忘年登山2日目 弥十郎岳
コースタイム
天候 | くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
登山口からしばらく林道が続きます。
苔の美しい、雰囲気のある林道です。
両側にところどころ建物の跡のような平たくなったところがあります。
このあたりには49院と7堂の大伽藍があったそうで、たくさんの僧たちが
修行に励んでいたということです。
このあたりの曽地という地名ももともと僧地であったとも。
それも明智光秀が八上城主波多野氏を攻めたとき城に兵糧を入れようとした
この院の僧が発見されたためすべて焼き払われてしまったそうです。
林道から登山道へ入っていきます。
さすがに紅葉というわけにはいきませんが、落ち葉が降り積もった
晩秋の気持ちのいい道が続きます。
またけっこうな急登なところもありあきさせません。
岩場道と迂回路の分岐があり、今回は迂回路をとりましたが
岩場道をとっても面白そうです。
登山道そばに巨石もあり岩の山という一面もあるようで
岩場道というのもそそられます。
そしてもう少し行くと洞窟に出会います。
弥十郎ヶ岳の名の由来となったといわれるところで、
弥十郎という山窩がすみついていたとか・・・。
後で聞いたのですがこの洞窟の前に伸びる木の根が
洞窟に入っていく白蛇に見えるとか、いろいろいわれがあるようです。
洞窟から少しで山頂へたどり着きます。
八上山や篠山市街、そしてその向こうの多紀連山への眺めは圧巻です。
下山ルートは登りの谷道のすぐ北側の尾根道をとりました。
火ともし山からは直線的ルートで畑市への分岐地点を目指しましたが
わずかの角度のずれで畑市方面へ下ったところへ出てしまい、
少し登り返すことになりましたが落ち葉だらけの斜面を下って行くのは
なかなか楽しい道程でした。
登山口ですでに標高250mほどあり、頂上まで高さ的には500mもない登山ですが
すごく興味深い山でした。
反対側にもルートがあるようだし、またぜひ登ってみたい山です。
下山後は登山口にあるピザ屋さん"クワモンペ"でピザパーティ、
8種類のピザを次から次へといただき、お腹いっぱいでした。
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