奥多摩三山縦走 浮橋〜三頭山〜御前山〜大岳山〜御岳山〜古里駅


- GPS
- 10:11
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 2,649m
- 下り
- 2,893m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
小河内神社手前のスペースに駐車。浮き橋で奥多摩湖横断し三頭山登山口へ。 帰りは青梅線古里駅から奥多摩駅、そこから西東京バスの峰谷行きに乗車し峰谷橋で下車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上一切積雪なし。部分的に厚い霜柱あり。 今回のコースの大部分があの有名なハセツネのコースになっており、概ねよく整備されている。部分的に落ち葉が降り積もっていたり細いトラバース道があり油断禁物。三頭山、大岳山からの富士山は最高でした。 |
写真
歩き始めて手の指先の冷えは解消されたが、足の指は一向に回復する見込みがない。痛くて歩くのが辛すぎる。正直帰りたいがはるばる奥多摩まで来てここで撤退はない。先行きに不安がよぎる。
大勢の登山客でにぎわう。これまでのピークとは桁違いの人気度だ。土地勘がないのでよく知らなかったが、アクセスが良く富士山の大展望地ということで人気なのだろう。近くに御嶽神社のある御岳山もありついでに初詣までできる。
突如として現れた観光地。
立派な本殿には初もうで客の長い列が出来ている。
ここはケーブルカーで登れるが、社殿まではそこそこ急坂を登る必要があるのでお年寄りにはきつそうだ。
御岳山の山頂はこの奥にあるはずで、う回路で上へ上る。
装備
備考 | 足先の冷え対策。 |
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感想
今年は正月休みが長いこともあり、奥多摩の200名山三頭山と大岳山、その間にあり奧多摩三山だという御前山をつなげて日帰り縦走することにした。土地勘もなくこの時期の奥多摩の寒さの程度が分からない上に、年末に父が死去し喪中ということもあって計画実行に二の足を踏んだが、何とか落ち着いたので思い切って出かけることにした。
早朝の寒さは予想以上だった。車中泊で冬用シュラフで寝ているときは左程でもなかったが、起きて準備中に感じる寒気は半端なかった。山ではどれだけ冷え込んでいるのだろうかと思い始めるとなかなか出発できない。実際歩き始めてからは手足の指先が完全に冷えてしまって、一時間以上たっても全く温まる気配はない。このままでは痛くて歩行困難となり撤退だ。ヌカザス山手前でたまらず靴を脱いで両手で10分近く足先をマッサージをする。手と体が冷えてしまったが足の指はなんとか歩ける程度にはなった。ちなみにスマホのバッテリーも早い時間帯では容量が急速に減り、予備バッテリーでの充電もなかなかうまくいかなかった。その後気温が上がるにつれて正常に動作。日が出てからは順調に体が温まり三頭山山頂以降は歩いていれば寒さはほとんど感じられなかった。そしてそこで見た富士山の絶景で俄然やる気が湧いてきて、ようやく気持ちが前向きになった。思えば父は富士山が大好きで、遺影の背景にも富士山を入れてもらった。
あとは普段の低山歩きと変わらない感覚で楽しく歩けた。奥多摩は初めて歩く山域で、近くに雲取山があるが登ったのは大昔で記憶はない。ハセツネのコースになっていることもあり、かなりメジャーなルートで正月休みならそこそこハイカーもいるだろうと予想したが、鋸山までではとても静かな山歩きとなった。よく整備されたコースで時折はしゃいで小走りに走ってみたりしたが、それが悪かったのか途中で腰痛が悪化し一転して辛い歩きとなった。さらに睡眠不足が尾を引いて終盤ペースダウン。簡単には終わらせてくれない。大岳山で名残惜しく富士山を拝んで、初詣客でごった返す御嶽神社の喧騒を抜け、最後は気合で掛け下って余裕をもって古里駅に無事下山。
はじめは寒さからどうなることかと思ったが、なんとか年始めから充実した山行を成功させることが出来てよかったと自分の健闘を称えた。今年もこの調子で頑張りたい。
P.S. 下山後発熱。翌日御正体山登山を予定していたが、登山口に向かって出かけたところ手前の林道が夜間通行止めとなっており戦意消失。別登山口に変更する手もあったが、発熱など体調不良もあって帰路についた。道中ひどい睡魔に襲われ二度仮眠。御正体山はまたいつか。
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