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Yamareco

記録ID: 1618097
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳 中山尾根

2018年10月13日(土) ~ 2018年10月14日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
27:32
距離
18.4km
登り
1,544m
下り
1,524m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:25
休憩
2:23
合計
10:48
4:22
50
5:12
6
5:18
42
6:00
48
6:48
7:24
25
7:49
7:50
50
8:40
8:56
191
中山尾根取り付き地点
12:07
12:50
4
12:54
12:57
4
13:01
6
13:07
15
13:22
13:56
11
14:07
14:17
47
15:10
2日目
山行
2:04
休憩
0:00
合計
2:04
5:50
48
6:38
31
7:09
5
7:14
40
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
4:20 美濃戸口を出発。台風で登山道はどうなっているだろう。
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4:20 美濃戸口を出発。台風で登山道はどうなっているだろう。
林道は入り口で封鎖されている。
1
林道は入り口で封鎖されている。
林道下の橋は人道の仮橋
林道下の橋は人道の仮橋
1時間程で赤岳山荘に到着
1
1時間程で赤岳山荘に到着
林道が終わり堰堤先の橋も流されている。
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林道が終わり堰堤先の橋も流されている。
最初の橋にたどり着く前に渡渉。登山道がなくなっている。
1
最初の橋にたどり着く前に渡渉。登山道がなくなっている。
木道辺りまで増水したようだ。
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木道辺りまで増水したようだ。
次の橋も流されている。
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次の橋も流されている。
登山道も削られていた。
1
登山道も削られていた。
次の橋は生きているが上まで水がきたようだ。
1
次の橋は生きているが上まで水がきたようだ。
その次も流されている。飛び石で渡渉
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その次も流されている。飛び石で渡渉
一番上の橋も使えない。仮橋が掛けられていて、回り道はここへ着くようだ。
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一番上の橋も使えない。仮橋が掛けられていて、回り道はここへ着くようだ。
6:45山荘へ到着。やっぱり人は少ない。
1
6:45山荘へ到着。やっぱり人は少ない。
今回は鉱泉にベース。
今回は鉱泉にベース。
準備を整え、7:20 鉱泉を出発
1
準備を整え、7:20 鉱泉を出発
大同心と小同心を見上げながら歩く
2018年10月13日 07:44撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
10/13 7:44
大同心と小同心を見上げながら歩く
中山尾根取り付き。
踏み跡があるし、取り付きまでは問題なくいける。
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中山尾根取り付き。
踏み跡があるし、取り付きまでは問題なくいける。
取り付きからの阿弥陀岳。朝一は北アルプスもきれいに見えた。
取り付きからの阿弥陀岳。朝一は北アルプスもきれいに見えた。
赤岳
2018年10月13日 08:43撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
10/13 8:43
赤岳
取り付きまでのボロいリッジ。
2
取り付きまでのボロいリッジ。
下部岩峰
8:40 登攀開始
1P 相方リード。コレを超えたあたりに支点が2つ。
2018年10月13日 08:57撮影 by  SO-02J, Sony
2
10/13 8:57
1P 相方リード。コレを超えたあたりに支点が2つ。
cow)直上を目論んだが,早々に右の階段状へ逃亡…
2018年10月13日 09:03撮影 by  SO-02J, Sony
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10/13 9:03
cow)直上を目論んだが,早々に右の階段状へ逃亡…
2P 岩を草付きの方に左に回り込んで、安定した所でザイルをしまう。
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2P 岩を草付きの方に左に回り込んで、安定した所でザイルをしまう。
後は下部岸壁までフリーで進む。
後は下部岸壁までフリーで進む。
この辺からガスが出てきた。
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この辺からガスが出てきた。
3P クラック沿いにあがり、かぶり気味の所を乗越した所で切る。支点はそれから10m程上にある。
3
3P クラック沿いにあがり、かぶり気味の所を乗越した所で切る。支点はそれから10m程上にある。
cow)ここは落ち着いてクリアした…
2018年10月13日 10:45撮影 by  SO-02J, Sony
10/13 10:45
cow)ここは落ち着いてクリアした…
チムニーを乗越した所。
チムニーを乗越した所。
後2Pはコンテで進み、
最後は
‥仍各擦砲任襦
回り込んでルンゼを登る。
3連ピナクルを行く。
の3択
3
後2Pはコンテで進み、
最後は
‥仍各擦砲任襦
回り込んでルンゼを登る。
3連ピナクルを行く。
の3択
相方さんは△鯀択。
登山道への踏み跡のルンゼの手前にハンガーがある。

cow)事前情報では三連ピナクルはピリリとしたものを味わえるとのことであったが,激辛の予感がしたので落ち着いてルンゼへ逃亡…
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相方さんは△鯀択。
登山道への踏み跡のルンゼの手前にハンガーがある。

cow)事前情報では三連ピナクルはピリリとしたものを味わえるとのことであったが,激辛の予感がしたので落ち着いてルンゼへ逃亡…
上につく頃にはガスがひどくなっていた。
上につく頃にはガスがひどくなっていた。
12:50 山頂は神様がいた。

