尾瀬沼-尾瀬ヶ原【檜枝岐村・南会津で過ごす休日】


- GPS
- 07:45
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 424m
- 下り
- 623m
コースタイム
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 7:45
天候 | 曇り時々薄日 14時頃から雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
▽尾瀬御池駐車場 ・1回1000円で400台ほど駐車可能 ・本日はガラガラでしたが、水芭蕉や紅葉シーズンは満車となります ・檜枝岐村の観光協会員施設に宿泊するとキャッシュバックされます http://www.oze-info.jp/miike/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況 ▽沼山峠→尾瀬沼南岸→沼尻休憩所 ・尾瀬沼ビジターセンターまでは木道・木段。濡れている時は滑ります ・尾瀬沼南岸はとても荒れています。登山道が荒れているというか、木道がボロボロだったり、ツルツルだったり、傾いていたり、と ・ハイキング気分では歩かない方がいいと思います ・2015年に焼失した沼尻休憩所は、今年再建が完了したようで、営業しておりました。トイレも非常に綺麗 ▽沼尻休憩所→見晴 ・下り基調ですが登りもあり ・木道、岩、木の根のミックスで、軽い気持ちでは歩かない方が良いでしょう ▽見晴→段吉新道→燧裏林道→尾瀬御池 ・段吉新道はボロボロの木道が続き滑ります ・その後も終盤までなかなか荒れている道が続きます ・途中に何箇所か現れる湿原で和む ☆登山ポスト 見当たりませんでした |
その他周辺情報 | ☆登山前後の温泉 ♨深沢温泉 むら湯(前日宿泊) ・只見町の日帰り温泉施設で、尾瀬からは60km離れます ・宿泊施設の「季の郷 湯ら里」に併設。こちらも外来入浴可能のようです ・ナトリウム塩化物硫酸塩泉。汗が止まらない系 https://www.yurari.co.jp/mura.aspx ♨檜枝岐温泉 かぎや旅館(当日宿泊) ・「日本秘湯を守る会」加盟宿。外来入浴は出来ません ・循環ですがとても気持ちよく、古代檜の浴槽は最高でした ・ph8.6のアルカリ性単純温泉 http://www.kagiya-ryokan.com ♨大塩温泉共同浴場(翌日入浴) ・内湯と小さい露天があります ・ph6.2のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 http://www.okuaizu.net/spot/129/ http://www.kaneyama-kankou.ne.jp/onsen/onsen.html?id=2#yu ♨玉梨温泉共同浴場 温泉保養施設せせらぎ荘(翌日入浴) ・ふたつの湯船に分かれており、珍しい炭酸温泉が楽しめます ・炭酸温泉(大黒湯):ph6.4の含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸水素塩泉 ・玉梨温泉:ph6.4のナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸水素塩泉 http://www.town.kaneyama.fukushima.jp/soshiki/37/onsen-guide.html ☆飲食店 ▽月見屋菓子店 ・銘菓「尾瀬の宿」「さゆりの郷」の製造販売元 ・道の駅きらら289に曲がる交差点の少し尾瀬側にあります https://www.kanko-aizu.com/kau/473/ ▽ヤマザキショップ 儀六屋店 ・日本酒、特に他ではなかなか見かけない「ロ万」の品揃えが豊富 https://www.kanko-aizu.com/taberu/287/ ▽玉梨とうふ茶屋 ・厳選した青ばと豆を使用した豆腐を製造販売しています。店内で食事もできます ・店内は豆腐の命である「水」が溢れています。水槽(チョウザメが泳いでいます)の上にテーブル席があったりなど http://tamanashi.jp ▽会津ラーメン処 みのや ・自家製の手もみ麺がスープに絡まり、何度食べても飽きのこない味です。