台風被害は意外なところに(三輪山-山の辺の道、フォージレビューつき)
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- GPS
- 08:23
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 650m
- 下り
- 659m
コースタイム
天候 | 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:天理-(近鉄天理線、橿原線、京都線)- |
写真
感想
今回は、YAMAPイベントを計画して、山の辺の道+三輪山に行ってきました。また、最後にテクニカの新作登山靴フォージの感想を書いておきます。
半年に一回イベントを計画していましたが、奈良でそんなメジャーじゃなくて、でも聞いたら「うん」と言って貰えそうな所は、私の貯金はほぼ空になってしまったため、ある意味鉄板の山の辺の道と、ついでに三輪山を登拝するプランを立てました。しかし、私の人徳のなさ故か、動きが鈍く、さらに参加表明の方がひとり都合が悪くなり、ふたりになってしまいました。残った方は以前からの知人なので、「計画流します?」まで提案したのですが、「義理じゃなくて、むしろ三輪山行きたい」と言って下さったため、イベントは流さずに置いておいたところ、ぎりぎりにおひとり参加頂いたため、3人で山の辺の道を歩いてきました。
桜井駅北口で集合し、ルート通りに大神神社へ。三輪山登拝は摂社である狭井神社から登るのですが、受付は9時とのことで、ほぼ9時に着いたところ、既に登り始めている方もおられ、少々早めから入れるみたいですね。ひとり300円の入山料を支払い、襷を貰って出発。これまで私はいつも正月に来ていましたが、普通の日曜日ならどうなんだろうと思っていたら、時間帯のせいかもしれませんがかなりたくさんの方が登っておいででした。しかも、素足で登っておられる方は正月よりも目立ったかも知れません。ただ、神域内での写真撮影は禁止なので、ここで写真はお見せできません。
登拝を済ませてから山の辺の道ハイキングを再開。天気予報ではにわか雨も予想されていましたが、全く降られることはなく、むしろ晴れ間も広くて汗ばむ気候でした。山の辺の道と言えば、路傍の野菜・果実の無人販売が有名ですが、最初同行者は見かけるたびに購入。百円玉がなくなりそうな勢い。ただ、途中から売り切れの販売所が目立つようになりました。一軒の前で話をしていたところ、中から人が出てこられ、「今年の台風で果実がたくさん被害に遭い、食べることはできても売り物にはならないものが多く、頼まれても品物が用意できない」のだと教えてくれました。三輪山や山の辺の道自体にはさほど被害は見受けられなかったのですが、意外なところに爪痕は残っているようでした。
これまでは前を素通りしていた長岳寺にも参拝。ただ、今日は花の巡りはあまりよくなかったようで残念でした。その後石上神宮に到着し、ここから天理駅まで歩く途中、食堂でかき氷やコーヒーを口にしながら反省会を開催し、その後近鉄で帰宅。
一方、今回のハイキングで新しいブーツの試し履きをしました。テクニカが今年発売したフォージです。この靴の特徴は、熱成形することで足型に合ったインソールとブーツを提供することです。私の足は幅の割に前後が短く、普段履きは27.0か27.5で充分なのですが、登山靴は28.5くらい履かないと右足の小指が痛く、しかしその一方で踵が浮いてしまって靴擦れを起こしやすいです。SIRIOの靴は2足持っていて、どちらも足入れはスムーズなのですが、やはり靴擦れしやすいのと、ソールが滑りやすい(滝の下に行くのが怖いし、濡れたコンクリート道路が滑って歩けない)のが問題です。その点、フォージは幅広モデルであり、ソールはメガグリップで滑りにくいと謳っています。そうなると、足型がなるべくぴたっと合って、滑りにくいのならいいのではないか、と考慮してみました。
最初、UK9とUK9.5を取り寄せて貰ったのですが、どちらも小指が当たるため、UK10(29cm相当)に替えて貰いました。これだとまあ大丈夫だったため、購入することに決めて、成形をしてもらいました。まずインソールだけ履いて、足を加熱加温バッグに入れます。ここでしばらく待つとインソールが成形され、その後今度はインソールを入れたブーツに足を入れ、同様にバッグ内で成形します。成形に要する時間は大体30分くらい。好日山荘京都店で買ったのですが、ポイント13%のダイレクトメールが来ていたので、「済まんのう」と思っていたところ、通常の3%だと言います。「えっ」と思ったら、13%は翌日からだと。あー、大ショック。
で、今日試し履きをしたのですが、最初は「やっぱり横がきついかな」と思いましたが、その後気にならなくなりました。下りでは少し踵が浮きますが、他の靴ほどではありません。20kmほど歩いた時点では、足の裏が少々痛みましたが、これは山道メインで歩いてみないと評価しにくいですね。なお、メガグリップとは言いながら、濡れた岩の上は多少滑りました。滑りにくさの点ではモンベルのトレイルグリッパーの方が上かも知れません。
このレポートはYAMAPにミラーしてあります。
https://yamap.co.jp/activity/2380556
【もう一回行くならどうするか?】
山の辺の道はお決まりのコースがあるので、この通りに歩くのか、好きなところに寄り道するかは考え方次第です。ある程度歩ける人なら、今回のように三輪山を挿入するのは悪い話ではないでしょう。好きに歩くとするなら、箸墓とか黒塚古墳とかにも立ち寄りたいですね。
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