うことは少ないと思われる。

黒岳への登り返しが体力的に限界を感じた、余裕をもって黒岳石室に泊まるのがよい。ここでは旨い雪渓ビールも販売しているので疲れも和らぐと思う。

天候

層雲峡温泉 曇り お鉢周辺晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

札幌03：00出発 道央自動車道 岩見沢付近で東の空が明るくなりました。
旭川愛別道路比布北まで有料。 これより無料区間となる→ 愛別上川道路→旭川/紋別自動車道路 上川層雲峡ICでおりる→大雪国道/国道39号線を層雲峡方向に進む、層雲峡ロープウエー05：10到着（山方向右側横駐車場無料60台駐車可）
ロープウエー
層雲峡駅 6：00発ロープウエーに乗る（6月1日〜9月30日まで6：00〜18：00 20分間隔）運行　電話：[phone]
個人往復：￥1950
リフト
(6月1日〜9月30日まで6：30〜17：30 ）個人往復：￥600
トイレ
層雲峡駅・ 黒岳駅・ 黒岳石室（バイオトイレ\300)

　

コース状況／危険箇所等

赤石川の渡渉は水量があるため、飛び石の幅も広く転倒注意が肝心！上流の比較的浅い場所を選びズボンの裾を上げて素足、ずり足で渡渉しましたが、雪融け水は冷たい。

北海沢を超えて谷間の雪渓を北海岳に向かう箇所は踏み跡が確認できないので不安でした。目印に置いてくれた石1個が目標かも、天気の良くない日は迷う可能性あり。雪渓を渡り夏道の周辺もテープ等目印はなかった。

石狩岳 トムラウシ山は頂上付近、雲の中で確認できませんでした。
松田岳と荒井岳 付近お鉢に羆がいました、肉眼では黒い物体が動く程度。
昨年もほぼ同じ場所で見ました、棲息場所なのでしょうか。

神奈川県藤沢市から単独で来られた男性は反時計回りでお鉢を一周されておられました、同じ時間で折り返し地点の間宮分岐で休息しておりました。大雪山で江の島や茅ケ崎のお話ができるなんて楽しい、飛行機が苦手で新幹線と在来線を乗り継ぎ旭川に着きましたが、定期バス最終便がないので天人峡温泉送迎バスを利用し天人峡温泉泊、翌日羽衣滝巡りをされたそうです。この方も赤石川の渡渉は素足で渡られました。

その他周辺情報

黒岳の湯 10:00〜21:30　※入館は21:00まで
２階に２つの大浴場と３階露天風呂 通常大人\600ところ層雲峡ロープウエーの当日切符を２階の受付に提示することで\100割引きしてもらいました。
宿： 黒岳の湯隣り民宿　" 民宿 とだて "

※９月の紅葉を見たいので、メールで予約したら返事がなく、電話で問い合わせしました。メールでの予約は承らないとのこと電話では親切に対応して頂きました。7,8,9,10月は１泊１名 \4100（税別込み）です。
今年はすでに紅葉が始まりました、9月10日頃が最盛期かな〜天候にもよりますが…　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2018/8/28　追記

宿の情報転載
１泊１名 \3500（税別）
お部屋でWI-FIをご利用いただけます！！
お部屋は和室又は洋室（シングル・ツイン）となります。
当宿にはシャワー室のみあります。
お風呂は隣接する黒岳の湯（町営温泉）をご利用下さい。
スリッパのまま行く事ができます。
※黒岳の湯の入浴料(￥500)はお客様負担となります。
夜９時まで受付、時間内なら何度でもご利用頂けます。
E-mail : [e-mail]
北海道上川郡上川町層雲峡
�筍娃隠僑毅�-５-３１８９　fax[phone]
泊まりたい民宿です。

