谷川岳/天神尾根コース/山頂は雲の上
- GPS
- 06:15
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 842m
- 下り
- 842m
天候 | 群馬曇り、新潟晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
6年前の記憶にて感想を。
このときは半年程仕事が無茶無茶忙しく、ようやく少し合間が出来たときに一週間休みを取った。それで最初の3日くらいは家で夜更かし〜朝寝昼寝という生活をしていたのだけども、それではイカン!と言うことで旅に出ることにしたのだ。
といっても全く計画も無く、車に適当な荷物とハイキング道具を一式放り込んで、1日目は籠の登山へ行き長野あたりのビジネスホテルに泊まった。2日目は乗鞍岳へ行って、バス停から1時間半ほどで山頂へ行ける筈が暴風雨のため敗退し、富山へ宿泊。3日目は富山から帰るつもりだったが、長岡あたりで眺めた夕焼けがあまりに綺麗だったので、湯沢に泊まって谷川岳に登る事にした。
朝、良い天気だったのだが関越を越えてロープウェー乗り場に着いた頃には雲が垂れ込める天気。まあロープウェー乗っちゃったしとりあえず行きますか!リフトもあるけどリフトなんか使わないで自分の足で登るからね!(ここまでロープウェーだけど)ずんずんと進み同じロープウェーのグループの先頭を行く・・・しかしなぜかスキー場のリフト山頂駅へ到着、何で?。途中の分岐で左へ登る道と右へやや下る道があったので、当然登るほうだろうと思って頑張って登って来たのだがどうやら間違ったらしい。道理で下りてくる人が多いと思った。この人たちは何でこんな時間に下りてくるのだろう?と思っていたが、実は自分こそ、何でこんな時間に戻ってくるのだろう?と思われていた訳だ。思いつきで谷川岳に来たので地図も持っていないのでしょうがない。これだから初心者は。山をなめているとした言いようが無い。
すぐに引き返して、元の登山道に戻る。いえいえリフトに乗って楽した訳じゃないんですよ・・・と心の中で変な言い訳をしつつ先ほど抜いた人達を再度抜いていきます。一体何をやってるんだろう?(ちなみに今他の人にアドバイスするなら天神尾根コースを取る場合、晴天で時間が有るのならばリフトに乗って展望台へ行き俎板瑤簔川岳の素晴らしい眺めを見ることを是非お勧めする。)
写真を見るとそれなりの岩場・鎖場もあるが、印象は薄いなあ。ガスの中登っていくとやがて肩の小屋に到着。
肩の小屋でも周りはガスで真っ白だったが、何だか明るいような気がする。たまに空の方が青くなったりしてガスが晴れそうだ。そしてトマの耳まで登ると、雲の切れ間から素晴らしい景色が見え始めた。どうやら山頂は雲の上で、しかもその雲は群馬側にしか無かったようだ。新潟側や尾瀬方面は雲が少ない。稜線を境に群馬側の雲が新潟側へ少しづつ流れ込んできている。すごい眺めだ。
オキの耳の山頂の写真も凄い。山頂に人が立っているが、その横に雲が浮かんでいる。そして足元の片方は切れ落ちていてその下には雲海が見える。地面と人と雲の位置関係がむちゃくちゃだ、凄い。
絶壁側の下を覗きこむと、斜面が見えないくらい絶壁で吸い込まれそうだ。凄い・・・。
上やら下やらを眺めていると、次第に群馬の雲が押し寄せ流れ込んできた。トマの耳ももうじき飲み込まれそうだ。下山しよう。
肩の小屋より下は来たときと同じで、ガスで真っ白の世界だった。
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