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Yamareco

記録ID: 160660
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

ににく沢林道〜市道山〜千ヶ沢〜鳥切場〜弾左衛門ノ峰

2012年01月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
04:44
距離
19.0km
登り
1,843m
下り
1,877m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

スタート(にしげいと沢橋から ににく沢林道方面へ200〜300m?地点)13:08→ににく沢に下りる地点13:41→吊尾根合流14:22→市道山14:38→千ヶ沢→盆掘林道合流地点(勝負口)15:56→入山峠16:30→鳥切場16:51→弾左衛門ノ峰16:57→盆掘林道合流地点(入山トンネル)17:22→ゴール(=スタート地点)17:57

移動時間…4時間49分
移動距離…22.09km (GPSロガーより)
天候 晴れ 風有り

気温(気象庁データ:八王子) スタート8.2℃(13:10)→最高8.7℃(14:09)→ゴール4.1℃(18:00)
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自転車
自転車です。
コース状況/
危険箇所等
【ニニク沢林道〜吊尾根】
道不明瞭も、なんとか正規(と思われる)コースで登れました。
登りやすいところ、道っぽいところを探して登れば行けました。
最初のににく沢沿いの道は、落ち枝(たぶん枝打ちしたのだと思う)が多く歩きにくいです。
沢沿いを登り、左へ離れる所で、左右の支尾根の間の低い地帯に、歩きやすい道があります。
緑のシダの様な草が道を覆い尽くしていますが、歩いてみると歩きやすいので道だと分かります。
シダ様草地帯を抜けて少し進むと沢を左へ渡ります(写真7)。
その後、細かい九十九折りで登ります。ここでも左右の支尾根の間の低いところを歩きます。
この細かい九十九折りは、吊尾根に合流するまで続きます。
つまり吊尾根に合流するまで尾根には登りません。
吊尾根合流直前でようやく九十九折が終わります。
終盤で「○○境界○○」(記憶なのであいまいです)のような赤い杭が2,3個ありました。途中にもあったかも。
傾斜は九十九折が始まるところから急になります。吊尾根合流まで急です。

【〜市道山】
登山道と併走して林道?があります。
基本的に山道を歩いていけば、峰見通りに合流します。合流地点手前に道が狭く危ないとところがあります。

【〜千ヶ沢〜盆掘林道(勝負口)】
降り始めは、道が分かり難いですが、少し進めばある程度分かり易くなります。
道自体は非常に歩きにくいです。急で凹凸有り。
ルート上の倒木はことごとく切られていたので、整備はされているようです。
しばらく進むと、沢沿いの道になり、更に進むと直接沢を下ります。水は少ないので、濡れずに下りられます。
沢が滝になっている所で道を巻き、その後は砂利道が結構続きます。

【〜入山峠】
盆掘り林道は舗装路なので歩き易いです。
途中何ヵ所も沢やら何やらの地名が書かれた標識があります。
覚えている名前を列挙します。記憶なので間違っている場合もあります。
栗ノ木王,日向ゾロ,ノリゾクナイ,穴の谷津(ここは山道,木の端有り。上へ登れそうでした。名前は違うかも),
オマキ久保,団左ェ門,細久保
他にもたぶんありました。幾つか忘れていると思います。
バリルートの宝庫かも…。

【〜鳥切場】
ここから山道に戻ります。非常に小さいピークが確か3つあって、鳥切場手前の分岐点に差し掛かります。標識は左が鳥切場になっていますが、真の鳥切場は、直進の急坂を登ります。この坂は結構急です。少し登った後にまた直進と左に分岐しますが、ここでも直進の急坂を登ります。登り切ったら鳥切場です。左へ行った所にある鳥切場は、便宜上後々鳥切場と呼ぶようになったものと思われます(推測なので間違っているかもしれません)。

