三ツ峠 (…道間違え下山。。しかも気付かず)
- GPS
- 05:01
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,230m
- 下り
- 543m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り;14:24富士急行河口湖駅発大月行き→15:23大月駅 15:47大月駅JR中央線高尾行き→16:31高尾駅16:34東京行き |
コース状況/ 危険箇所等 |
・八十八大師あたりから積雪があり、凍結箇所もありましたが危険というほどでもないです。 ・富士見山荘前から山頂はぐちゃぐちゃでした。 ・御坂登山道は雪道です。 アイゼン装着まではいきませんでした。急斜面ではないのでスローモーションのように1回滑りました。サクサクが少し凍結していた、という状態でした。 ・トイレは三ツ峠駅では気がつきませんでした。 約10分歩いた先のグリーンセンターにあります。 ベンチもついた綺麗なトイレです。 山頂トイレは閉鎖されていました。三ツ峠山荘のトイレは使用出来たかもしれませんが確認していません。 ・御坂口駐車場にトイレありました。 |
写真
感想
火曜日、晴れ予想。
慌ただしい毎日が続き、前日夕方思い立って三ツ峠へ。
河口湖駅からのバスはもう運行されていない、
ヤマレコユーザーさんの情報で三ツ峠駅から行って御坂から黒岳経由で河口湖駅に下りられるコースが魅力的でしたが、mmm…、
日没と体力が心配なので山頂からは木無山、富士山展望、霜山、河口湖へ下りる、ということにしました。
往きの中央線、朝ぼらけのなか富士山はすでに美しい。
大月駅で下車したら寒い寒い !!
10分の待ち合わせがありましたので、においに誘われて考えるまもなく駅蕎麦へ。
かけそば、これがまた熱い熱い !!
も、フーフーして食べて、切符購入してギリギリで富士急行線に乗車しました。
富士山がぐんと大きく近いです。
三ツ峠駅のホームからの富士山はびっくりする位眼前で、裾野までスラーッと見えて、近くまで来たんだなぁといいいますか、遠くまで来たんだなぁといいますか。
…でもって、こういう圧倒的な姿を写真に撮っていない、あ〜あ。
駅からは親切な道標があり、曲がり道も迷うことはありません。
グリーンセンターから先、桜の時期はさぞや、と思わせるような残念ながら今は寒々とした傾斜の静かな舗装道路が続きます。
1台のタクシーに追い越されましたが、すぐ先の広い駐車場で若者4人グループが下車。
途中、下の方で声が聞こえましたが山頂でも合流しませんでした。
サクサク、ジグザグ、
雲ひとつない冬晴れの日、名所旧跡が多いので楽しみながら高度を上げていきます。
枝の向こうに富士山は間近に見えます。
ビュースポットもいっぱいありますのでその度に立ち止まるのではかどりません。
七合目(ナンチャッテ)位に横に雲がたなびいてきたので山頂で隠れられたらえらいこっちゃと思い、うっとり時間はほどほどにして進みます。
都内でも雪、降りましたものね。
1500m越えた辺りから雪が残っていて、本日初めて既に下山の男性一名とすれ違いました。
山荘が見えたらもうちょっと、です。
そういえば犬の泣き声が聞こえたけれど?
どこかにいたのかなあ。
富士見山荘の前からガリバー木段を経て山頂までは避けようもないぐっちゃんぐっちゃんです。
ひと組、なるべく固そうな足元を探して下りられていました。
町から見えた光る何か、はNHK、他の中継基地施設だったのですね。
山頂はちょうど正午頃で見事な逆光。
写真は早々にあきらめ、ザックを置いてオニギリを出します。
山頂はひと組の方達がいるだけでしたが、ほどなく男女4人グループの方々が到着。
今日は寒いかと思ってカップ味噌汁を持ってきましたので準備していたら私の頭の上で
「あれが北、あれが塩見、あらがホラ、鳳凰だ、で、あれ、八ヶ岳だ」
わたしの座った上が山座同定表だったのですね…
単なる休憩場所でもなく、お立ち台でもなく。。。
わたしも立ち上がって、どれどれ、と覗き込みます。
グループの女性が
「あらあらごめんなさいね、頭の上でごちゃごちゃうるさかったでしょ」
いえいえ、とんでもございません、
御坂、黒岳、十二ガ岳、河口湖、西湖も見えます。
南アルプスは山頂は綺麗に冠雪しています。
ぐるっと回って、あれが甲武信ケ岳、かなぁ?
