赤岳主稜
コースタイム
天候 | 曇り〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
文三郎途中から雪がついていました。 岩の上に雪が乗っている状況のため、ところどころ悪いセクションがありました |
写真
感想
前夜の八ヶ岳PAは空気が生暖かく、美濃戸口でも氷点下になる気配がない。
どう考えても車で行けるので、念のためタイヤチェーンをセットして、翌日は美濃戸まで車で上がることにして就寝。(結局いらなかった。)
翌日4時起床、4:40に美濃戸口を出発し、美濃戸で準備をして出発。
行者小屋の手前でやっと雪が出てくる。文三郎の階段の途中でアイゼンをつけて主稜取り付にトラバース。なんとなく取りついたが、雪のつき方が甘い部分があり、いきなり緊張する。
チョックストーンは胎内くぐりができる状況だったので、ここでザイルをつけて登攀開始ここら辺では雪は少ないながらもあり、すっかり雪山の様相。天気は風はあるものの、回復傾向が見える。パーティーを分けて釣瓶で登る
1P
先行パーティーは見えない場所まで行っていた。
胎内くぐりからくぐった穴を越えて、簡単なリッジを回り込んでピッチを切る。
2P
ビレイ点から直上は難しい。左に回り込んで上がったところでビレイ。
3P〜5P リッジ
ところどころポイントがあるが、(残置ハーケンあり)、アイゼントレとか雪山経験があれば問題ないレベル。
6P
核心、イケさんは右にクライムダウンしてから急雪壁を登って、本ルートに合流してから弱点をついて登る。途中残置ハーケンでのランニング1本のみ。(カム渡したのに…)(危険だからやめましょう。)
フォローでもスノーバー(今回は持っていかなかったし、正規ルート上ではないけど)とカム2本ぐらいは取りたいなあ。最初の支点がペツルだったのでそこだけは安心ですが。
Mはそのままあっさりリードうーむやりますねえ。
7P〜10P ロープをたたむのもめんどくさかったので、後続と離れないようにしながらつるべでサクサク登って終了。
山頂は風はややあるものの、快晴でかなり遠くまで見通せた。山は真っ黒だったけど…
後続にずいぶん遅いスタートのパーティーとショルダー途中のパーティーがいて気になったが、
すたこら赤岳山頂から降りて、車に乗って鹿の湯で風呂に入って、渋滞なしで帰京した。
【コメント】
雪山はじめだが年末山行のトレーニングと考えると時間がないので、雪がなくても登れるだろう赤岳主稜を監督つきで計画。雪がないと言われようと12月の八ヶ岳は十分に雪山でした。雪山スイッチが入った感じです。チャレンジアルパインは3~5時間ってあったけどやはり結構かかりました。
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