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Yamareco

記録ID: 1697860
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
北陸

丈競山

2019年01月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:58
距離
5.6km
登り
953m
下り
110m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:58
休憩
0:01
合計
2:59
距離 5.6km 登り 957m 下り 110m
8:26
15
スタート地点
8:41
127
10:48
10:49
36
11:25
今日は辛うじて山に入れそうな天候。気楽に取立山でも良いのだが、誰も歩いていない山が良いかなぁと、文字とおりヤマをはって丈競山に行こうと。
ただ、永平寺方面からだと1時間のロードの挙げ句、岩場の混じる急登をラッセルしそうなので、竹田から上がる事にした。
ダムからじょんころ広場の登山口までは、車止めで歩き。橋の上では雪解けが氷ってヤバい。登山口からの急登は雪が少ないが、ますます足場が悪く、チェーンを履いた方が良い。ブナ林に入ると積雪で夏道は隠れるが、跡は辿れる。数日前の足跡があった。私が経ヶ岳を撤退した日に上がった人だろう。尾根に出るまではツボ足。夏でも危険な箇所もあるが、積雪は浅く、注意すれば通過出来る。それにしても、小枝まで雪が積っており、こんな低い山でも美しい。時折、大きな雪の塊が落ち、直撃すれば首を痛めそうだが「当たらなければ、どうってことはない」。
尾根に出ると、積雪が増え、膝下。ここからアイゼン装着。更に、とにかく枝や低木がバシバシ頭に当たるので、ヘルメットを被る。ようやく遠くに南丈競が仰げるようになった。ただ、天候が心配。あまりノンビリ上がってられない。第一の急登は無難に上がれ、北丈競に到着。この辺になると吹き溜まりが腰近くまであるが、新雪の塊なので、蹴散らしてラッセル出来る。
一旦、鞍部を下り、いよいよ南丈競に上がる鬼の急登に入る。辛うじて夏道は辿れるが、灌木が邪魔をして歩きにくい。夏場より長く感じた。ゼコゼコしながら、やっとこせ避難小屋に。周辺はさすがに積雪が深く、腰まで沈む。浄法寺山は常にガスの中で、小雪も降り、本崩れする前に出立。
下りでは、旧道を使う事にした。どうやら薄い足跡の主が通ったらしい。夏に一度使ったことがあり、ブッシュに閉口したが、この時期なら無難だろう。しかしながら、足場が悪い部分も多く、チェーンを装着。このルートは慣れた人でなければ、使わない方が良いだろう。
車に乗った頃には天候が本崩れ、自宅に着いた頃には雪混じりの本降りとなった。
天候 ほぼ曇り、ほぼ一日小雪。
過去天気図(気象庁) 2019年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
夏道は南丈競まで辿れる。尾根の灌木帯になると吹き溜まりが腰下まであるので、蹴散らしてラッセル。
登山口から急登までほぼ雪無し、林内から尾根まではツボ足可。尾根になるとアイゼンが必要。南丈競に上がる急登は辛うじて夏道が辿れるが、キツイ。避難小屋周辺は新雪が腰まで。
帰りに旧道を使ったが、夏よりは道は辿りやすい。とはいえ足元が危険な箇所も多く、チェーンが必要、また山慣れしていなければ使うべきではないだろう。
その他周辺情報 車はダムまで。
ダムで車止め。以前はチョイとどかして入ったんだけどね。奥の橋を渡る。
2019年01月06日 17:00撮影
1/6 17:00
ダムで車止め。以前はチョイとどかして入ったんだけどね。奥の橋を渡る。
ロード途中にある滝。普段は車で通過するので、眺める事はない。
2019年01月06日 17:00撮影
1/6 17:00
ロード途中にある滝。普段は車で通過するので、眺める事はない。
現在の登山口。ここからブナ林までつづら折りの急登。ほぼ積雪はないが、相変わらず足元は悪い。
2019年01月06日 17:00撮影
1
1/6 17:00
現在の登山口。ここからブナ林までつづら折りの急登。ほぼ積雪はないが、相変わらず足元は悪い。
急登の途中にある滝。最後の水場。
2019年01月06日 16:59撮影
1
1/6 16:59
急登の途中にある滝。最後の水場。
ブナ林に入ると道は雪に隠れる。
2019年01月06日 16:59撮影
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1/6 16:59
ブナ林に入ると道は雪に隠れる。
ここから林は見応えがある。
2019年01月06日 16:58撮影
1/6 16:58
ここから林は見応えがある。
2019年01月06日 16:58撮影
1/6 16:58
白いトンネル。
2019年01月06日 16:56撮影
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白いトンネル。
灌木帯になり、ようやく遠景。中央に南丈競。
2019年01月06日 16:57撮影
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灌木帯になり、ようやく遠景。中央に南丈競。
北丈競に上がる第一の急登。
2019年01月06日 16:56撮影
1
1/6 16:56
北丈競に上がる第一の急登。
北丈競からの南丈競。天気が崩れ始める。
2019年01月06日 16:55撮影
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北丈競からの南丈競。天気が崩れ始める。
南丈競に延びる第二の鬼の急登。
2019年01月06日 16:55撮影
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南丈競に延びる第二の鬼の急登。
南丈競の避難小屋。夏より端整に見える。
2019年01月06日 16:54撮影
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南丈競の避難小屋。夏より端整に見える。
浄法寺山方面。常時ガスの中。天候が良ければついでだったのだが。
2019年01月06日 16:53撮影
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1/6 16:53
浄法寺山方面。常時ガスの中。天候が良ければついでだったのだが。
帰りに一瞬陽が当たり、美しい尾根に見とれる。
2019年01月06日 16:53撮影
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1/6 16:53
帰りに一瞬陽が当たり、美しい尾根に見とれる。
下りの尾根が伸びている。
2019年01月06日 16:52撮影
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1/6 16:52
下りの尾根が伸びている。
ブナ林にある旧道との分岐。
2019年01月06日 16:52撮影
1/6 16:52
ブナ林にある旧道との分岐。
旧登山口。ロードをショートカット出来、橋が直ぐ近い。
2019年01月06日 16:51撮影
2
1/6 16:51
旧登山口。ロードをショートカット出来、橋が直ぐ近い。

装備

備考 尾根の灌木帯になるとスノーシューが欲しくなるが、バリエーションタイプが良い。

感想

今日は登ったと言うより、歩いたなぁと。もう暫くで夏道の跡も消えるかも知れない。

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