伺うと、4人グループさんは
「駐車場から来た」とのこと。
ダルマ石の駐車場からですか、と尋ねるとグループの男性が
「御坂の駐車場」ということで、わたしは三ツ峠駅からです、とお話する。
道の状況とか聞かれたので伝えて(といってもこの方たちはピストンですが)、ではお先に失礼します、と言ってぐちゃぐちゃ道を下り始めました。
先に到着していらしたひと組さん達もわたしのすぐ後を下りて来られて
「三ツ峠駅から歩いてきたんですか、遠かったでしょう、途中で追い越したんですよ」
と仰る。
あら、そうだったんですか?
タクシーしか記憶にないので、かなり手前のことかな。
お二人はもちろんダルマ石駐車場へ下りられ、わたしは河口湖へ下りるので、ではここで、と山荘の前で分かれました。
ご親切にも地図を出して下さって木無山は、そちらですね、と確認してくれました、
のですが。
道標も木無山、
だったのです、
が。
ゆるい傾斜のタイヤ跡の残る道いっぱいに雪が残っています。
カチカチに凍ってはいないので滑りそうな箇所だけは気をつけて、いつものように( ?! )足早にトットコ下ります。
霜柱をストックで突っついたり、カーブはサクサク雪の巻き道(?)を行ったり、富士山ビューポイントを目指します。
変化のない道を下りると駐車場があり、何台も停まっています。
そこのトイレを使用していると声が聞こえて外に出ると先ほどの4人グループさんでした。
あれ?
みさかの駐車場 ? まさか !!
…
御坂峠、天下茶屋、黒岳、そりゃ行ってみたいなーとは思いはしましたよ、でもここからまだ6時間かかること知っていましたし、よしんばこちらに来てもバスは運行していないこと知っていましたよ。
…ご親切にも同乗させて下さいました。
雪道はまだまだ続き、女性も
「ほらー、まだこんなに距離あったわよ〜、何かの縁ねー、山頂で会ってなかったらこうはいかないわよ〜、あなたも、いい運持ってるのよ〜」
となぐさめてくれる。
伺うと、千葉から来られたけれどお一人の女性は大阪からみえてるとのことです。
何年か前にフランスでお会いして意気投合してお付き合いが始まり、4人のうちお二人は百名山も既に登られた、とのことでした。
激しく落ち込んでいるわたしに、両神山で迷ったお話をして下さったり、今日は帰ったらこれから忘年会、よかったら参加しませんか、アッハッハ、東京じゃ無理かぁ〜、と明るく接してくださいました。
河口湖畔の富士山はすっかり雲に覆われていました。
お礼を述べて駅で降ろしていただきました。
わたしも、これから親切な人間になろう !!
富士急行線が大月駅に着いた時、車内でまだお休み中の女性がいらしたので、声掛けて起こしてあげました!!
…って、電車がホームに入るまで爆睡していた私で、私も折り返すところでしたが。
…もしかしたら大変な事態になっていたかもしれないのに、眠るワタシもどーよ。
21399歩。
トホホホホ歩。
この季節1785Mの三ツ峠山は、残雪ありますね
ふもとの富士急の駅から、富士山よく見えて、山頂から富士山がイマイチのパターンも結構ありますね
デジカメ なら、どんどん撮り、後で削除すれば後悔しないと思いますよ
富士急の電車は、凝っていてキャラクターの電車も多くて楽しいですが、さいふには厳しい
富士急、
そういえば帰りの車両がレトロだったような…。
頭の中しっちゃかめっちゃかで、何を隠そう河口湖駅から慌てて大月駅行きに乗った電車が少しして停車したら、BGMのメロディーが♪富士山♪
どれだけ驚いたか!
ああいう列車ダイヤってなんていうのでしょうね?
猛省しながら電車に揺られていましたが、車窓風景良し、眠り心地良し、のお値段なのかもしれませんね。
こんばんは、楽しく読ませてもらいました!
今年の正月に、miketamaさんが下りる予定だった河口湖から登って三つ峠駅に下山するルートで三つ峠山を登りました。
ルートミスはたまにやりますが、全く別の場所に下りたら頭が真っ白になりそうです。親切な人に巡り合えてよかったですね
三ツ峠では、「間違えた!どうしよう!?」
と青くなったそのすぐあとに救って下さったのでコトの重大さが頭の中で整理されていなく、後日ゾゾゾーっとしました。
なんで間違えたのか。。
現場検証に行かなきゃ、と思っています。
でも以前奥武蔵の天狗岩の中で迷って、そのあと行った時、なんで迷ったか分からずじまいでした。
でも本当に親切な方がいて感謝して、忘れられません。
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