西国街道ブラリ旅 その20（JR宮内串戸駅〜JR新岩国駅）

2018年11月29日(木) [日帰り]

• GPS: 09:14
• 距離: 34.3km
• 登り: 546m
• 下り: 519m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:49
• 休憩: 0:01
• 合計: 9:50

距離 34.3km 登り 554m 下り 548m

7:08 スタート地点
9:56 9:57 大野浦駅
16:58 ゴール地点

所々ルート探してウロウロしています。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き 広島行き高速夜行バス〜JR
帰り 新幹線

コース状況／危険箇所等

＊ほとんどが舗装路だが、山中未舗装。石畳所々に残る

＊四郎峠（エコセンター廿日市付近）前後：山陽自動車道沿いを行くが歩道が無く、路肩も狭いので車にヒヤヒヤした。

＊残念社付近（残念道）：ハイキング道。地元でも「歴史の散歩道」としてそこそこ歩かれているようだ。時期もあるが、藪もなく明瞭。瀬戸内海が美しい。

＊玖波宿東（鉾の峠）：山陽本線トンネルの上を越す小さな峠。線路切り通し沿いは柵もないので落ちないように（笑）

＊玖波宿西（黒川付近）：住宅、道路開発で旧街道が消滅、判りにくい。

＊苦の坂峠：林道から仮設階段を登る。「豪雨被害で通行不可」の旨、張り紙がしてあったが、道路状況は全く問題がなかった（とはいえ自己責任で）。

＊小瀬峠：旧街道、車道のミックス。雰囲気が良い。峠西側では車道の下手に旧街道が残っていた。地元の方々の伐採のおかげか？竹藪もほぼ無くて快適に歩けた。

その他周辺情報

案外コンビニ、自動販売機が少ないので、水と行動食を少し持っておいたほうがいいかもしれない。

写真

11/29 7:09

夜行で広島に入り、宮内串戸駅からスタート。

11/29 7:15

日の出がだいぶ遅くなった。

11/29 7:27

新幹線の高架をくぐる。

11/29 7:33

一里塚跡

11/29 7:46

旧街道は、車道の左右にわずかに残っている。

11/29 8:04

逓信省の看板だが、そもそも当時のものだろうか？

11/29 8:14

四郎峠に向かう。
前後数キロは歩道が無く、比較的車の往来が多いのでヒヤヒヤした。

11/29 8:22

途中にあった道標。

11/29 8:36

今川貞世の歌碑

11/29 8:48

往来が多い車道を外れ、のんびり下る。

11/29 8:52

この辺りを開墾した「大野兄弟」ゆかりの地名が残る。

11/29 8:55

こんな軒先も通る。

11/29 8:58

地元で「歴史の散歩道」として親しまれているようだ。

11/29 9:00

途中にあった祠。

11/29 9:01

朱が映える。

11/29 9:08

三槍社

11/29 9:11

推古朝はどうだか知らないが、中世の豪族と関係があるようだ。

11/29 9:12

新宮神社

11/29 9:18

古代の「高庭駅跡」と伝えられるところ。

11/29 9:21

古くから人が定住していたようだ。
昔はこの辺りも海が内陸まで入り組んでいたらしい。

11/29 9:25

地域柄、長州征伐の話が出てくる。

11/29 9:31

生類憐みの令が生きてる（笑）

11/29 9:46

大正期の道標。

11/29 10:10

宮島が大きい。

11/29 10:12

当時の石畳みがアスファルトの下に埋もれているそうだ。

11/29 10:20

石畳みを残してあるところも。

11/29 10:37

湧いている水は、熱くないが確かに温泉っぽい（同行者談）

11/29 10:40

山陽道下をくぐって山道に入る。

11/29 10:42

季節柄か藪も無く、普通に歩きやすかった。

11/29 10:50

残念社。

11/29 10:51

残念なお話。いつの時代も戦は嫌だね…

11/29 10:54

吉田松陰が江戸への護送中腰掛けたと言われる岩。

11/29 10:55

その前に広がる景色。
松蔭何を思ったのか…

11/29 11:11

大竹市のコンビナート群。

11/29 11:22

秋です。

11/29 11:28

峠へも石畳みが少し残る。

11/29 11:28

鉾の峠の看板

11/29 11:33

山陽本線沿いに下りていく。

11/29 11:40

馬ためし峠は立ち入り禁止になっていた…ので左手のトンネルへ迂回。

11/29 11:46

玖波宿

11/29 11:47

高札場の井戸。

11/29 11:55

本陣跡は銀行。

11/29 13:25

趣ある紅がらの建物。

11/29 13:48

山陽自動車道沿いに高度を上げる。

11/29 13:52

苦の坂峠手前の看板。

11/29 14:00

仮設階段を上る。

11/29 14:02

郵便マークの謎の構造物。バスの待合所でも無いし（笑）旧逓信省の何か？

11/29 14:03

苦の坂峠

11/29 14:03

11/29 14:05

落ち葉でふかふか。

11/29 14:13

ここにも長州征伐戦跡。

11/29 14:14

右手から下りてきた。

11/29 14:38

木瀬集落の両国橋。
広島県に別れを告げ、いよいよ山口県へ！

11/29 14:45

小瀬川を挟んで県が違う。
この写真だけでわかる人は通（笑）

11/29 14:47

ここも吉田松蔭ゆかり。

11/29 14:47

11/29 14:48

小瀬川、木瀬の渡し場付近。

11/29 14:54

晩秋

11/29 15:00

旧道も残る小瀬峠。

11/29 15:12

ひっそりとした小瀬峠。
右手が旧道？（途中で消滅っぽい）

11/29 15:25

下りで旧街道へ進む。

11/29 15:26

石組みが所々に残る。

11/29 15:31

11/29 15:38

関戸宿へ入った。

11/29 15:47

下関の文字がキター。

11/29 15:51

国道沿いに看板がありましたが、とんでもない藪に入っていくので止めました。

11/29 15:55

小さな尾根を回り込んでここに出てくるみたい…

11/29 16:27

御庄橋は通行禁止なので国道へ回る。

11/29 16:39

もう廃止されるようです。

11/29 16:43

岩国基地へ帰る戦闘機。

11/29 16:48

御庄宿。
区画整理されているが、右手が旧街道。

11/29 16:53

お宮さんもあるよ。

11/29 16:57

新岩国駅ゴール。

撮影機器：

iPhone 8 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

takazamurai

久しぶりの西国街道。快晴の下、楽しく歩いた。
少し心配していた幾つかの峠ごえ。荒れた藪歩きを覚悟していたが、全く問題が無かった。
街道歩きの人が多くなったか、地元の方々の整備か、多分両方だろう。
当時の石畳みも少し残っていて嬉しかった。
スタートからうっかり水を持っていなくて、前半喉が乾いてしょうがなかった。反省。
そして道はいよいよ山口県へ。本州最後の県だ。とうとうここまで来たか。
今年は広島県の年だったが、来年は山口県の年（笑）思ってたより広そうだぞ山口！
今日も良き日！