秋の鈴鹿山系線のばし山行(小岐須渓谷〜仙ヶ岳〜宮指路岳周回)


- GPS
- 07:11
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,232m
- 下り
- 1,222m
コースタイム
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 6:59
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●トイレ:駐車場前にあり (簡易水洗、トイレットペーパー有) *夜間も電気がつきます |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山ポスト:小岐須渓谷山の家、登山者用駐車場前にあるトイレ棟にあり。 ●仙鶏尾根から仙ケ岳、仙ケ岳〜宮指路岳間、細い登山道やザレた箇所も多く、転倒やスリップなど要注意 |
その他周辺情報 | ●下山後の甘味:御在所SA「若鶏のサンワ」のソフトクリーム |
写真
感想
♪秋の鈴鹿山系線のばし山行(小岐須渓谷〜仙ヶ岳〜宮指路岳周回)♪
標高の高い山では積雪の便りが届くようになったこの季節、今週は、地元に戻って鈴鹿山系の線つなぎをすべく未踏の仙ヶ岳へ。春に訪れた宮指路岳をからめて周回すれば、宮指路岳から仙ヶ岳間の線がつながる。直近の天気予報では土曜日の午後から少しづつ天気は下り坂のようだが、土曜日の昼までなら晴れ間も望めそうだ。
深夜に小岐須渓谷山の家の駐車場に到着し車中泊。キャンプ場の営業は既に終了していて閑散とした様子。春に来た時もそうだったが、ここのキャンプ場の営業期間は短いようだ。それでもトイレは掃除され夜間も明かりがつくのはありがたいことだ。
翌朝は日の出少し前に駐車場をスタート。今回は久しぶりのまったり山行。まずは登山口まで林道を歩く。と突然右手の森の中でガサッという音が・・・、まさかクマ?と思ったが、鹿2頭がこちらの気配に驚いて斜面をかけあがっていったところだった。ふ〜っ。
仙鶏尾根分岐までは比較的なだらかな林道歩きだが、この秋の台風の影響だろう、倒木や落石で登山道は結構荒れている。大石橋までの舗装道路脇の斜面も荒れていたので、ここら辺の被害は大きかったのだろう。登山道閉鎖にならなくて良かった。
分岐から急登が始まり、細い道を歩き野登山との分岐まで出ると一気に視界が開けキラキラ輝く伊勢湾が見えてきた。この景色が鈴鹿山系の醍醐味の一つ。仙ヶ岳まで小一時間、ヤル気を出してもうひと頑張り。
仙ヶ岳に到着後はまず朝ごはん。行程の短い山行でのこれまた楽しみが、山頂でのカップ麺。普通のカップ麺が何故だか美味しく感じてしまう。天気も良く、鎌ケ岳や御在所もよく見える。南の方には、今後歩いてみたいなと思う鈴鹿南部の山々も。しばらく静かな山頂を満喫したのち、宮指路岳に向けて出発。
仙ヶ岳から宮指路岳にかけてのこの区間がなかなか厳しかった。CTも厳しめだが、登山道も細くザレていて、慎重に歩を進めた方が無難。ルートを外れる踏み跡にも少しはまりかけたし・・・。
それでも宮指路岳に無事到着し本日の目標はクリア。あとは5月にも歩いた道を戻るだけ。思いのほか落ち葉も少なく、むしろ5月の時より歩きやすく感じた道を1時間少々で大石橋まで戻る。
そして今回のおまけは、前回行かなかった屏風岩に行くこと。一体どんなところだろう?と期待して川床までおりたが、特に標識も何もなく、たぶんこれが屏風岩だろうと思われる大きな岩壁があっただけでちょっと拍子抜けだった。
そして本日の最終ミッション。家で美味しいコーヒーを淹れる為「鈴鹿の湧き水」を汲んで帰ること。ザックにつめていた空のペットボトルを満タンにして、駐車場までのほんの少しの間を歩荷。本当に水ひとつでコーヒーの美味しさがここまで違うか!というくらい違うので、湧き水汲みはかかせない。
昼過ぎに駐車場に戻って、四日市にあるお気に入りのパスタ屋さんで食事をし、御在所SAで下山後の甘味を楽しみ、行きつけの登山ショップにチューンナップに出していたスキー板を引き取りに行き、もろもろのやるべきことを済ませてもまだ時間的に余裕がある鈴鹿山系山歩きは、実はお財布にもやさしいのだった。
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