お館晴れの北岳にて (アップルさんの悲劇)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 2,090m
- 下り
- 2,091m
コースタイム
- 山行
- 21:40
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 24:10
天候 | 小雨のちお館晴れの大快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
共同装備 |
ザイル9.4mm50m
9.5mm50m
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感想
当初の目的は穂高岳ジャンダルム飛騨尾根でしたが、天気の具合を見て急遽北岳バットレスに変更となりました。さらに 天気に関して神がかり的霊力を持つ お館様にお願いをして万全を期したおかげで 初日こそ少し降られましたが、登攀当日はこんな天気はなかなか当たり付かないというくらいの大快晴でした。本当にお館様の力は すごい 感謝、感謝です。お館様のすごさをそこらにいる人たちに 話しまくってしまいましたwww。
初日は 食事担当のAさん 荷物が半端じゃない20Kgは越えてるらしい。それを 御池小屋まで担ぎ上げてくれました。ザックから次々と御馳走、デザート、飲み物と出てきてアップルさんとびっくりしてしまいました。本当にご苦労様でした。
テント設営後 早速偵察に!!Aさんも私も30年ぶりのバットレスでいろいろと忘れてしまっておりバットレス沢、C沢、D沢 ???ウ〜ムよくわからない!!同じく偵察に来ていたクライマーの方たちに手助けいただきました。
段々に 記憶も戻ってきて CD間の尾根道が確認できた時点で 疲れたので帰ることとしました。
登攀当日、早朝2時50分に出発です。3日ほど前の富士山で足を痛めたAさん、病気あがりでまだ本調子ではないアップルさん 少しペースを落として登り始めます。そのせいもありますが 後続パーティーに抜かれてしまいました。アルパインクライミングの基本は 人並み以上に歩けることだと思います。今後の課題ですね。頑張りましょう。
登攀は 当初予定していた五尾根が混んでいたので、Dガリー大滝に変更し、登り始めるもルートが右に寄りすぎたため濡れた大滝をトラバースすることになりました。 登攀早々、少し緊張しましたが 良いウォーミングアップになりました。Dガリーを詰め横断バンドへ この横断バンドが中々悪い 外斜したバンドに小砂利が乗ってるのです。私にとって一番の核心部でした。その後C沢をヒドンスラブ目指して登りテラスへ ここで大事件!!アップルさんが大○○に指を突っ込んでしまうというアクシデント!!そこで、アップルさん大声で ヤッテマッタ〜 と騒いだので、取り付きにいる沢山のクライマーにばれてしまったのでした。ソッとふき取って知らん顔してればわからなかったのにwww。そこに ニヤニヤしながら鬼軍曹が登ってきて、曰く「その指でザイルを触るなよ!!」周りのクライマーが大笑い ひどいこというな〜と思っている人いるでしょう。そんなことでめげてるようじゃ岩登りはできません!!実際、アップルサンはみんなと一緒に大笑いしてましたwww。其のずぶとさに新たなるあだ名 ビッグベン を命名今後アップルさん改めビッグベン様と呼ぶことにいたします。
もうこの大事件のおかげで 岩登りの話題は面白くなくなってしまいましたので、ビッグベン様の報告に任せます。
もう一つ 我々の前のパーティーの方が一抱えもある岩に乗った時、運悪く崩落 私たちの上に落ちてきましたが 少しそれたので小石でかすり傷程度で済みました。下にいたクライマーも無事ということで 本チャンの怖さを思い出させてくれました。この件もビッグベン様がご報告するとおもいます。
最後に 今回三人で登りましたが 2度ほどザイルワークで失敗を犯しました。一度はザイルをハーケンに絡ませてしまい 懸垂で降り解除しました。この時は 渋滞している中で起こったので、時間的に後続に迷惑をかけることはなかったと思います。もう一度は枯れ木テラスからのトラバースで片方のザイルが岩の下に入り込んでしまいました。仕方なくそのザイルは解除して 片方から引き抜き もう一方のザイルのセカンドに外した人を編入させて事無きを得ました。ここでは5〜6分ほどの遅れで対処できたと思いますが 少し後続の方にご迷惑をおかけしたと思いますので お詫びしておきます。
今回は Aさんの足の事もあり少々心配しましたが 最後の難関、城塞もスイスイ登ってきたので 思わず嬉しくなっちゃいました。昔のザイルパートナーは健在でした!! その後 Aさんの口から 「この次は〜」という言葉が飛び出したのを 鬼軍曹は聞き逃しはしませんでしたよwww。こんどはT先輩と一緒にどこいきましょうね!!それと 豊富な食料を用意していただいたこと それと昔と変わらずマメなAさんには ほんとうに感謝!!30年前のザイルパートナーと楽しい登攀ができたことは本当に楽しい思い出になりました。今後も懲りずにお付き合いください。
ビッグベン様は右手薬指の思い出を大事にしてください。
今回、大好きな北岳に登れ、また360度の絶景に恵まれた幸運。また運がついてるといえば〇〇に指を突っ込み絶叫したというエピソードまで。色々盛りだくさんで忘れられない山行となりました。
合計何ピッチ登ったのか、無我夢中でしたので記憶が定かではありませんが、こんなに長いルートを登攀したのは初めてなので充実感は凄かったです。
〇〇に指突っ込む事件について語らねばなりません。ヒドンスラブから第4尾根基部までのトラバースでロープをヨイショ、ヨイショと引っ張っていたのですが、階段状のところがあり、左手で段のところに手をついたら何やら冷たい感触があったのです。「!!」泥ではなさそう。何だ?と視線を向けたら〇〇に自分の中指が!!!もうショックすぎて叫んでしまい、周囲を驚かせてしまいました。鬼軍曹からその辺の葉っぱか何かで拭いとけと指示があり、無我夢中でその辺の地面の土にこすにつけ落としました。今思い出しても身の毛のよだつ体験です。(汗)なかなか貴重な体験でショックは隠しきれません。ビッグベンなんて恥ずかしすぎますw次回はアップルパイを持参し、アップルちゃんにあだ名をもどしてもらう予定とします(^^)
そして、私は落石を呼ぶ霊力が!!
