冬山ソロ&テン泊デビュー!大雪・晴天の赤岳(八ヶ岳)
コースタイム
9:20美濃戸口→10:25美濃戸→(北沢)→11:14堰堤広場→12:02赤岳鉱泉
■1月22日(日)
7:45赤岳鉱泉→8:20行者小屋→(文三郎尾根)→9:27中岳分岐→10:30赤岳山頂
→10:39赤岳北峰→(文三郎尾根)→11:35行者小屋→11:58赤岳鉱泉12:50→13:45美濃戸→14:17美濃戸口
天候 | ■1月21日(土) 曇りときどき雪、ほぼ無風、16時以降は雪強くなる 美濃戸口9時20分 小雪、1℃ 赤岳鉱泉12時、小雪、-1℃ ■1月22日(日) 赤岳鉱泉7時30分、高曇り、ほぼ無風 文三郎尾根9時、晴れ 中岳分岐9時30分、ガス、風あり 赤岳山頂10時30分、晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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コース状況/ 危険箇所等 |
○北沢経由で赤岳鉱泉 とても歩きやすいです。南沢より歩きやすいと思います。 南沢は日当たりの良いところは雪が解けているようですが、北沢は全て雪に覆われています。 ○文三郎尾根 雪が増えたので、階段の大半は埋まりました。もう1回大雪が降ったらほとんど埋まるのでは、と思います。 ○中岳分岐より先 一部クサリが出ていて、利用可能ですが、渋滞しているときにクサリを掴むと、クサリが左右に振れて周りに迷惑になるので注意しましょう。 |
写真
感想
1月8日9日に赤岳に登りましたが、楽しかったのでソロで行ってみました。
ついでに、鳥頭のyoginsさんの記録を読んでいたら、私もテン泊してみたくなったので、鉱泉でデビューしてきました。
赤岳鉱泉でゆっくりしたかったこともあり、今回は茅野市内で前泊。ちの旅館というところに泊まりました。
民宿のような旅館でしたが、2食つきで5000円程度と格安で、出発のときにみかんを差し入れてくれるなど、気遣いがうれしい宿でした。
1日目、茅野駅前に行きますが、小雪がちらついています。
あずさが到着する前のバスなので乗客は3名、全員登山者です。
美濃戸口に着くと、小雪は止まず。でも気温は1℃と高めです。
黙々と歩き続け、北沢経由で赤岳鉱泉へ。
荷物が重いので、夏道コースタイムくらいのスピードしか出ませんでした。
受付を済ませてテント設営。雪の上は初めてです。戸惑いながらも何とか設営完了。
中に入って寝袋を広げて準備などしていると、だんだん快適になってきて、出たくなくなりました(笑)
本当は硫黄方面に散歩に行こうと思っていたのですが、中止にして昼寝になりました。
16時過ぎに目覚めると、雪が強くなっています。テントをパチパチ打ち付けています。
寒い中夕食を作り、周りは大雪なのにトロピカルカレーを食べました。
結局、記憶のある夜中12時頃まで雪は弱まらず、ずっと降っていました。
ただし気温は高く、テント内で最も高かったときでは5℃くらいありました。
翌朝、目覚めると雪は止んでいました。ただし、テントは30センチくらい埋もれていました(笑)
外を覗くと、稜線までスッキリと見えます。やった!
さっそく朝食の準備を始めましたが、ガスが点かない!
EPIのエクスペディションガスを、夜中は寝袋の中に入れておいたのですが、ウンともスンともいいませんでした。
寝袋の足の方にあったので、冷えてしまったようです。次回は抱いて寝なければいけませんね。
仕方ないので、ドーナツとチョコを食べてテントを出ます。
行者小屋までサクっと行って、文三郎尾根に向かいます。
先行者がきれいなトレースをつけていてくれたので、階段を登るように、スイスイと高度を稼ぎます。
しばらくして、例の階段を3つほど登って一休みしていると、にわかに山頂方面にガスが沸いてきて、
中岳分岐付近に着いた頃にはガスに包まれて、5メートルくらいの風が吹き出しました。
この先で先行のラッセルしているガイドパーティに追いつき、ラッセルしてくれているすぐ後を行きます。
他のパーティもくっつき、数十人の行列を作りながら進んでいきました。
中岳分岐を過ぎて20分もするとガスが消えて風もなくなり、とても良い天気になりました。
前日の大雪はありますが、ラッセルは人任せですし、天気が穏やかなので、とても楽に進めました。
中岳分岐から1時間ほどで山頂到着。しかし、他のパーティは文三郎尾根を引き返すとのことで、北峰にさえ行きません。
北峰くらいは行っておきたいので、自分でラッセルします。
北峰から地蔵尾根方面を見ましたが、登山者は誰もいません。
今回は、地蔵尾根のナイフリッジを下るという目標があったので、noborundaさんのようにスーパーラッセルを一瞬覚悟しましたが、雪の状態が不安でもあることを思い出し、これ以上急斜面をラッセルするのはやめて引き返すことにしました。
天気が穏やかな中、文三郎尾根を足早に降り、鉱泉でテントを仕舞い、サクっと美濃戸口に戻りました。
15時50分発のあずさに乗り、車内販売で釜飯を購入。
思えば朝からドーナツとチョコ数個、魚肉ソーセージしか食べていません。
ビールとともにおいしくいただき、気分良く帰りました。
赤岳は、シーズン中にもう一度は行きたいですね。できれば横岳縦走で。
今週末は天狗岳付近に行こうかと思います。
先日に続いて、今度はテン泊で赤岳ですかぁ。いいなあ。
前回と違って山頂からの展望があったみたいで良かったですね。
私もどこか雪上テント泊に行きたいなあ。
残念なことに、体調を崩してずっと寝ていました
まだ完全ではないので、今週末も怪しい状況です。
冬山の回数を多くするには、テン泊するしかないかなあ、と思い切ってデビューしました。
kazさんも、ご一緒にどうですかね。
まずは男体山とか、白根山あたりどうでしょうか。
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