【〜弾左衛門ノ峰】
鳥切場から下って、また登り返します。

【〜にしげいと沢橋】
一旦 鳥切場方面へ戻り、通り過ぎると、盆掘り林道へ下りる道があります。盆掘林道は舗装路です。そのまま麓のにしげいと沢橋へ下ります。
道路を歩いていたら道端に猫がいました。日向の落ち葉を布団代わりに暖まっていました。
by  IS01, SHARP
道路を歩いていたら道端に猫がいました。日向の落ち葉を布団代わりに暖まっていました。
滴る湧水が凍り、変わった造形美を作っていました。
by  IS01, SHARP
滴る湧水が凍り、変わった造形美を作っていました。
龍蔵神社です。この奥にも要倉山へ続く道があるそうです(未確認)。
by  IS01, SHARP
龍蔵神社です。この奥にも要倉山へ続く道があるそうです(未確認)。
今度は水道水が垂れて、筒状の氷ができていました。
by  IS01, SHARP
今度は水道水が垂れて、筒状の氷ができていました。
ににく沢林道から沢へ下りる地点です。赤いテープのお出迎えがあります。
by  IS01, SHARP
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ににく沢林道から沢へ下りる地点です。赤いテープのお出迎えがあります。
沢を離れて、左右の支尾根の間を登ります。道を緑のシダ状の草が覆い隠していますが、歩き易いので、たぶんここが正規のルートです。
by  IS01, SHARP
沢を離れて、左右の支尾根の間を登ります。道を緑のシダ状の草が覆い隠していますが、歩き易いので、たぶんここが正規のルートです。
沢を左に渡る地点です。ここは道が明瞭。
by  IS01, SHARP
沢を左に渡る地点です。ここは道が明瞭。
細かい九十九折が続く地点です。周りより若干歩き易い所を探して登ります。
by  IS01, SHARP
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細かい九十九折が続く地点です。周りより若干歩き易い所を探して登ります。
吊尾根合流直前です。ここまで細かい九十九折が続きました。
by  IS01, SHARP
吊尾根合流直前です。ここまで細かい九十九折が続きました。
吊尾根に合流したところ。ここが正規のルートでいいんだよね?
by  IS01, SHARP
吊尾根に合流したところ。ここが正規のルートでいいんだよね?
市道山山頂。立派な標識です。こんなデカイ物どうやって運んだのでしょうか。
by  IS01, SHARP
市道山山頂。立派な標識です。こんなデカイ物どうやって運んだのでしょうか。
市道山からの展望。青梅方面か。
by  IS01, SHARP
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市道山からの展望。青梅方面か。
千ヶ沢方面。始めはどこを歩いて良い分からない。そして急!
by  IS01, SHARP
千ヶ沢方面。始めはどこを歩いて良い分からない。そして急!
急な下りが一段楽したところ。それでも十分歩きにくい。
by  IS01, SHARP
急な下りが一段楽したところ。それでも十分歩きにくい。
こんな辺ぴな所にケルンが!
私も一個乗っけておきました。
by  IS01, SHARP
こんな辺ぴな所にケルンが!
私も一個乗っけておきました。
ここが3年前に下から登って、引き返した地点。左右どちらに行っていいか分からず、また踏み跡もないため、ここで断念した。正解は左でした。上から来た場合右折します。
by  IS01, SHARP
ここが3年前に下から登って、引き返した地点。左右どちらに行っていいか分からず、また踏み跡もないため、ここで断念した。正解は左でした。上から来た場合右折します。
滝です。持っているハイキングマップには松尾の滝と書いてあるのですが、3年前の自分のメモには「松尾の滝は伐採で埋まり、この滝は三壷の滝というらしい」と書かれています。今、ネットで調べても全く情報が得られませんでした。実際、壷が3つ見えるので、三壷の滝だと思います。
by  IS01, SHARP
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滝です。持っているハイキングマップには松尾の滝と書いてあるのですが、3年前の自分のメモには「松尾の滝は伐採で埋まり、この滝は三壷の滝というらしい」と書かれています。今、ネットで調べても全く情報が得られませんでした。実際、壷が3つ見えるので、三壷の滝だと思います。
盆掘り林道に合流。標識によるとここは勝負口というらしい。
by  IS01, SHARP
盆掘り林道に合流。標識によるとここは勝負口というらしい。
このような地名が書かれている標識が幾つもありました。後でネットで調べれば分かるだろうと最初の数個はスルーしたのですが、覚え切れずに写真を撮り始めました。ここは「団左ェ門」。たぶん「弾左衛門ノ峰」の弾左衛門を指すのでしょう。
by  IS01, SHARP
このような地名が書かれている標識が幾つもありました。後でネットで調べれば分かるだろうと最初の数個はスルーしたのですが、覚え切れずに写真を撮り始めました。ここは「団左ェ門」。たぶん「弾左衛門ノ峰」の弾左衛門を指すのでしょう。
ここは「細久保」。上へ登れそうです。他にも登れそうなところが幾つか。バリルートが沢山有りそうです。
by  IS01, SHARP
ここは「細久保」。上へ登れそうです。他にも登れそうなところが幾つか。バリルートが沢山有りそうです。
入山峠に到着。
by  IS01, SHARP
入山峠に到着。
鉄塔で小休憩。時間がなかったので、ここがゴール前最後の休憩。
by  IS01, SHARP
鉄塔で小休憩。時間がなかったので、ここがゴール前最後の休憩。
急坂を上って「トッキリ場」です。
by  IS01, SHARP
急坂を上って「トッキリ場」です。
「弾左衛門ノ峰」。暗い…。
by  IS01, SHARP
「弾左衛門ノ峰」。暗い…。
撮影機器:

感想

今年最初の登山です。今日もバリルート。去年の暮れに視察した、ににく沢林道から市道山へ向かい、千ヶ沢を下りて、弾左衛門ノ峰から、山の中の道を通って、にしげいと沢橋へ下山予定です。

