Myカイコガはお留守番('∀') 紅葉の新碓氷川橋梁と富岡散歩 ★チャリレコ(横川ーアプトの道ー妙義町ー富岡製糸場ー高崎)
- GPS
- --:--
- 距離
- 69.7km
- 登り
- 730m
- 下り
- 1,021m
コースタイム
SLと碓氷の紅葉に決めました ほの香
そのままで御座る(・∀・)
当方、紅葉狩りそのものを目的とした行楽はしたことがないのだが、昨年初体験した碓氷の紅葉と廃線跡はその絶景の感嘆しかなかった。
”大山と大山桜、”筑波嶺と稲穂波””みたいなコラボは”認めざるを得ない”し、今回思った”新碓氷川橋梁と紅葉”、もしくはメガネ橋と紅葉も同様である。
”まっかな秋”という童謡は、碓氷峠道中の紅葉を歌っていることからもこの地の秀逸さがわかるというものだ
碓氷峠そのものには行かず、残る時間は富岡の散策でも。
JR東・信越本線横川駅まで輪行
9:00横川駅(アプトの道)ー10:00メガネ橋or新碓氷川橋梁10:25−11:30妙義町・散策ー12:20富岡町・散策13:30−14:30高崎駅
JR東・高崎線高崎駅から輪行
天候 | 小春日和 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
帰り:JR東・高崎線高崎駅から輪行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
アプトの道は遊歩道なので自転車の乗車はできません。押しならOKです。 |
写真
装備
個人装備 |
ロードレーサー+歩ける自転車ペダル(SPD)
|
---|
感想
■おいらの道
おいらのシルク探求は、先ず日本のシルクロードという道を切り口にしている(た)。
気づきは、自転車での”半原越”から始まった。
未だに稚拙なレポートながら、実際にシルクの道をチャリで走行し、半原・愛川の地域探索から、繭の大生産地、信州・上州・甲州の”実走・探索”に繋がっていったことが思い出深い。
■ようやく解ってきた”お蚕産業”を川に例えて
---------------------------------------
・上流:蚕種(蚕の卵製造・品種管理)、養蚕(繭製造)、製糸(生糸製造)→横浜港から海外輸出
・中流(ここから国内向):撚糸、染色、織り
・下流:企画、縫製(衣服等の製造)
---------------------------------------
※例えば明治〜昭和中期迄の富岡製糸場は上流の”製糸部門”にあたり、前工程は養蚕農家からの繭の買い付け、後工程は生糸の海外出荷となる。
昭和後期は撚糸工場に出荷する国内需要。。という立ち位置になる。
シルクロードとは、主に”繭と生糸の流通経路”のことをいいます。
ポイント ■繭と生糸の流通経路は同じではない
■宝の山・信越本線旧線・アプトの煉瓦巻隧道群(明治26年開通ー昭和38年廃止)
何回も訪れた末の『今更ながら』の気づきがあった。
アプトの隧道群は宝の山であった。
おそらく、天城山隧道(天城・下田街道)や観魚洞隧道(熱海・東浦道)の毒に当たったのだろう。。
アプト隧道は幾つもあるが、付け柱(ピラスター)の造りが石であったり煉瓦であったり、アーチも同様・煉瓦であったり石であったり、素材の組み合わせに妙に感動した ("・∀・)
逸品は、メガネ橋の先の隧道だ。五角形に加工された迫石のアーチと煉瓦が形つくる迫力の隧道である!!(写真20)
■新碓氷川橋梁と紅葉
”メガネ橋”からの紅葉は外せない見所だが、もう一つの目的は”新碓氷川橋梁”の紅葉。(σ・∀・)σ である!!
EF63の重連に引かれながら、客車内からメガネ橋を撮影したファンも多かったのではないだろうか。
横川駅に引き返し、初めての🚂走行、D51も(σ・∀・)σゲッツ!! 満腹だw
■斉藤さん家
妙義町を散策していたら葉の茂った桑畑を発見したよ。普通今の時期は秋蚕の餌のために丸裸にされていることが多いのだが。。もしや廃桑園??
ご近所の斉藤さんに伺ったところ去年から始まった桑畑とのこと。これは新鮮、廃桑園どころか新規桑畑って!!
斉藤さん裏山の中腹に小規模な墓群が見えるので聞いたら、斉藤さん家の墓だって。。繋がりでお参り。そして絶景w
■富岡製糸場近く〜お富ちゃん家〜
今日も本丸?には入場しない。何回も訪れ入場しないのにも程があるが、もう少し理解を深めてからでないと、英ちゃんにも失礼であるという自主規制w
製糸場近くの案内所(お富ちゃん家)で休憩。学芸員さん?がパネル説明をしていたので、混ざった。主な説明内容の蚕種から海外輸出の歴史的なもの、世界遺産群の構成理由、富岡製糸所の繰糸機の変遷等、、これは自分にも説明できるレベルで、・・自慢とかではなく驚いた。
そのあと学芸員さんと蚕談義の末、繭クラフト(グンマちゃん)にチャレンジすることにw(写真51)
■帰宅・カイコガ動きすぐる!!
さて、我が家のお留守番は2週間前にNG繭から羽化したカイコガさん。
本来ならこの繭は製糸場へ出荷後、乾繭(蛹を殺して発蛾を防ぐ)される筈が、なんの巡りあわせか、当Honoca家に連れ帰り羽化。今なお2週間の長寿である。
くし型の触角をとかす仕草が愛らしい。意外と行動範囲が広い。カーテンを登ったり手のひらで遊んだりもする (・∀・)
■NG繭に限定されるカイコガの羽化
繭は糸になり人に貢献するが、その影でロス繭・NG繭は打ち捨てられる。
そのNG繭なればこそ出荷されず羽化が可能、我が家に羽化したカイコガさんが居るのは幾つかの奇跡が重なった ("・∀・)イイ!! なのです
SLと碓氷の紅葉に決めました ほの香
廃線や煉瓦隧道紅葉谷 ほの香
D51の黒煙なびく紅葉かな ほの香
水澄みて製糸所脇に輝けり ほの香
横浜に連れ帰りたる秋蚕かな ほの香
戻り来て富岡想う月夜かな ほの香
カイコガの羽ばたく音の野分哉 ほの香
月に抱かれカイコガの眠りおり ほの香
蚕蛾の冷めた瞳や星月夜 ほの香
しろたへの体休める蚕かな ほの香
※十句目の”蚕”は春の季語。秋蚕(あきご)とはせずに
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