記録ID: 1593043
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ハイキング
奥秩父
鶏冠山・木賊山(やはり難路でした)
2018年09月23日(日) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 11:10
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,636m
- 下り
- 1,627m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:33
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 11:08
距離 15.2km
登り 1,646m
下り 1,636m
鶏冠山にチャレンジしました。危険箇所が多く、緊張する場面が多々有り、とても大変でした。
<西沢渓谷駐車場から鶏冠山第三岩峰> 所要時間は約4時間30分
・西沢渓谷の二俣吊橋の先で鶏冠山方面に入ります。難路の割には、かわいらしいキツネ、危険を示す注意書きに子供の絵があったりするのが微妙です。
・東沢の渡渉箇所までは、河原コースと迂回コースがあります。今回は河原を歩きましたが、1箇所飛び石で歩きました。東沢の水量が多い場合は迂回コースを選択したほうが無難。
・鶏冠谷出合で東沢を渡渉します。渡渉箇所は道標が複数有り明確です。
・東沢渡渉後、鶏冠谷の右岸を少し登りますが、この短い区間も岩がすべるので要注意。尾根に取り付くとしばらくは、普通のハイキングコースのような感じで高度をあげます。
・標高1680m辺りで支尾根にのると、難路地帯に突入します。数箇所ロープが設置さえていましたが、ロープが無い場所でも急坂があります。技術と体力を要します。またこの区間は岩が濡れていて滑りやすかった。(この区間以外では下山まで濡れた箇所はほとんど有りませんでした。)
・標高1800m付近で難路地帯を抜け、一旦下り登り返すとチンネのコルです。
・チンネのコルの先は急ながらも普通の尾根道になります、第一岩峰取り付き部の手前によじ登りを強いられる箇所があります。
・第一岩峰、第二岩峰ともに鎖場の上りです。特に第二岩峰は鎖が岩場取り付き部まで降りていないので。岩場が不得意な私は鎖に到達するまでが一苦労でした。第一岩峰、第二岩峰とも下りは、それほど難しく感じませんでした。
・第三岩峰は迂回路が整備されています。一旦急坂をロープで下りますが、70-80度の傾斜です。第三岩峰の頂には山梨百名山の標柱があります。旧タイプで風雨にさらされて。朽ち気味でした。第三岩峰は鶏冠尾根の南端にあり、鶏冠山に向かう際には下りはありません。
<鶏冠山第三岩峰から木賊山> 所要時間は約3時間30分
・噂通りのシャクナゲが繁茂し、倒木が多々あります。またシャクナゲが無くなったかと思うと細尾根で脇が急斜面だったりするので、気が抜けません。
・鶏冠山から東北東に伸びる尾根をP2177へ向うのですが一旦40m位下ります。この降り口では東に迂回するのですが、迂回の途中でそのまま東よりに降りてしまうケースが多いようなので要注意です。尾根から降下する手前にキツネの道標がありましたので、目印になるかと思います。尚、レコを見ると東側に下りずにそのまま尾根上を東北東に直進する感じで下りることもできるようです。
・P2177手前の岩尾根は比較的歩き易く、かつ見通しも良く爽快です。
・木賊山手前2340m付近でルートが分岐しているようですが2350mまで山腹を巻くように西北西に進むと、木賊山を示す道標があります。そこから東北東に進路を変え上ると傾斜が緩み、シャクナゲを掻き分けると気持ちの良い高原のような林間になり尾根道に合流します。木賊山の南斜面にはマーキングがある複数のコースがあります。
・木賊山手前のシャクナゲが意外と厄介でした。これはルートが複数有り、歩く人も分散するからでしょうかね。
<木賊山から徳ちゃん新道経由で西沢渓谷駐車場> 所要時間は約3時間10分
・ガスで眺望はなく、ひたすら下りました。午後だったので登りの方は少なく、すれ違いなどもあまりありませんでした。
