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記録ID: 158816
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無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

天子山塊縦走 ダイアモンド富士で今年を締め (本栖湖〜竜ヶ岳〜雨ヶ岳〜毛無山)

2011年12月30日(金) [日帰り]
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YAMA555 tonbou その他1人
GPS
12:30
距離
14.6km
登り
1,376m
下り
1,476m

コースタイム

コースタイム:10時間30分
4:50本栖湖駐車場5:10 → 石仏6:20 → 7:05竜ヶ岳(朝食)7:45ダイアモンド富士8:05 → 8:30端足峠8:45 → 10:00雨ヶ岳10:15 → 10:55タカデッキ → 11:40大見岳(昼食休憩)12:35 → 12:45毛無山12:50 → 五合目14:00 → 登山道入口15:00 → 麓山の家15:10 → 朝霧高原バス停15:40
バス発15:50でしたが、実際に到着は16:00でした。
天候 晴れ
本栖湖付近-2℃
(竜ヶ岳山頂で迎えた日の出時は放射冷却でかなり冷えたと思います。)
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
河口湖ICで高速を降りて一路本栖湖駐車場に向かいました。
帰りは毛無山登山口の朝霧グリーンパーク入口よりバスにて本栖入口まで戻りました。本数が少ないので事前にネットで時刻表を調べると良いでしょう。580円也。
コース状況/
危険箇所等
●参考資料
山と高原地図「富士山 御坂・愛鷹」
山梨県の山「11 雨ヶ岳」
2009山行記録「竜ヶ岳からのダイアモンド富士」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-53858.html

●本栖湖〜竜ヶ岳
本栖湖から竜ヶ岳登山口までは案内板があるため分かりやすいです。
登山口に登山ポストあります。
登山道はしっかりしており歩きやすく、山頂直下まで雪はありません。
直下は雪がありましたが、凍結はしていないのでアイゼン必要ありませんでした。

●竜ヶ岳〜雨ヶ岳
竜ヶ岳からの下りもほとんど雪はありませんが、端足峠からは雪道です。凍結ではなくサラサラなのでこちらもアイゼン必要ありませんでした。なかなか急な登りです。雨ヶ岳山頂からの富士の展望は素晴らしいです。

●雨ヶ岳〜タカデッキ〜毛無山
陵線歩きはほとんど樹林帯ながら、この時期は葉が落ちているため枝越しに富士、南アが見えます。道は結構しっかりしており、基本的に陵線歩きで、所々テープもあるため間違えにくいかと思います。(毛無山山頂にはベテラン同行と書いてありましたが・・・)
タカデッキは道標ありませんが、笹原で富士、南アの展望は抜群に良いです。
大見岳から毛無山の陵線は富士の展望が良いです。

●毛無山〜朝霧高原バス停
毛無山は案内板が一合ごとにあるので目安になります。二百名山だけあり直登するとなかなか歯ごたえのある山です。使わなくても大丈夫な程度ですが、ロープが数箇所ありました。登山口付近に駐車場があります。

