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Yamareco

記録ID: 157558
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳(権現岳)

2011年12月23日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:19
距離
12.0km
登り
1,455m
下り
1,455m

コースタイム

06:55天女山ゲート〜07:12天女山07:12〜07:25天の河原07:33〜09:22前三ツ頭09:30〜10:13三ツ頭10:16〜11:36権現岳12:04〜12:45三ツ頭12:45〜13:13前三ツ頭13:26〜14:52天の河原14:52〜15:01天女山15:01〜15:14天女山ゲート
天候 曇のち快晴!
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天女山ゲート前駐車場(無料)
06:30時点でマイナス6度。
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
天女山駐車場にあり。

【コース状況】
アイゼンは権現直下から使用。ピッケルは未使用。

●天女山登山口〜天女山
ゲートから10mほど進んだ左手に登山口。
積雪はなし。

●天女山〜前三ッ頭
天の河原を過ぎてしばらくは平坦な道が続く。
壊れた木のベンチを通過してから、登りがキツくなり始め、
前三ッ頭に近づくにつれて、斜度は増していく。
雪は少ないが凍結しているため、ロープが張ってある急登エリアの
特に下りはかなり滑りやすく慎重に進む必要があったため、
時間がかかりました。
日の出後すぐにガスに覆われていたが、前三ツ頭直下で
青空が広がり一気にテンションアップ。

●前三ッ頭〜三ッ頭
稜線と樹林帯を出たり入ったりしながらアップダウンをして高度を上げる。
積雪量は10〜20cm程度。
ウェア類は完全冬山装備。

●三ッ頭〜権現岳
最後の登りでトラバース&急登の岩場があるため、最後の樹林帯で用心のためアイゼン装着。
しかし、積雪量が少なく夏道が使えたため、雪が多い時期では危険箇所も通る必要はなく、
結果的にアイゼンなしでも大丈夫な感じ。積雪量は10〜20cm程度。
風速は5〜10m程度。ピタリと止まる時もあった。

【温泉】
甲斐大泉温泉パノラマの湯(700円)
お湯がぬるめで長い時間浸かることができて良い。

登り始めはそこそこの天気。
登り始めはそこそこの天気。
前三ツ頭までの道中、どんどんガスに覆われて行く。
前三ツ頭までの道中、どんどんガスに覆われて行く。
しかし!なんと前三ツ頭直前で青空が。
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しかし!なんと前三ツ頭直前で青空が。
前三ツ頭到着。南アルプスが
前三ツ頭到着。南アルプスが
中央アルプス。
次に向かう三ツ頭。
次に向かう三ツ頭。
編笠山も北斜面にだけ雪が付いている。
編笠山も北斜面にだけ雪が付いている。
そしてようやく富士山も雲の中から姿を現し始めた。
そしてようやく富士山も雲の中から姿を現し始めた。
南アルプス。
ギボシがチラッと。
ギボシがチラッと。
ズドーンと三ツ頭から。
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ズドーンと三ツ頭から。
予想外の好天にテンションアップ。
予想外の好天にテンションアップ。
これから登るルートも見えている。
これから登るルートも見えている。
権現、旭岳、赤岳。
権現、旭岳、赤岳。
頂上直下の鎖場。後ろに三ツ頭、そして富士山。
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頂上直下の鎖場。後ろに三ツ頭、そして富士山。
権現岳到着。抜けるような青。
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権現岳到着。抜けるような青。
頂上標とギボシ。
頂上標とギボシ。
右から、赤岳、横岳、硫黄岳、阿弥陀岳。南八つのオールスター勢揃い。
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右から、赤岳、横岳、硫黄岳、阿弥陀岳。南八つのオールスター勢揃い。
富士山横位置。
富士山縦位置。
南アルプス。この日は北岳、甲斐駒、仙丈がどこからも良く見えていた。
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南アルプス。この日は北岳、甲斐駒、仙丈がどこからも良く見えていた。
中央アルプス方面。
中央アルプス方面。
金峰山と瑞牆山。
金峰山と瑞牆山。
妙義山、赤城山方面。
妙義山、赤城山方面。
ギボシの奥に北アルプス。北アルプスも☀。
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ギボシの奥に北アルプス。北アルプスも☀。
赤岳と真教寺尾根。
赤岳と真教寺尾根。
真教寺尾根と県界尾根。
真教寺尾根と県界尾根。
下山です。
三ツ頭と富士山。
三ツ頭と富士山。
三ツ頭直前。圧巻の景色。
三ツ頭直前。圧巻の景色。
気持ち良く下る。
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気持ち良く下る。
前三ツ頭で最後の休憩。
前三ツ頭で最後の休憩。
景色が良いので下山も楽しい。
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景色が良いので下山も楽しい。
最後まで好天でした。
最後まで好天でした。

