仙丈ケ岳。長くてキツい地蔵尾根往復。
- GPS
- 08:00
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 2,338m
- 下り
- 2,319m
コースタイム
- 山行
- 10:29
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 10:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
地蔵尾根は登山地図には破線ルートになっていますが、踏み跡はしっかり残っていて道標やテープも多く設置していました。登り始めから松峰を過ぎたところまで林道を横切ったり並行して歩きます。2800m付近の森林限界から多少岩場が多くなりますが注意して通過すれば問題ありません。 登山届は駐車場にあります。トイレはありません。 ※GSPデータ取得に失敗して手書きになってしまった。原因がわかりません。 |
写真
感想
仙丈ケ岳に登るのは今回で2回目。
前回は3年前に北沢峠にテント泊して、楽して甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳を登ったことが、ずっと心残りだった。普段から気に入った山こそ一番辛いルートから登るべき!」と考えているので、絶対に登りなおそうと計画を立てた。そして今年8/19に黒戸尾根から甲斐駒に登り、今回破線ルートの地蔵尾根から仙丈ケ岳に登る。
黒戸尾根はコースタイム9:30、地蔵尾根は駐車場からだと8時間?累積標高も少ないので黒戸尾根よりは楽だろうと考えていたが、とんでもなかった。黒戸尾根は5時間、地蔵尾根は6時間かかり、疲労感は1.5倍疲れた印象。とにかく長くて辛い。途中、小さなアップダウンを繰り返して、なかなか標高が稼げない区間があって焦りも出てくる。
そして5時間歩いてようやく視界が広がってくる。そこから約1時間は貸し切りの稜線歩きだ。山頂には大勢いるのが遠くからでもよく分かった。人が溢れだして山頂から落ちそうなくらいだった。登山道に合流などせず、このまま地蔵尾根歩いていたいな、と思うほど。
山頂からは3年前はガスで見れなかった景色を見ることができたし、山頂を周回するコースではゆっくりと景色を楽しんだ。
この日、地蔵尾根を登ったのは5人。そのうち一人は朝一番の先行者で何度も道迷いして松峰手前で撤退してしまった。地蔵尾根は松峰までは何度も林道を横切ったり林道を歩く区間(2区間)もあったり、暗闇では標識やテープを見逃してしまう事もありそうだ。山側からは登山道と間違えそうな雨水が流れる「水道」が交差する。暗闇では登山道と思い、何度か踏み入りそうになる。自分は地元の山でバリRを歩くため、登山道から外れた時は歩いていて足裏感覚で、すぐに気付く(土の硬さが違う)からルートは外さなかったが、初めて歩く人はなるべく明るいときに通っておいた方が良さそう。
コメント
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3年前のレコでは異議あり!(実は木曽駒もそう思った )のコメントをしましたが、チャンスを狙っていたのですね。
isさんでも長くて辛い...黒戸尾根比で疲労感は1.5倍ってそれはハードですね。我が隊は撤退になりそうなので黒戸すらやりませんが。
goechanの白馬岳もそうですが、気に入った山は百名山でもルートを変え複数回行くのが素敵です。
photogさん、コメントありがとうございます。
その通りです!photogさんに「登り直すべき!」と言われたので、必ず黒戸尾根と地蔵尾根から登り直すぞ!と計画を立てていました
地蔵尾根と黒戸尾根は全くタイプが違っていて、だらだらとアップダウンを繰り返して登っていく地蔵より、梯子や岩場が多く一気に標高を上げる傾斜のキツい黒戸の方が好きです。
自分は一度登った山に色々なルートから何度も登りたい派ですが、goeは数多くの山に登りたい派ですかね 百名山もかなり登ってます。
こんばんは、はじめまして
22日の日に地蔵尾根にチャレンジして、どうにか登頂し、帰りは楽チンな北沢峠に下山した者です。御周知の通りこのルートは、かのTJARのコースの一部になっているので、レースにも使われているわけだし、問題なく通行ができるルートであると高を括っていました。実際は私のとんでもない勘違いで、is_pinarelloさんのレコの通り、初見を暗い時間から歩くなんて無謀な試みでした。今回登頂できたのも、「帰りは楽をしたい、このコースを戻るのはごめんだ」という発想がもたらしたもので、登り切ったという充実感よりも、やられたーという敗北感が残りました
私の記録も、折を見てアップしてみますので、気が向いたらご覧いただけると幸いです。
airdiverさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
地蔵尾根は変化に富んでいて良い尾根だとは思うのですが、何せ長すぎですよね。途中、登ってるんだか降ってるんだかわからない区間があって、眠くて寝てしまいそうでした。ただ、元々バリRが好きなので、この様に静かなルートは好きです。
レコ拝見しました。駅から歩いて登るなんて自分には全く考えられません
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