バスの本数は1時間に1本以下。今回は13:53、15:53、16:53がありました。
全体としてはほぼ計画通りのコースタイムで回れました。

●温泉
精進湖近くの上九の湯に行きましたが、年末だからか休業。そのため足を延ばして石和温泉のかんぽの湯にて入浴(以前要害山に来た時にお世話になりました)。500円也。
バス停本栖入口を使うため本栖湖キャンプ場の駐車場まではいかずに駐車します。
バス停本栖入口を使うため本栖湖キャンプ場の駐車場まではいかずに駐車します。
そこから歩いて出発。
あたりは真っ暗なのでヘッデンをつけながら歩きます。
そこから歩いて出発。
あたりは真っ暗なのでヘッデンをつけながら歩きます。
石仏に到着。既にあたりはずいぶん明るくなってきました。時刻は6:13
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石仏に到着。既にあたりはずいぶん明るくなってきました。時刻は6:13
三つ峠付近の空が赤く染まっています。
三つ峠付近の空が赤く染まっています。
もう少しで山頂。この辺から若干雪あります。
もう少しで山頂。この辺から若干雪あります。
山頂に到着しました。テントが数張ありました。
南アがピンク色に染まりとてもきれいです。
山頂に到着しました。テントが数張ありました。
南アがピンク色に染まりとてもきれいです。
竜ヶ岳道標と富士山。
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竜ヶ岳道標と富士山。
これから登る雨ヶ岳が目の前に。毛無山は奥で見えません。
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これから登る雨ヶ岳が目の前に。毛無山は奥で見えません。
富士山の頭が輝いてきました。
富士山の頭が輝いてきました。
いよいよダイアモンド富士。
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いよいよダイアモンド富士。
これぞダイアモンド富士。
今年の締めくくりに相応しい光景です。
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これぞダイアモンド富士。
今年の締めくくりに相応しい光景です。
ほんの数分でダイアモンドは離れていきます。
ほんの数分でダイアモンドは離れていきます。
さーこれから縦走で端足峠に向かいます。
さーこれから縦走で端足峠に向かいます。
一昨年に比べて積雪はかなり少ないですね。
冷えているんですが、降らないのかな。
一昨年に比べて積雪はかなり少ないですね。
冷えているんですが、降らないのかな。
笹原が見事なんですよね。この陵線。
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笹原が見事なんですよね。この陵線。
もうすぐ端足峠です。
もうすぐ端足峠です。
端足峠到着。
端足峠からも富士山見えます。
端足峠からも富士山見えます。
端足峠から本栖湖は樹林越し。
端足峠から本栖湖は樹林越し。
端足峠から竜ヶ岳。
端足峠から竜ヶ岳。
雨ヶ岳へは最も積雪が多かったです。
といってもサクサク程度ですが。
雨ヶ岳へは最も積雪が多かったです。
といってもサクサク程度ですが。
雨ヶ岳到着。
ここも富士山の景観が素晴らしいです。
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雨ヶ岳到着。
ここも富士山の景観が素晴らしいです。
裾野まで見えていいんですよね。
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裾野まで見えていいんですよね。
タカデッキに到着。道標はなし。
向こうに見えるのが大見岳か。
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タカデッキに到着。道標はなし。
向こうに見えるのが大見岳か。
タカデッキからの富士も抜群です。
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タカデッキからの富士も抜群です。
タカデッキからは南アの峰々も勢ぞろい。
最高の展望ですね。
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タカデッキからは南アの峰々も勢ぞろい。
最高の展望ですね。
登った山々が全部見えます。
登った山々が全部見えます。
来年は登るぞ塩見岳。かなり積雪少ないか!登頂のチャンスですね。
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来年は登るぞ塩見岳。かなり積雪少ないか!登頂のチャンスですね。
一昨年歩いた悪沢〜赤石の陵線ですね。
一昨年歩いた悪沢〜赤石の陵線ですね。
雨ヶ岳-大見岳付近は雪あります。
雨ヶ岳-大見岳付近は雪あります。
大見岳からは富士山方面の展望あり。
大見岳からは富士山方面の展望あり。
草原が気持ちよいのでここで昼食休憩です。
草原が気持ちよいのでここで昼食休憩です。
休憩しているとパラグライダーが毛無方面から飛んできました。
こんな景色を見るとワイもやってみたくなりますねー。
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休憩しているとパラグライダーが毛無方面から飛んできました。
こんな景色を見るとワイもやってみたくなりますねー。
お次にハンググライダーも。
麓でやっているようですね。
お次にハンググライダーも。
麓でやっているようですね。
毛無までの陵線はお花畑となっているようです。
毛無までの陵線はお花畑となっているようです。
毛無山山頂。道標はカッコイイです。
毛無山山頂。道標はカッコイイです。
毛無山から富士山良く見えます。
毛無山から富士山良く見えます。
山頂からちょっと下ると北アルプス展望台を見っけ。南ア展望台じゃないの?って感じですが、岩の上にあがると確かに霧ケ峰方面が見えました。あいにく北アは雲でしたが・・・
山頂からちょっと下ると北アルプス展望台を見っけ。南ア展望台じゃないの?って感じですが、岩の上にあがると確かに霧ケ峰方面が見えました。あいにく北アは雲でしたが・・・
北アルプス展望台からは南アが見事です。
白峰三山。
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北アルプス展望台からは南アが見事です。
白峰三山。
聖岳と手前が先月登った笊ヶ岳と布引山。
聖岳と手前が先月登った笊ヶ岳と布引山。
暫く降りると富士山展望台もありました。
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暫く降りると富士山展望台もありました。
毛無山は一合目から道標があります。
マツダランプっていつの時代からあるんだろう。
毛無山は一合目から道標があります。
マツダランプっていつの時代からあるんだろう。
不動の滝。
麓宮にて今年一年無事に山に登れた報告と、来年も元気に登れるように祈願しました。
これで今年の締めもバッチリ。
麓宮にて今年一年無事に山に登れた報告と、来年も元気に登れるように祈願しました。
これで今年の締めもバッチリ。
登山口の到着。駐車場は近くにありましたが、私達はバス停まで更に歩きます。
登山口の到着。駐車場は近くにありましたが、私達はバス停まで更に歩きます。
地図にもあった麓の家。
地図にもあった麓の家。
車道歩き中に富士山。
車道歩き中に富士山。
富士山の旧観測所が右側に視認できました。
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富士山の旧観測所が右側に視認できました。
バス停に到着。毛無山大きいですね〜。
バス停に到着。毛無山大きいですね〜。
おまけに精進湖に寄ってみました。
やはりここからの富士が好きです。
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おまけに精進湖に寄ってみました。
やはりここからの富士が好きです。