感想

●クリスマス寒波で山は大荒れとの予報の中、撤退覚悟で少しでも南の権現岳へ。
●日の出直後はまあまあの天気だったが、前三ツ頭までの道中でガスに覆われ始める。
「やっぱりダメか。せめて三ツ頭までは行きたいなぁ」と思いながら登っていたが、
なんと前三ツ頭直前でグングン青空が広がり始め、思わず大声を出してしまう。
●ここからは俄然テンションアップで稜線歩き。風はあまり無かったが寒さは結構なもの。
●結局下山するまで完璧な好天に恵まれる結果に。たまにはこういうことも無いと…。
●今年の1月中旬に同じコースを登っているが、その時に比べてまだまだ全体的に雪は少なかった。
●下山後、天気予報を確認すると翌日も好天が続くとのこと。三連休ということもあり、
急遽諏訪に宿をとり、翌日は霧ヶ峰散策を計画。

勝手がなんとなーく分かってきた(?)3回目の雪山。
認めたくないけど、自分の体力の無さにもあらためて気付かされる。

大仰な装備に、一歩間違えれば大きな事故につながる緊張感。
重い冬靴で雪に足をとられ、寒いというより痛いくらいの冷たい空気。
ひぃひぃ歩きながら、「あったかいベッドが恋しい・・・」なんて想像してしまうことも。

でも。
雪山じゃなければ経験できないこと、見られないものがたくさんある。
おんなじ山のはずなのに、雪山は無雪期の山とはぜんぜん違う場所。
まったく違う場所に来たみたいな感覚になる。
樹林帯は小さなムシ一匹もおらず、シンとしているし、
太陽がちらっと見えるだけでカラダが暖かくなり、
「わぁー!」と、気持ちまで踊ってしまう。

今回は、まさにそんな気分になれる山行になった。
テレビやネットで寒波だ、大荒れだ、なんて
あちこちで言っていたもんだから、直前まで行くのを迷った。
だけど思い切って行ってみたら、歩けば歩くほど天気がよくなっていく!
寒さはハンパないけど、足も重いけど、気分は軽々に〜。

次回の雪山は年末(ってすぐだ!)。
晴れるといいなー。


【装備memo】
ハードシェル(アウター)
ミッドレイヤー
ベースレイヤー(貼るホカロン)
毛糸の帽子
バラクラバ
フリース生地のマフラー
サングラス、ゴーグル
手袋(オーバーグローブ、インナーグローブ1、インナーグローブ2)
オーバーパンツ
発熱タイツ1
発熱タイツ2
冬靴

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コメント

おはようございます。
私の記録へ、書き込みありがとうございます。

何人かの方々にお声をかけていただいたので、心配でコメント差し上げられないでおりました。

天の河原でお声をかけて下さった方々と分かり喉のつかえががとれた気分です。

あの日登ったのは半分くらいがヤマレコユーザーさんの様で、改めてビックリしています
2011/12/30 7:43
citrusさん、あけましておめでとうございます
こちらこそありがとうございます

ほんと、山でお会いした方がヤマレコユーザーさんって分かると、
再会できたような気分でうれしビックリですよね。

citrusさんと昨年お会いできたのも何かの縁、
今年もよろしくお願いしますっ
山行も楽しみにしておりま〜す。
2012/1/2 21:41
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