cow)おかげさまで無事に登攀できました
2
12:50 山頂は神様がいた。

cow)おかげさまで無事に登攀できました
せっかくなので横岳まで歩き、大同心ルンゼを下る。
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せっかくなので横岳まで歩き、大同心ルンゼを下る。
ガスガスだけど、ルートが分かれば問題なし。
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ガスガスだけど、ルートが分かれば問題なし。
降りてくる頃大同心がちょっとだけ顔を出してくれた。
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降りてくる頃大同心がちょっとだけ顔を出してくれた。
1時間弱で一般道へ到着
1時間弱で一般道へ到着
15:00 鉱泉へ到着。 からの宴会。
明日を考え早く寝る。
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15:00 鉱泉へ到着。 からの宴会。
明日を考え早く寝る。
日没前に赤岳が姿を現した!

この時は翌日は晴れるものとばかり思っていたが…
2018年10月13日 17:11撮影 by  PENTAX K-5 II s , PENTAX
10/13 17:11
日没前に赤岳が姿を現した!

この時は翌日は晴れるものとばかり思っていたが…
雨の音で目が覚めテンションダウン…

赤岳主稜だけでもと思ったが、雨がひどくなってきそうな気配なので、ヘリポートあたりで撤退を決める。
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雨の音で目が覚めテンションダウン…

赤岳主稜だけでもと思ったが、雨がひどくなってきそうな気配なので、ヘリポートあたりで撤退を決める。
明るくなってから5:50に出発。
1つ目の橋を渡って旧道へ。
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明るくなってから5:50に出発。
1つ目の橋を渡って旧道へ。
まず登らされ、足場の悪い所を歩く。
完全にこの道は南沢より悪い。
二度と通らない。
まず登らされ、足場の悪い所を歩く。
完全にこの道は南沢より悪い。
二度と通らない。
林道終点に降りてきたが1時間程掛かった。
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林道終点に降りてきたが1時間程掛かった。
登山道情報
もちろんながら、駐車場に車はない。
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もちろんながら、駐車場に車はない。
車が入れる様になるまでもう少し掛かりそうだ。
8:00 美濃戸口へ到着
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車が入れる様になるまでもう少し掛かりそうだ。
8:00 美濃戸口へ到着

感想

冬の八ヶ岳に挑戦したいが、いきなり冬は腰が引けて、まずは無雪期にアイゼントレを兼ねて偵察しておこうと、liewさんに付き合ってもらった。

北沢方面へと向かうと、ずいぶん荒れているとのことであったが、何しろ初めてなのでピンとこなかった。しかし、流失した橋や大きな石がゴロゴロしているのを見ていくうちにようやく状況を飲み込めた…ここまで雨が降るのも怖いなと思った。

赤岳鉱泉にテントを設営後は、主稜線のギザギザを見上げながら、中山尾根の取り付きへと向かった。ボロい痩せ尾根に少しビビりながら、下部岸壁の下に出てみると、なかなかの迫力…右から登るものと思っていたが、「ここは直上だろう!」とliewさんの激励を受け、恐る恐る取り付いた。ところがバイルをうまく突起にかけられず、早々に右へと逃亡…

つるべで登り、3ピッチ目は再びリード…ここは落ち着いて、出口がかぶり気味の凹角を抜けた。少し慣れた感じがした…
このピッチは、ビレイ中に足を乱暴に動かしてしまい、大きな岩を落としてしまった。大変なことになる寸前だった…岩の脆さ具合を考えて、もっと慎重になるべきだった。

5ピッチ目は、三連ピナクルに圧倒されルンゼを登った。

その後、横岳へと向かい、大同心稜を下降しながら、大同心周辺のルートをいろいろと教えてもらった。

翌日は、赤岳山頂で朝陽を拝もうと企てていたが、夜中に始まった雨の音にテンションダウンし、一時間ほど寝坊してしまった…

肉体的にも精神的にも、自分に足りないところを認識できた山行だった気がする。
だが、くよくよ考えていても仕方がないので、次は冬にまた揉まれに来ようと、密かに考えている。

鹿児島の友人のアテンドで八ヶ岳でアイゼントレ。
一日目 中山尾根、二日目、阿弥陀北陵〜赤岳主稜の予定であったが二日目の天候悪化により中山尾根だけにした。
台風後、鉱泉までは初。
登山道は、林道終点の橋を渡ってから旧道へ迂回するようになっている。
旧道は時間もかかり、足場も悪くアップダウンが面倒くさい。
飛び石が出来れば、今までの登山道を歩いた方が早い。
南沢の状況は確認していないが、そちらのほうが良さそうだ。
中山尾根ルートの取り付きまでも倒木等もなく、ルートも問題ない。
大同心ルンゼからの下りの道も特に問題なし。

晴れていれば三連ピナクルはカッコ良かったがココまでガスガスだとね。。
また次回。

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積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
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3/5
体力レベル
4/5
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技術レベル
2/5
体力レベル
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