感想

先月の笊ヶ岳でひいた風邪がようやく治ったと思ったら、12月中旬から仕事が忙しくせっかく天気が良かった土日を棒に振ってしまいましたが、今年最後の締めは、やはり富士が見える場所というのは毎年の定番です。
一昨年ダイアモンド富士を見に竜ヶ岳に登った時に近くに見えた雨ヶ岳。そしてその先にある二百名山の毛無山。とっても素敵な陵線歩きが出来そうなので今回はダイアモンド富士とからめて計画してみました。

駐車場に到着し満天の星空の中外に出ると、思いのほか寒くないので驚く。2回目のダイアモンド富士で時間も分かっているので今回は急ぐこともなくヘッデンをつけて歩き始める。
予定通り山頂に到着するが今年は思いのほか積雪がない。山頂は流石に寒いがそれだけ雨、雪が降っていないのだろう。南アがピンクに輝いている美しいが、こちらも雪が少なく見えた。
時間通りに日の出が始まり、ダイアモンド富士を拝めた。今年は天候不順でずいぶんと計画を断念したが、ほんの数分間の至福の一時で今年はいい山行だったと思え、来年はもっと楽しい登山が出来ることを期待できた。

ここからが長い陵線歩きとなるが、無雪期とは言え雨ヶ岳〜毛無山は雪道でアイゼンの跡も見られたが、凍結していないのでそのまま歩ける。1月〜2月は楽しい雪道歩きが出来そうだ。
歩いてみて、この陵線は展望が良い箇所が何箇所もあり思いのほか素晴らしいルートであった。富士山の展望は一級品で人も少ない(今回2パーティにあったのみ)そしてタカデッキからは南アの陵線が大きく一望できる。
毛無山の案内板に「ベテラン同行」と書いてあったが、基本陵線歩きなのでそれほど心配することもなさそうだ。
下山で使った毛無山の登山道は直線的で結構岩っぽく、ピストンするのはうんざりしそう。せっかく登るなら時間は長いが陵線歩きこそ魅力のある山だと思う。

私の好きな富士山を終日堪能できた陵線に感謝。

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