(笹子駅)⇒笹子雁ヶ腹摺山⇒米沢山⇒お坊山⇒(甲斐大和駅)


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,159m
- 下り
- 1,141m
コースタイム
⇒13:05 大鹿峠⇒14:20 景徳院⇒15:00 甲斐大和駅
【行動時間 7時間20分】
天候 | 快晴 (朝は寒かったー) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
高尾駅で再度乗り換え(6:42発)〜笹子駅に7:33に着きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・北面の斜面は凍っているところがあり、滑るので慎重に。アイゼンは必要ありませんでしたが、 ザックには入れていきました。 ・腹摺山からお坊山まで、思った以上にアップダウンがありました。 ・笹子駅付近にはコンビニはありません。甲斐大和駅の近くにセブンイレブンあり。 |
写真
感想
11月に「本社ヶ丸」に登った際に(http://p.tl/GRQW)、中央線の北側の山にも登
りたいなーと思い、
今回は、いつもの相棒に加え、学生時代の同級生も参加しての山行となりました。
御茶ノ水駅で中央線の各駅停車の電車に乗り換え、ここでH君、S君と合流します。
新宿駅からはたくさんの人が乗ってきます。足の長い黒人女性が乗り込んできました。
ヒールの高い靴を履いているので、お尻が他の人の胸のあたりにあります。一緒の白人
男性も足が長く、座って足を延ばすと向かいに座っている人にとどいちゃいそうです。
二人はたぶんモデルだなぁと妄想します。
明るくなった高尾駅で乗り換えます。始発電車ではありませんでしたが、難なく
座れました。朝食におにぎりを1ヶ食べます。
H君と話しているとあっという間に笹子駅に到着(7:33)。トイレに行ってから出発
しました。まずは国道を甲府方面に歩きます。天気は上々で風もありませんが、寒いこ
とこのうえないです。0度近いかなー? 軍手では手が冷たいほどです。
30分ちょっと歩いて、橋を渡ると登山口です。笹子峠には行かず、笹子雁ヶ腹摺山
に直接登る道に向かいます。2万5千分の一の地図には載っていませんが、標識がある
ので大丈夫。途中から尾根上の道になります。陽が当たると暖かくなってきたので、
フリースを脱ぎます。道は、ほとんど休みなく急な登りが続き、アキレス腱の付け根が
痛くなるほどです。しばらく登ると、清八山方面から、富士山の頂上がにょっきりと見
えてきました。意外と近くに見えます。登るにつれて、木立の間から見える富士山が大
きくなってきます。やがて、行く先に反射板の鉄塔が見えてきます。ここまで登ると、
頂上はすぐそこです。2時間弱で笹子雁ヶ腹摺山の頂上に到着。誰もいません。南アル
プス、特に雪をかぶった白根三山がはっきりと見えて感激です。振り返ると富士山も見
事です。ここは、秀麗富嶽十二景に指定されているところですから当然かなぁ。
「すばらしい景色だなー、やっぱり来てよかったなー」。写真を撮り合ってから、米沢
山に向かいます。お坊山までが見渡せますが、けっこう登り下りがありそうです。
いったん大きく下ります。北面の斜面にはうっすらと雪が残り、足元の道は凍ってい
て滑るので、注意が必要です。何度かアップダウンを繰り返し、後半は一部鎖場の急登
になります。これは意外と疲れました。一時間ほど(11:10)で米沢山の頂上に着きま
した。ここにも誰もいません。頂上は少し広いので、奥のほうにシートを引き、大休止
です。本日の麺エベント、「鍋焼きうどん」の登場です。ガスコンロで3分間煮込んで
出来上がりですが、気温の低い時に食べる暖かいうどんは最高です。「うまいっ!」。
デザートはカップ汁粉。熱湯を入れて1分で出来上がり、フーフー言って食べます。
「うまいー!」
うどんを食べていると、単独の年配の男性が1名。カップルが一組。男性2名のグル
ープが我々と同じ方向からやってきました。カップルと男性は少し休んで先(お坊山
方面)に行ってしまいましたが、残った男性グループに
「南アルプスがきれいですね。これからどちらに行かれるのですか?」
「(大鹿)峠から景徳院に下りる予定です」とのこと
「では、我々と同じですね」
先週は、本社ヶ丸に登った時も南アルプスがきれいだったとのこと
40分ほど頂上にいましたが、シートをたたんで、我々が先に出発します。またまた、
いたっん下って、お坊山へ登り返します。40分ほど12:30にお坊山着。頂上で、同期2
名の写真をS君に撮ってもらいます。(同期っていいね!)
さて、ここからは下りになります。分岐の標識からは北斜面になり、雪が残っている
ので、滑らないように注意して下ります。やがて、傾斜の緩い歩きやすい下りになり、
大鹿峠に着きました。ここからは笹子駅方面に下る道、大鹿山に続く尾根道、景徳院方
面へ下る道に分岐します。我々は、景徳院へ向かいます。一番左の道をいったん登り、
送電線鉄塔の手前から下りになります。明るい尾根道で、気持ちがいいです。しばらく
下るとH君が膝にきたようで、歩みをゆっくりに変えます。落ち葉が積もっていて、気
付くと登山靴がきれいになっていました。落ち葉の靴磨き屋さんですね。おまけに無
料(笑)。
やがて、大和の街並みが見えだすと、尾根から外れて暗い杉林の中を降りていきます。
すると氷川神社に出て、鳥居をくぐると街の中です。民家の中庭のようなところに出ます。
家のおじさんに挨拶をして、登山口です。そのまま、景徳院に見物を兼ねて参詣します。
黄色い柿が青空に映えていて、絵になります。
景徳院を出て、甲斐大和駅に向かう道に出ると米沢山の頂上で一緒になった男性2名
が下りてきて、先に行ってしまいました。バス停がありますが、そのまま駅に向かって
歩きます。景徳院から30分ほどで駅に着きました(15:00)。途中、缶ビールを購入す
べくコンビニを探しますがありません。結局、駅の近くの自販機でサッポロビールを購
入しましたが、駅の目の前の国道沿いにセブンイレブンがあり、サントリーのプレモル
(500ml)をH君?が買ってきてくれて、15:30発の電車の中で宴会の開始。
大月で特急かいじに乗り換え、さらに笹一酒造の地酒で酔っぱらって帰ったのでした。
【感想】
・朝は寒かったー。その後、陽のあたる所は暖かかったですが、日陰になるとやはり寒
いよー。モンベルのジオライン(ミドルウエイト)のタイツが役に立ちました。
・雁ヶ腹摺山からお坊山まで、思った以上にアップダウンがありました。
・富士山の冠雪はばっちりでした。やはり十分に冠雪した富士山はきれい。
・今回は、笹子駅から甲斐大和駅までの歩き。
・帰りは電車内で宴会。満足できた山行でした。
・H君、今度は愛鷹山に登って、南から富士山を眺めましょうね!
15:30 甲斐大和駅発
16:01 大月駅発(特急かいじに乗り換え)
17:07 新宿駅着
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