・西沢渓谷に出る手前の滑りやすい土の坂もそこそこ乾いていて、疲れた体にはありがたかった。
鶏冠尾根でお会いした方は、第一岩峰で追い越された方1名、第三岩峰で追いつかれたお2人の計3名でした。
<西沢渓谷駐車場から鶏冠山第三岩峰> 所要時間は約4時間30分
・西沢渓谷の二俣吊橋の先で鶏冠山方面に入ります。難路の割には、かわいらしいキツネ、危険を示す注意書きに子供の絵があったりするのが微妙です。
・東沢の渡渉箇所までは、河原コースと迂回コースがあります。今回は河原を歩きましたが、1箇所飛び石で歩きました。東沢の水量が多い場合は迂回コースを選択したほうが無難。
・鶏冠谷出合で東沢を渡渉します。渡渉箇所は道標が複数有り明確です。
・東沢渡渉後、鶏冠谷の右岸を少し登りますが、この短い区間も岩がすべるので要注意。尾根に取り付くとしばらくは、普通のハイキングコースのような感じで高度をあげます。
・標高1680m辺りで支尾根にのると、難路地帯に突入します。数箇所ロープが設置さえていましたが、ロープが無い場所でも急坂があります。技術と体力を要します。またこの区間は岩が濡れていて滑りやすかった。(この区間以外では下山まで濡れた箇所はほとんど有りませんでした。)
・標高1800m付近で難路地帯を抜け、一旦下り登り返すとチンネのコルです。
・チンネのコルの先は急ながらも普通の尾根道になります、第一岩峰取り付き部の手前によじ登りを強いられる箇所があります。
・第一岩峰、第二岩峰ともに鎖場の上りです。特に第二岩峰は鎖が岩場取り付き部まで降りていないので。岩場が不得意な私は鎖に到達するまでが一苦労でした。第一岩峰、第二岩峰とも下りは、それほど難しく感じませんでした。
・第三岩峰は迂回路が整備されています。一旦急坂をロープで下りますが、70-80度の傾斜です。第三岩峰の頂には山梨百名山の標柱があります。旧タイプで風雨にさらされて。朽ち気味でした。第三岩峰は鶏冠尾根の南端にあり、鶏冠山に向かう際には下りはありません。
<鶏冠山第三岩峰から木賊山> 所要時間は約3時間30分
・噂通りのシャクナゲが繁茂し、倒木が多々あります。またシャクナゲが無くなったかと思うと細尾根で脇が急斜面だったりするので、気が抜けません。
・鶏冠山から東北東に伸びる尾根をP2177へ向うのですが一旦40m位下ります。この降り口では東に迂回するのですが、迂回の途中でそのまま東よりに降りてしまうケースが多いようなので要注意です。尾根から降下する手前にキツネの道標がありましたので、目印になるかと思います。尚、レコを見ると東側に下りずにそのまま尾根上を東北東に直進する感じで下りることもできるようです。
・P2177手前の岩尾根は比較的歩き易く、かつ見通しも良く爽快です。
・木賊山手前2340m付近でルートが分岐しているようですが2350mまで山腹を巻くように西北西に進むと、木賊山を示す道標があります。そこから東北東に進路を変え上ると傾斜が緩み、シャクナゲを掻き分けると気持ちの良い高原のような林間になり尾根道に合流します。木賊山の南斜面にはマーキングがある複数のコースがあります。
・木賊山手前のシャクナゲが意外と厄介でした。これはルートが複数有り、歩く人も分散するからでしょうかね。
<木賊山から徳ちゃん新道経由で西沢渓谷駐車場> 所要時間は約3時間10分
・ガスで眺望はなく、ひたすら下りました。午後だったので登りの方は少なく、すれ違いなどもあまりありませんでした。
・西沢渓谷に出る手前の滑りやすい土の坂もそこそこ乾いていて、疲れた体にはありがたかった。
鶏冠尾根でお会いした方は、第一岩峰で追い越された方1名、第三岩峰で追いつかれたお2人の計3名でした。
天候 | 晴れ(ガスに覆われ、日差しほとんど無し) |
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過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝5時到着、下側の駐車場はがらがらでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・鶏冠山(含む鶏冠尾根)は危険箇所、通過に注意を要する箇所が多々有りました。 ・道標やマーキングはしっかりしています。 |