落石はよくあることですが自分めがけて飛んで来るって中々無いです。
以前、日光雲竜瀑で落石が間近を通過したことを忘れる事ができません。そして、今回も!!
こんな事が続くと誰も一緒に山へ行ってくれなくなるんじゃないかと焦りも出てしまいます。
今回は左腕の擦り傷で済みましたが(そもそも岩場で半袖なのもいけなかったのですが、、、)次回はどうなることなと怯えるばかりです。
そんなこんなでドキドキの北岳でしたが、無事終了点まで辿り着きホッとしました。一生忘れられない思い出となりました。
素晴らしい天気で最高のクライミングができましたね、青空をバックに稜線を登るビックベン様の逞しい姿には成長を感じました。18日の富士山七太郎尾根でお疲れのA様もよく頑張りますね感心致します。鬼軍曹のバイタリティに引っ張られているのでしょう。ビッグベン様は雲竜峡での大落石依頼の事故でしたが 無事で本当に良かったです。完登おめでとうございます
いつもの辛口コメントを ドキドキしながら覚悟(期待かもwwwMちゃん?)していたんですが、思わずお褒めお言葉!!どう反応してよいのやらww!!
とにかく大快晴で 素晴らしい登攀ができ良かったです。
そう!!そうなんですね!ビッグベン様は、落石を引っ張ってくる何かをお持ちなのかもしれませんので、今後の山行ではくれぐれも注意してください。それと今回のビッグベン騒動は、40年山やってる私でも経験したことのない貴重な経験なので、(T先輩、Aさんも経験ないですよね!!)今後末永く語り継がれていくことでしょうwww。
さて、T先輩は、そろそろ冬の登攀訓練を始めてください。今年の冬の目標は決まってますのでしっかりリベンジをしましょう。当然、Aさん、本家フォゲットさん、ビッグベン、もメンバーに入ってますよ!! それと、若年寄Hさんも、鍛えて参加お待ちしてます。
ありがとうございました
落石は怖かったですが、初めてのバットレスがこんなに最高のお天気で嬉しかったです。
なかなか体力がついていかないので迷惑かけながらの山行でしたが、また行きたいと思いました。その際はm3612様とも是非一緒に行きたいです。よろしくお願いします。
毎度ながら躍動感あふれるレポがとても楽しくて思わずププッと
にやけてしまいました。
山頂でのみなさんの顔もとてもいい顔していますネ
アルパイン最高\(~o~)/
お天気も当りでよかったです!!
14年前に私もヨチヨチの頃(クライミングですよww)初めて女子2人でバットレスに登ったのを思い出して写真を眺めました。
いや-ホントにおめでとうございました。
いやぁ〜!!今回はお館様の 天気をもねじ伏せてしまう神通力には本当に感謝!感謝!本当にT登山クラブの卑弥呼様ですね。北岳と言わずこの大快晴の恩恵を受けた人たちは皆 お館様に感謝しなくちゃいけませんねwww。引いてはそれをお願いした鬼軍曹にも感謝してほしいものですwwww。
お館様のヨチヨチの初々しいころを拝見したかったですね!!いえいえ決して今が、少しぽっちゃりしてるって言ってるわけじゃありませんので 悪しからず!
コメントありがとうございました。また、遊んでくださいね。
女子2人でのバットレスを14年間前にやってるなんて素敵すぎます!
それにしても、大快晴にしていただき本当にありがとうございました(笑)
ビッグベンというあだ名を こんなに気に入っていただけるとは嬉しい限りです。それゆえに、変更手続きはなかなか厄介ですよ。これ以上のセンセーショナルな出来事があるか、アップルパイ5個ですねwww西友のでお願いします。
今回はAさんの決断で なんちゃってバリエーション(ジャンダルム飛騨尾根)を本格的登攀に格上げした訳なんですがwww。Aさんはまったくそれに気づいておりませなんだ!!四尾根も昔のルートより難しくなってるし、十数ピッチも登らなぁいかんし、落石怖いし、とアルパインクライムの典型ですよ!!その分、なんちゃって・・・より数倍達成感はあります。終わってから気が付いたみたいですwww登ってるとき、そこの見分けが付かないということは、それだけAさんのキャパシティーが大きということです。とても前向きでいいことです。今後はなんちゃってバリエーションにはこだわる必要がないということで範疇は凄く広がります!! よろしくお願いいたします。
ビックベンよりあだなはアップルさんでいいですよネww
それにしても貴重な体験でしたネ
岩場で、しかもアルパインでは落石をもらうも出すも日常茶飯事かもしれません。あとは引きの強いウン?運ですネ(笑)
女子が半袖で登攀している姿もなかなかレアだな〜〜と思っていました。大事に至らなくてよかったです。
アルパインの楽しさを知ってしまったらもう戻れないかもネ
これからもご活躍を楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
アルパインの達成感は素晴らしいと感じてます。
これからもよろしくお願いします(^^)
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