基本醤油ベースですが、味噌もあります https://www.kanko-aizu.com/taberu/3459/ ☆宿泊施設 ▽季の郷 湯ら里(前泊) ・宿併設の日帰り入浴施設「深沢温泉 むら湯」の系列宿 ・外観・館内共にとても綺麗で、食事も美味しい ・温泉はナトリウム塩化物硫酸塩泉の循環。色も透明。「深沢温泉 むら湯」にも無料で入れるため、そっちの方が満足感が高いと思います(20:30までですが) https://www.yurari.co.jp ▽かぎや旅館(後泊) ・檜枝岐村には30回ほど来ているかと思いますが、ほぼ車中泊。前々から気になっていた「日本秘湯を守る会」加盟宿 ・温泉は循環ではありますが、とても気持ちの良い単純泉。総檜造りというのもいい ・食事は檜枝岐村伝統の山人(ヤモード)料理。ここでしか食べることのできない山の幸・川の幸を堪能できます http://www.kagiya-ryokan.com ☆その他の観光地 ▽炭酸場 ・金山町大塩にある、炭酸水が湧き出ている珍しい水場。本当に炭酸水! http://www.town.kaneyama.fukushima.jp/cider-onsen/ |
写真
山人料理の全体像です
まさに写真の通りの料理が温かいうちに、冷たいうちに提供されます
キノコとか山菜は、採れたものに変わりますが
ご飯・味噌汁も付きます
炭酸温泉(大黒湯):ph6.4の含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸水素塩泉
玉梨温泉:ph6.4のナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸水素塩泉
感想
大朝日岳・浄土平のあと、次の候補地が決まらず。
喜多方ラーメンを食べながら天気予報と相談し出した答えが、尾瀬。
尾瀬となると、大好きな檜枝岐村で泊まりたいところ。
良い機会なので、ずっと気になっていた「かぎや旅館」に宿泊することとします。
これまた気になっていた深沢温泉「季の郷 湯ら里」に前泊し、美味しい食事をいただき明日に備えます。
さて翌日。
もともと燧ヶ岳には登るつもりもなく、尾瀬沼・尾瀬ヶ原でもゆっくり散歩しよう、みたいなつもりでいたのですが、久々の尾瀬という事もあり感覚が鈍っていました。
尾瀬沼南岸の荒れた登山道では木道で滑り脳震盪のような状態になったり、尾瀬ヶ原の広さをすっかり忘れ、見晴までしか行けなかったり、段吉新道・燧裏林道の荒れ具合に驚いたりと、燧に登って御池に下山した方がよっぽど楽な行程ですね。
下山後はお待ちかねの「かぎや旅館」へ。
おそらく檜枝岐村には30回ほど足を運んでいますが、泊まりの場合はほぼ車中泊。
山に登って、裁ちそば食べて、温泉に入って、ミニ尾瀬公園で飲みながら静かな夜を堪能する。翌朝は燧の湯の朝風呂へ行き、七入の駐車場でコーヒーを飲みながら読書をする。といった定番のパターンももちろん最高でこれからも続けたいですが、有名どころの宿にも一度泊まってみたいと思っていたのです。
その「かぎや旅館」さん。
総檜造りの温泉はずっと浸かっていたいほど素晴らしく柔らかいお湯。檜の香りもいい。
食事は山と川の幸、裁ちそばの山人(やもーど)料理。
たまに行く少し高級な宿とかで出てくる夕食は、美味しいのですが毎日は食べられないと思いますが、この山人料理は、毎日でも食べたいと思わせる、素材そのものの味を前面に打ち出した素晴らしい料理と感じました。
檜枝岐村にはこれからも遊びに行くことが多いと思いますが、また新たな魅力を発見したいと思います。
翌日は、これまで足を踏み入れたことのない、大塩・金山辺りの温泉を巡ったり、地元の野菜や豆腐を堪能したりと、会津地方のことが益々好きになる山旅となりました。
曇りや雨のお天気でも楽しめる尾瀬。草紅葉が綺麗な季節になっていました。もう少ししたら木々も色づき、景色も人出も賑やかになりそうです。
気楽な気持ちで行きましたが、長い周回とツルツルの木道や登山道で疲労困憊。でも、見てみたかったアケボノソウが咲いていて嬉しい収穫です。
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