層雲峡野営場 協力金￥300⁉　
http://www.walkerplus.com/spot/ar0101s07757/
層雲峡温泉を石北峠方向、大雪国道/国道39号線 3分（1.3 km）左折
山道がある、登り詰めると駐車場、水場、横長のテン場あり
私が2年前ニッセイカウシュツペ山の登山前泊に利用した時は無料でした。
大陸からの観光客が大きな天幕を張っていた。テン場三段目の奥には期間常駐者らしきテントもありました。管理人は駐在していなかった。

写真

7/23 5:54

層雲峡ロープウエイ駅

7/23 6:12

黒岳駅

7/23 6:41

ニセイカウシュッペ山（1883m）

7/23 7:02

リフト

7/23 7:34

黒岳8合目付近の花畑

7/23 7:42

ニセイカウシュッペ山 大槍 アンギラス

7/23 8:06

まねき岩

7/23 8:10

9合目付近

7/23 8:15

黒岳山頂 1984m

7/23 8:26

石室小屋へ

7/23 8:51

黒岳石室

7/23 8:48

石室内部

7/23 8:54

赤石川方向へ下る

7/23 9:00

7/23 9:01

烏帽子岳が見えてきた

7/23 9:01

7/23 9:06

7/23 9:07

赤石川渡渉

7/23 9:20

渡渉後振り返る

7/23 9:27

北海沢

7/23 9:28

北海沢を渡る

7/23 9:56

烏帽子岳 2072m

7/23 10:03

中岳 雪渓にリング

7/23 10:04

北鎮岳 2244m

7/23 10:21

黒岳 1984m

7/23 10:57

北鎮岳へ雪渓を団体

7/23 11:09

中岳断崖下雪渓に環

7/23 11:11

白雲岳 2230m

7/23 11:20

赤岳 2079m

7/23 11:31

旭岳 2291m

7/23 11:46

間宮岳 2185m

7/23 11:51

羆

7/23 11:55

お鉢の羆 （昨年と同じ場所で目撃する松田岳と荒井岳の近く）

7/23 12:08

振り返り 黒岳 北海岳

7/23 12:13

比布 安足間岳

7/23 12:25

凌雲岳 黒岳

7/23 12:25

北鎮岳 鋸岳

7/23 12:30

有毒温泉

7/23 12:44

間宮岳 2185m

7/23 12:51

7/23 12:55

裾合平 沼の平

7/23 12:57

お鉢北側

7/23 13:07

中岳分岐

7/23 13:11

中岳へ

7/23 13:20

烏帽子岳 2072m

7/23 13:31

黒岳

7/23 13:35

中岳 2213m

7/23 13:43

風紋岩

7/23 14:15

7/23 14:15

間宮岳方向の登山道

7/23 14:19

北鎮岳山頂 2244m

7/23 14:20

鋸岳 2142m

7/23 14:23

雲が湧いてきた

7/23 14:51

雪渓をあとに黒岳へ

黒岳登山道の勾配

撮影機器：

FinePix XP50 FUJIFILM

NIKON D3400 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

GPS 笛 コンパス 熊スプレー シェルト ヘッドライト 携帯電話 小型ラジオ 虫よけスプレー 長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） 計画書 筆記用具 ガイド地図（ブック） 常備薬 保険証 タオル カメラ

共同装備

笛 携帯電話

備考

12時間程お鉢巡りに要したので黒岳下山のリフトまでが長く、帰りのリフト終了時間17：30に間に合わせるのに疲労困憊。ロープウエーも始発と最終便にのりました。

感想

kitamaebune

北鎮岳登頂14：20 周辺には登山者の姿がみられなくなり、カムイミンタラ（神々が遊ぶ庭）の雄大な背景にとけこんでいる自分がいました。

ここから、黒岳リフト乗り場までの2時間40分は駿足、リフトに乗り遅れたら麓まで歩かねばならないから大変です。

17：30最終のリフト時間にギリギリセーフでした。

ロープウエーの最終18：00で層雲峡駅に下山した。

下山後は黒岳の湯で疲れを癒し札幌まで安全運転で帰宅しました。

次回は黒岳から赤岳銀仙台コースを歩きバスで黒岳へ戻ることも計画してみたい。