乾徳山 悪天候で8の字周回に


- GPS
- 06:58
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,199m
- 下り
- 1,251m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 6:57
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・駐車場側に乾徳山登山口というバス停があります。 山梨交通と山梨市営バスではバス停が違うので要注意。 ・登山口までは林道を30分歩きます。山と高原地図では20分となっています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
乾徳山山頂までは特に目立った急登も無く、なだらかに登って行きます。ですが、先日の台風の影響で木の枝や葉が散乱し、倒木もあり、意外と足に負担がかかります。 岩場は通過に困る所はありませんが、濡れていると滑りやすいので慎重に。 山頂直下の鳳岩は高さ20mもあるそうです。最初の3〜4m位が気合いと腕力を要します。そこを越えると掴める部分があるので三点支持で。迂回路があるので帰りは安心です。 迂回下山道から高原ヒュッテまでは破線ルートです。ガレの下りは大変滑りやすく危険です。悪天候時はピンクテープが見えにくいので慎重に。 |
その他周辺情報 | トイレは乾徳公園内にあります。 |
写真
感想
天気予報とにらめっこ。奥秩父ならそう崩れる心配はなさそうと、ギリギリまで大菩薩と迷ってましたが読みが外れました。
登山計画では、黒金山ー大ダオの周回を予定していたので早めの出発。
どんよりとした曇空から早くもルートの変更を頭に入れながら歩く。
なだらかな登りだけど、散乱している木の枝や杉の葉が足にまとわりついたり、濡れている石が隠れていると更に滑りやすく、思っている以上に足に負担がかかる。
国師ヶ原を過ぎてガスが濃く、強風に絶望を感じ始める。
それでも鎖場が出始めるとアスレチックな雰囲気に心躍る。天候の良い秋にはまた歩いてみたいと思えた。
鳳岩は想像以上の迫力。幸いにもこの岩だけは全く濡れていなかった。
最初の3〜4mが核心部。わずかな足掛かりと鎖に神経を集中させる。気合いと腕力、それしかない!そこを乗り越えると掴める所があるので三点支持でいける。
登りきったところが山頂だという所がこの山の素晴らしい所。この岩を登り切った安心感と重なって喜びもひとしお。
休憩しているとたまに青空が覗くこともあったが眺望は期待できず。
風も強いので黒金山へ行くのは止め、迂回下山道を回る事にした。
今日の登山者は皆ピストンで下りて行った。正解!
笠盛山方面に進むと、ここも少しだけアスレチックゾーンで得した気分。
黒金山方面と徳和方面への分岐は分かりやすく標識あり。
山と高原地図には迂回下山道としっかり明記してあるにもかかわらずこの?マークは何かと疑問に思っていたけど・・
ガレの下りは本当に危険だった。滑る滑る。薄い板状の石に乗るとサーフボードの様に(※イメージです)その板がスルー―っと何m先にも滑り落ちていく。とてもじゃないけどこの道(?)は歩けない。で、ちょっと外して歩くとアレ?道無くなった。
おまけに雨がザーザー降ってきて視界が悪く、数少ないピンクテープが見えなくなった。まずい。慌ててガレの道を探す。外したのはほんの数メートルですぐ修正できたのだけど。踏み跡らしきものは全くなく、とにかくガレの道らしきものを追っていくしかなかった。これを2,3回繰り返し、やっと普通の道が出て来た時は心底ホッとした。
高原ヒュッテに着くと大勢の人が雨宿りしていた。みんなも天気予報期待してたのかな?
帰りは道満尾根へ。雨が止み、大菩薩方面に青空が。あー失敗した!(笑)
まあこれも貴重な体験。
今度は秋晴れの、大ダオの笹が枯れている頃に周回したいと思った。
コメントありがとうございました。
山頂では、いろいろ教えていただきましてありがとうございました。教えていただいた8の字周回も歩いてみたかったですが、お二方以外登って来られる方がいませんでしたので迷惑をかけないと思い、鳳岩を下降しました。その後扇平までかれこれ強い雨でした。雨の中多くの皆様が登ってこられました。
いつかまた、お会い出来たら、 よろしくお願いいたします。
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