三方岩・野谷荘司山・もうせん平〜白山白川郷ホワイトロードからピストン〜
- GPS
- 06:57
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 829m
- 下り
- 822m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全般によく整備された遊歩道 |
写真
感想
お盆休みの登山適期を雷雲でつぶされて以降、当方の「山の制覇欲」も急降下。
「やりたいこと・やらなきゃならんことはいっぱいあるんだけど、どれもこれも中途半端」という、ぼんやりした焦燥感のようなもんが、どうもよくない方向に向いている様子。
こんなときは、変に難易度の高いところにいくより、ほどほどの達成感を得られるところに行く方がいい。というわけで、「2人で登ると、有料林道代が折半できる」という利点のあるこの山域へ。
尾根筋に行くと、たびたび谷の下に見える白川郷の谷筋が印象的。地震による地滑りのため、一夜にして消えたという帰雲城跡もよく見える。あの城を俯瞰できて、かつそこまで難易度の高くない登山ルートはほかにあまりないかもしれません。
でもそれ以上に気になったのは、「加賀方向から伸びてきて尾根筋でいちいち消える古道跡」と幾度となく交差したこと。加賀藩が白山・立山山域を回っていた、という話は知っていた。でも、それが今も道として残っているとは知らなかったし、それがこんなにもあるとは思いもしなかった。
南砺市井波に行ったとき、名物の彫刻の原木はこの辺の山域から取っていた、というようなことを書いていた気はしますが…それを運ぶにしても道が多くて立派すぎる。「加賀百万石」の得体の知れなさを、まさかこんな山奥で感じられるとは…。
「山の制覇欲」のみで山を登り続けられるほど、山の制覇力はない。しかし、それ以外の煩悩が、己の重たい体を山に押し上げることもあるかもしれない。そんな可能性を感じた山行でした。
職場のワンマン社長夫妻との間にトラブルを抱えたままの山選び。
最近、戯れにダイエットをして遊んでいるのですが・・・
同行のseisman氏いわく『心にも脂身がない』状態。
確かに、身体の軽量化に比して妙に粘りがない。
明るい道に良い天気、普通に考えて楽しいはずなのに、何かが弾まない。
天気は晴れ、北アは概ね見えました。
残り少なくなった、自身にとって"そそる"未踏峰である毛勝もよく見えました。
しかし、いかんせん前向きな登山欲が湧いてこない。
なにか黒い手のようなものが這い出してきては引っ張ってくる。
下山後は大門温泉。
いつのまにかシャンプーボディソ備え付けになってました。
小松のカレーの市民アルバも良かったですな。
舌が鈍いので、金沢カレーと類されているもの達の区別はつかないのですけれどね。
なんとなく能登の空港まで走って、テントコット設置して就眠。
帰りは城端などを経由し、以前から気になっていた恵那市19号沿いの長崎ちゃんぽん屋に寄ってから、seisman氏とは別れました。
そして思ったのです。
やっぱあの夫妻のもとでは無理だ。
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