立山室堂 今季最初の雪遊び。
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 128m
- 下り
- 126m
コースタイム
2日目 8:03雷鳥荘―9:10室堂ターミナル
天候 | 1日目 晴れ 2日目 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山黒部アルペンルートの立山駅までスムース。立山駅前の駐車場、ちらほら空いていました。 立山駅〜室堂間の往復切符、4,310円。今日からダイアが変わり、本数が少なくなっていますが、待つことなくケーブルカーで美女平へ。待つことなくバスに乗り、室堂へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂は積雪あり。室堂ターミナル周辺はツボ足でも歩けますが、ミクリガ池温泉までの階段は滑り止めがあった方が良いでしょう。いつもは賑やかな「みくりが池温泉」周辺にも、今日は誰も居ません。その先、雷鳥荘までの尾根は石の階段。雪が解けて石が露出している部分もあります。雷鳥荘から雷鳥平までの階段も同様です。 翌日は雨、とは云っても雪はかえって硬くなっています。わたしは6本爪の軽アイゼンでしたが、これで正解のようです。石の露出部分も多く、チェーンスパイクは壊れる恐れがあります。 |
その他周辺情報 | 雷鳥荘に宿泊。地獄谷から引いている天然掛け流しの展望温泉があります。泉温は72.5℃なので加水されていますが、pH 2の強酸性の硫黄泉です。日帰り入浴もOKです。ちなみに、この下の雷鳥沢ヒュッテの温泉は源泉そのままで滅茶苦茶熱く、自分で加水し冷まさなければいけないので入ることが出来るようになるまで時間が掛かります。 |
写真
感想
11月の初旬、昨年、前日の吹雪で立山は純白に雪化粧していました。今年も雪が積もっているようですが、昨年よりは少なそうです。天気予報では1日目はお陽さんマーク雲マーク。2日目は雲マークと傘マーク。たとえ雨が降っても立山では雪でしょう。2日前に雷鳥荘に予約の電話を入れ、「アイゼンは要りますか?」、「雷鳥荘までなら要りません」。前日に雷鳥荘から電話があり、「道が凍っていますので滑り止めをご用意ください」。と云う事で富山経由で行って来ました。
立山黒部アルペンルート、相変わらず中国語で賑やかです。室堂平は雪原となっていますが、所々地肌も露出しています。雪を冠った立山連山がクッキリ。室堂ターミナル周辺では観光客も散策していますが、ちょっと離れるとすぐに静かになります。6本爪のアイゼンですが、道を外れると踏み抜きます。ミクリガ池を見下ろしながらオムスビを頬張ります。いつもは賑わっている「みくりが池温泉」の周り、ヒトの姿は見えません。
尾根伝いの階段、日当たりの良い場所では石の階段が露出しています。わざわざバージンスノーに突入し、雪と戯れます。雷鳥荘を過ぎて雷鳥平へ下ります。テンバにはひと張りも無く、ヒト影は皆無です。地獄谷から硫黄臭が漂ってきます。雷鳥平へ続く階段がクログロと続いています。この先下ってもな~んにも面白いことは無さそうです。ヤ〜メタっと。
雷鳥荘に泊まるのは4度目です。2段ベッドの203号室、奥の右手の下段のベッドがいつものわたしの寝床です。8人部屋をひとり占め、誰にも遠慮は要りません。
早速お風呂へ。浴場はリニューアルされ綺麗になっていました。奥の展望温泉は変わっていません。地獄谷から引いた源泉掛け流し、ゆったりあったまります。
テラスで刻々と姿を変える立山連峰を眺めながら、生ビールにブランデー。立山がアーベントロートに染まります。白山に陽が沈み、夕焼けが広がり、ナ、ナント! サンピラーが立ちました。こんな光景見たことありません、ヤッター。
夕食時、清酒「立山」の熱燗。酔いが回って早々と就寝。夜中に目が覚めると満天の星。明日も晴れるといいな〜。
翌朝、雨の音で目を覚まします。麓では雨でも立山では雪と目論んでいましたが、見事に外れました。あちこち散策する積りでしたが、カッパを着込んで何処へも寄らず、真っ直ぐ室堂ターミナルに向かいます。あちこちでゲゲッ、ゲ〜ゲ〜。ライチョウにとっては絶好の日和。この雨の中、良いこともあります。目の前に一羽のライチョウが現れます。もう一羽、どうやら縄張りの主らしく、先のライチョウを追い払い、辺りに目を配っています。すぐ傍に行って写真を撮るとポーズを撮って呉れます。冬毛に衣替えの最中、お腹は真っ白で白黒まだらの羽を纏ったカッコイイライチョウでした。今度会う時は真っ白な姿になっているでしょう。
太陽柱も見れたし、ライチョウにも会えたし、人も少なく静か、満足満足の立山室堂散策でした。11月末の閉山まで、あと少しですが今暫く楽しめそうですよ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
onisanさん こんにちは〜
めっちゃ綺麗ですね~
以前に立山に行かれた写真も綺麗でしたが、今回も綺麗ですね
No32の写真は特に大好きです!
年賀状用にプリントアウトしたいと思わせますね!
chasseさん、こんにちは。
chasseさんにお会いしてからほぼ1年が経ちましたね。お若い方と思っていましたが、実はお孫ちゃんもいらしゃったんですね。驚きです。
立山室堂へ雪を見に行ったのですが、素晴らしい夕焼けに太陽柱が現れ、自然の成せる業に感激しました。翌日は雨でちょっと残念でしたが、そのお陰でカッコイイライチョウにも会うことが出来ました。山に登る事はありませんでしたが、大満足の立山室堂でした。
chasseさんのヤマレコ、楽しみにしています。
水墨画のような風景から虹色の夕日が美しいですね〜。
そして雷鳥まで!
よい山旅ですね。
お疲れ様でした!
andounouenさん、今晩は。
早々とコメント頂き有難うございます。
立山は北アルプスの名立たる山のひとつですが、立山黒部アルペンルートでヒョイ。楽々3000m級の山に近づくことが出来ます。是非一度訪れて頂くことをお勧めします。きっとご満足頂けると思いますよ。
onisan さん
はじめまして。(^-^)/
拙いレコにご訪問くださり
いつもありがとうございます。
仕事帰りの電車内で拝見し
素晴らしい絶景に
心がときめいてしまいました!
雷鳥さんも可愛い。(#^.^#)
今月中に行けるか判りませんが
ぜひ参考にさせて頂きますね。
素敵なレコに感謝します。m(__)m
sionさん、今晩は。
コメ頂き有難うございます。
sionさんのヤマレコ、いつも楽しく拝見させて戴ています。
立山は雪化粧、そろそろ店仕舞いでまた来年の4月までおあづけになります。厳冬期が終わり、GWの人出も過ぎて落ち着いた頃、また訪れたいと思っています。冬毛のライチョウに会えるといいな。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する