写真
渡渉箇所の東沢の流れ。なんとなく浅そうなところを選びましたが、深いところはふくらはぎ位浸かりました。水は想像していた程度の冷たさだったのですが、渡渉の数十秒?で、痛みを感じました。
渡渉後の渡渉グッズの記念撮影。登山靴を脱いで渡渉したのは初めて。小石を踏んで足裏が痛くなるのが嫌だったのでビーサンで歩きましたが、水の抵抗が大きく危険でした。素足の方が無難でした。登山靴を入れる手提げ袋、ストック、渡渉後用タオルは正解でした。
支尾根にのると直ぐにチンネのコル手前の難路が始まります。1本目のロープ。手振れ写真ですみません。この辺りから、チンネのコル手前まで急坂が断続的に登場します。写真を撮る余裕が無かったのですが、大きな倒木もあり、進むルートに悩むところもありました。
鶏冠山からP2177に伸びる尾根にある道標。この道標を通過後、コルへの下りが始まります。コルへ降下の始めで尾根東側に逸れて直ぐに尾根に戻るルートになっています。この際に東方向に逸れたまま支尾根を下りかけてしまう場合が多いようなので要注意です。尚、東側に迂回せずにそのまま尾根を東北東に向う感じに直進することもできるようです。
装備
個人装備 |
長袖シャツ 1 ポリ
グローブ 1 軍手、皮手袋
靴 1 ミドルカット
ザック 1 30L
飲料 1.4L消費
半袖シャツ 1 ポリ
ヘルメット 1
ストック 1 折畳み
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感想
・木賊山までは第一、第二岩峰の鎖場以外にも、危険箇所が多々あり、道標、マーキングがしっかりしたバリエーションルートと言った感じです。山と高原の地図には破線ですら入っていませんが、妥当だと感じました。
・山梨百名山の中では、最難関だと思います。鋸岳は釜無川林道経由でのアプローチ、笊ヶ岳は静岡県側からのアプローチが選択できるので、コースの選択肢がない鶏冠山の方が難易度が高いと思われます。
・第三岩峰通過後も、木賊山までヘルメット装着していました。どなたかのレコでヘルメットは木の枝に頭をぶつけた時にも有効と出ていたので真似してみましたが、大正解でした。頭部を守るのと、倒木を潜る時など、ザックがヘルメット分小さくなるのでお勧めです。
・日差しが強い場合を考え、水を2.5L持参しましたが、ガスで日差しはほとんど無く、あまり暑さを感じず、水が1L残りました。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
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鶏冠山は今や一般道になっていたんですね。
こんにちは
ヤマレコの地図を見ると、ルートとして設定されていますね。
ただ、バリエーション扱いで、標準コースタイムは表示されないようです。
私が初めて東沢に入ったのはまだ二又の堰堤もなかった52年前でした。
鶏冠尾根は倒木だらけで大変でした。
あの看板は今問い合わせ中ですが、南インドさんがご指摘のように山梨市が付けたもののようです。
道標・案内図の作者が気になって検索してみました。
山梨市の温井さんでした。
https://www.facebook.com/people/%E6%B8%A9%E4%BA%95%E4%B8%80%E9%83%8E/100012997752399/
PS
52年前だと西沢渓谷付近は今よりも賑わっていたのでしょうか?
情報ありがとうございます。
予測はしていましたが、今は再任用のようですが、山梨市観光課に勤務していた人でした。
山梨市からはまだ回答はありません。
今の賑わいを知りませんので比較はできませんが、西沢と東沢の出合二又には多くのパーティーがいたことを覚えています。沢もとても綺麗でした。
源頭の大崩落があって景色が一変し、乙女谷の正面にあった避難小屋は段丘ごと消失しました。
せっかく作った堰堤もこれで一杯になってしまったようです。
いろいろ教えて頂きありがとうございました。
参考になりました。
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