7時ちょっと過ぎに登山口をスタート。すでに登山口付近の駐車場には多くの車が停まり、登山者が続々と入山していく。
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7時ちょっと過ぎに登山口をスタート。すでに登山口付近の駐車場には多くの車が停まり、登山者が続々と入山していく。
登山道はいきなり下り坂から始まる。
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登山道はいきなり下り坂から始まる。
もちろんいつまでも下っているわけはなく、しばらくすると登りに転じる。まずは前山を目指して登っていく。今朝方の冷え込みで一気に紅葉が進んだような気がする。
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もちろんいつまでも下っているわけはなく、しばらくすると登りに転じる。まずは前山を目指して登っていく。今朝方の冷え込みで一気に紅葉が進んだような気がする。
前山を過ぎ、少し下ると今度は杉ヶ峰へと登っていく。今日のコースはこのような感じで緩いアップダウンをくり返しながら進んでいくパターンだ。
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前山を過ぎ、少し下ると今度は杉ヶ峰へと登っていく。今日のコースはこのような感じで緩いアップダウンをくり返しながら進んでいくパターンだ。
登山道も歩きやすく整備されており、ストレスを感じず登れる。
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登山道も歩きやすく整備されており、ストレスを感じず登れる。
青空に紅葉が映え、目にも楽しい山歩き。こうなると俄然テンションは高くなる。
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青空に紅葉が映え、目にも楽しい山歩き。こうなると俄然テンションは高くなる。
緩く長い登りを終えると杉ヶ峰のピークに出る。人工的に均したかのような、綺麗な平坦地形だ。
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緩く長い登りを終えると杉ヶ峰のピークに出る。人工的に均したかのような、綺麗な平坦地形だ。
杉ヶ峰のピークに立つと目指す屏風岳が間近に見えてくる。その手前には芝草平という湿原も広がっている。
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杉ヶ峰のピークに立つと目指す屏風岳が間近に見えてくる。その手前には芝草平という湿原も広がっている。
間近に立ってみると結構規模の大きい湿原であった。花の季節は色々な花が期待できそうである。
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間近に立ってみると結構規模の大きい湿原であった。花の季節は色々な花が期待できそうである。
なだらかで広々とした風景は八甲田や八幡平を思い起こさせる。
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なだらかで広々とした風景は八甲田や八幡平を思い起こさせる。
初めての山なのに、どことなく既視感を感じるのは慣れ親しんだそれらの山に風景が似ているからだろうか。
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初めての山なのに、どことなく既視感を感じるのは慣れ親しんだそれらの山に風景が似ているからだろうか。
芝草平を過ぎると道は三度登りとなる。登りと言っても勾配は緩く整備も行き届いているので歩きやすい。
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芝草平を過ぎると道は三度登りとなる。登りと言っても勾配は緩く整備も行き届いているので歩きやすい。
周囲の紅葉を愛でながらゆっくり歩く。
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周囲の紅葉を愛でながらゆっくり歩く。
平坦な地形なので、いまいちどこが山頂なのかわからない。なんだか広場みたいなところに出たな〜と思ったら、そこが山頂だった。山頂は矮化木に囲まれていて、あまり眺望は良くない。かろうじて宮城側の景色が見える場所がある。
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平坦な地形なので、いまいちどこが山頂なのかわからない。なんだか広場みたいなところに出たな〜と思ったら、そこが山頂だった。山頂は矮化木に囲まれていて、あまり眺望は良くない。かろうじて宮城側の景色が見える場所がある。
さっきまで見ていた北西側のなだらかな斜面とはうってかわって
屏風岳の南東面は深く切れ落ちている。これは昔の爆裂火口の跡らしい。
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さっきまで見ていた北西側のなだらかな斜面とはうってかわって
屏風岳の南東面は深く切れ落ちている。これは昔の爆裂火口の跡らしい。
色づいた水引入道も見える。ピラミタルな山容は登山意欲をそそられる。時間と体力に余裕が有れば、帰りに立ち寄るのも良いかも知れない。
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色づいた水引入道も見える。ピラミタルな山容は登山意欲をそそられる。時間と体力に余裕が有れば、帰りに立ち寄るのも良いかも知れない。
時間も体力もまだまだ余裕がある。ここで引き返すのはもったいない。次の南屏風岳に向かうことにする。
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時間も体力もまだまだ余裕がある。ここで引き返すのはもったいない。次の南屏風岳に向かうことにする。
屏風岳の山頂を出発するとすぐに景色が広がりを見せる。
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屏風岳の山頂を出発するとすぐに景色が広がりを見せる。
殆ど高低差の無いフラットな道を進んでいく。
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殆ど高低差の無いフラットな道を進んでいく。
南屏風岳が見えてきた。その斜面は鮮やかな紅と濃い緑に彩られ素晴らしいの一言だ。切れ落ちた斜面がその紅と緑のコントラストをスッパリと切り取っているのも印象的だ。
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南屏風岳が見えてきた。その斜面は鮮やかな紅と濃い緑に彩られ素晴らしいの一言だ。切れ落ちた斜面がその紅と緑のコントラストをスッパリと切り取っているのも印象的だ。
南屏風岳のさらに先には不忘山が見える。蔵王縦走路の南端の山だ。行けそうならあそこまで行ってみる…か?