ににく沢→市道山は持っているハイキングマップに書いてありますが、以前行こうと思って道が分からず撤退した所です。千ヶ沢も下から登って、途中で撤退したルートです。今日は2ヶ所リベンジです。そして最後は地図に載っていないバリルート。舗装路の林道を歩くのは味気ないので、峰見通りから麓に下りられるルートは有り難いです。

いつも通り遅いスタートで登り始めます。ににく沢から登り口の選定でうろうろし 時間を食います。尾根に登るのだろうと、尾根沿いの木に付いた白いペンキを目指しますが、元一般向けルートにしては、尾根に取り付きにく過ぎます(踏み後ないし、急だし)。これは尾根に登るルートではないなと思い、歩きやすそうな道を探します。すると一面緑の草は生い茂っていますが、道幅もあり緩やかに登っている場所を発見します。歩いてみると歩き易い。草こそ生えていますが、ここが正規のルートと判断し進みます。

その後ちょこちょこと踏み跡も見ますが、しばらくするとハッキリとした踏み跡は完全に消失します。かといって尾根に登るには、まだ斜面が急です。とりあえず、左右の支尾根の間の低い所で歩きやすいところを探します。物凄い若干なのですが、周りより多少歩きやすいところが九十九折になっています。九十九折になっているということで、ここが正規のルートと判断し登ります。薄っすらとした九十九折を一生懸命探しながら登りに登ると、支尾根がぶつかる大きな尾根が近づいてきます。登りきると吊尾根に合流です。昔あったらしい、醍醐林道,関場への標識はありませんでしたが、たぶんここが下り口で良いのではないでしょうか。

後は市道山へ向かうのですが、山道と併走する林道らしき道に記憶がありません。こんな道有ったっけ? と思いながら山道の方を歩きます。前にここ歩いたのっていつだっけなぁ…。かなり前なんだろうな。山行記録を付ける前は、歩いたところでもあまり記憶に残っていません…。山行記録をつけるようになってから良く覚えているので、次回以降の山行で役に立っています。

市道山に到着すると先客が1名いました。今日出会ったハイカーはこの人だけでした。展望が開けているので風がビュービュー吹いて寒いですが、ここで昼食です。さっさと食べて千ヶ沢を下ります。

この千ヶ沢も難コース。倒木が切られていたので整備はされているようですが、急で足場が悪い。慎重に下りないとこけそうです。怪我だけはしまいと時間をかけてゆっくり下ります。沢沿いを進むと 3年前に下から登って撤退したポイントがありました。登れるところが二手に分かれているところです。ここから先は歩いたことがあるので、道迷いの不安もなく気楽な山行。途中にある滝とも2度目の御対面です。
記念に動画を撮りました。




舗装路の盆掘林道まで砂利道を歩き、盆掘林道を登ります。入山峠から山道に戻って、鳥切場に登ります。写真にある鳥切場はピークなので直前で急登があります。この後 一旦下って、弾左衛門ノ峰にも登ります。

さあ、ここで究極の選択。時刻はほぼ17時。暗いです。予定は初めて歩くバリコース。下り口はすぐに見つかりました。歩き始めも明瞭です。“よし、下りてみよう”と無謀な決断をし 下り始めます(ヘッドライトなし)。

しばらくは迷うことなく進めましたが、道っぽいところと木の白ペンキが分かれたところで悩みます。目を凝らしてみますが、暗くて分かりません。“こりゃ、流石に危ない”と思い 引き返します。鳥切場近くから盆掘林道に降りて、後はテクテク舗装路を下ります。にしげいと沢橋に出て右折し、自転車を置いたところまで戻って、今日の山歩きは終了。

思ったより時間がかかり最後が予定変更になりましたが、ににく沢→吊尾根と千ヶ沢のルートが歩けて、まずまずの収穫です。最後の弾左衛門からの下りルートは、利用価値が高いところにあるので、いつでも歩く機会はあるでしょう。暗くて景色が見えない状態で歩いても楽しくないので、このルートは次回のお楽しみということにします。


おしまい

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コメント

吊尾根への登路、良く見つけましたね!
silchariさん、はじめまして!

この道は私も何度か登っていますが、最近はほとんど踏み跡さえなくなって、毎回違うところを適当にのぼってしまっています。

silchariのたどったルートは、地図上でみても、昔私が歩いた記憶からも、正解だと思います。

それにしても詳細な記載ありがとうございます。たいへん参考になります。
またそのうち登ってみたいと思います。
2012/4/23 12:47
>吊尾根への登路、良く見つけましたね!
shigetoshiさん こんにちは!

マイナールートなので念入りに書いておきました。
行く人があまりいないとは思いますが 参考になればと思いまして。

ここを何度も歩いたとはバリルート好きですね
私は最近 近場のバリルートに凝っているので、また変な所を歩きたいと思います。
2012/5/1 12:46
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