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南屏風岳のさらに先には不忘山が見える。蔵王縦走路の南端の山だ。行けそうならあそこまで行ってみる…か?
相変わらず平坦で歩きやすい道である。南屏風岳に向けて緩やかに登っているのであるが、登りであることを感じさせないくらいだ。
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相変わらず平坦で歩きやすい道である。南屏風岳に向けて緩やかに登っているのであるが、登りであることを感じさせないくらいだ。
やがてゴツゴツした岩がある南屏風岳山頂に至る。ここは座る場所に事欠かないので休憩するのに良さそうな場所だ。
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やがてゴツゴツした岩がある南屏風岳山頂に至る。ここは座る場所に事欠かないので休憩するのに良さそうな場所だ。
ふと振り返ると出発地である刈田峠が遥か遠くに見えていた。平坦な登山道であるため、予想以上に距離が進んでいたようだ。
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ふと振り返ると出発地である刈田峠が遥か遠くに見えていた。平坦な登山道であるため、予想以上に距離が進んでいたようだ。
ずいぶん歩いたが、まだ時間がある。不忘山…行くか!なんとなく歩き応えがありそうな稜線が続いている。
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ずいぶん歩いたが、まだ時間がある。不忘山…行くか!なんとなく歩き応えがありそうな稜線が続いている。
南屏風岳から先は崩れやすいガレ場の道となる。砂っぽい土壌はカラカラに乾いていて、登山道の真ん中でも不用意に踏み込むとバラバラと崩れ落ちる。
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南屏風岳から先は崩れやすいガレ場の道となる。砂っぽい土壌はカラカラに乾いていて、登山道の真ん中でも不用意に踏み込むとバラバラと崩れ落ちる。
写真だと分かりづらいが鞍部に下りるこの場所が一番歩きにくい場所だった。太い立派な鎖が設置されているのだが、土が崩れやすいために所々で支点が抜けている。落ちて死ぬような場所ではないが、鎖に体重をかけるのは危険だ。
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写真だと分かりづらいが鞍部に下りるこの場所が一番歩きにくい場所だった。太い立派な鎖が設置されているのだが、土が崩れやすいために所々で支点が抜けている。落ちて死ぬような場所ではないが、鎖に体重をかけるのは危険だ。
鞍部まで下りると地面は安定し歩きやすくなる。南屏風岳と不忘山の間にある小さなピークの部分だけが脆い土質のようだ。
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鞍部まで下りると地面は安定し歩きやすくなる。南屏風岳と不忘山の間にある小さなピークの部分だけが脆い土質のようだ。
不忘山の山頂はあと少しだが、山の背後から急激にガスが沸いてきた…。こんなに天気が良いのに、なぜこの場所にこのタイミングで…。
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不忘山の山頂はあと少しだが、山の背後から急激にガスが沸いてきた…。こんなに天気が良いのに、なぜこの場所にこのタイミングで…。
急いで登ったのだが、我々が到着した時には山頂の南側はすでにガスで覆われていた。
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急いで登ったのだが、我々が到着した時には山頂の南側はすでにガスで覆われていた。
不忘山の山名標は御影石の立派なものだった。蔵王の他の山々はわりと粗末な木製の標識だったのに、なぜここだけ?
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不忘山の山名標は御影石の立派なものだった。蔵王の他の山々はわりと粗末な木製の標識だったのに、なぜここだけ?
ガスが晴れないものかと休憩を兼ねて少し待ってみたのだが残念ながら晴れる気配がない。諦めて戻ることにする。まず南屏風岳手前の小ピークへ登り返す。
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ガスが晴れないものかと休憩を兼ねて少し待ってみたのだが残念ながら晴れる気配がない。諦めて戻ることにする。まず南屏風岳手前の小ピークへ登り返す。
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この登りが、本日の行程中一番厳しい場所かも知れない。
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この登りが、本日の行程中一番厳しい場所かも知れない。
次に南屏風岳へ登り返す。ちょっと日が陰ってきたが、それでも色づいた斜面が美しい。
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次に南屏風岳へ登り返す。ちょっと日が陰ってきたが、それでも色づいた斜面が美しい。
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南屏風岳上空にも雲が湧いてきた。日が当たらなくなると途端に気温が下がるような気がする。暖かいうちに帰ろう!
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南屏風岳上空にも雲が湧いてきた。日が当たらなくなると途端に気温が下がるような気がする。暖かいうちに帰ろう!
行きと同じく紅葉を愛でながらゆったり歩く。あまり足元を気にせず、景色を楽しみながら歩けるのがありがたい。
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行きと同じく紅葉を愛でながらゆったり歩く。あまり足元を気にせず、景色を楽しみながら歩けるのがありがたい。
芝草平を見下ろす。なんとなく八甲田の毛無岱を見下ろすところを思い出してしまった。
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芝草平を見下ろす。なんとなく八甲田の毛無岱を見下ろすところを思い出してしまった。
だいぶゴールに近づいてきた。刈田岳の斜面に刻まれた道路が印象的な風景だ。
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だいぶゴールに近づいてきた。刈田岳の斜面に刻まれた道路が印象的な風景だ。
…というわけで、さくっとゴール。最後の登りもさほど苦にならなかった。まだ体力に余裕があったからだろうか。
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…というわけで、さくっとゴール。最後の登りもさほど苦にならなかった。まだ体力に余裕があったからだろうか。
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