市房山


- GPS
- 05:16
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 1,021m
- 下り
- 1,031m
コースタイム
天候 | 晴れ時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
200名山だから登っとくか…って感じで、それほど期待していなかった市房山。ところが霧氷のおかげで期待以上の市房山となりました。神社から尾根道になるまでは急で足元も悪くて大変でしたが、尾根道になると穏やかになり、霧氷のオマケ付きで素晴らしい景観に。もし霧氷が付いてなくても、尾根に出てからはそれなりに良い山じゃないかと感じました。だてに200名山じゃなかったです。
熊本の予報はくもりのち晴れ。急ぐことはないな。昨日は八代から少し山に入ったところにある、道の駅坂本で泊まりました。市房山のある東の方の空は結構晴れてます。人吉まで来ると市房山がよく見えます。霧氷付きの。麓の村まで近付いてもよく見えます。市房山は九州山地の奥深いところにあるイメージだったけど、意外と里から近い山でした。
麓の集落から市房神社近くまで上がる林道へ。狭いけど全部舗装されてて、悪路ではなかったです。林道終点は広くなってて10台くらい止めれるのかな…?先客は2台。準備中に二人来たけど、神社までのようでした。入山届のポストはあったけど、トイレはなし。
登山口から山道へ。沢を渡ってトラバース気味に進むと、麓からの道と合流。市房神社の参道になっています。神社までは大きな岩で階段が作ってあります。ただ、急な上に段差が大きくて、いきなりしごき系です。途中には何本か巨大な杉がありました。鬱蒼とした森の中をヒーヒー言いながら登ってると、朱色に塗られた市房神社が。
神社からは体力勝負な登山道。急斜面に道が付けられているうえ、少し荒れ気味で足元も良くない。整備されてないわけではないけれど、荒れに整備が追い付かない感じかな。下りも大変そうだな…。
エアリアのコースタイムは参道の分岐から6合目まで1時間になってます。標高差が500m以上もあるのに1時間かい…と思ってたら、案の定6合目の位置が違っていました。正確には忘れましたが、100m以上は下にあったと思います。ってことで、次の1時間30分のコースタイムもずれるってことになりますね。下から山頂までのトータルは合うってことになります。
霧氷が付いてるのはわかってたので、早く霧氷地帯に突入しないかと心待ちにするも、なかなか…。急斜面から尾根道にある手前で霧氷が付き始め、尾根に出たところで一気に絶頂!枝ぶりの良いブナと思われる木に霧氷がビッシリ!空も真っ青で、それはそれは美しかったですわ。いったん尾根の北側を巻くように道が付いてて日陰に。しばらくキレイな霧氷はおあずけ。
再び尾根上に道が戻ってきて、霧氷祭り。写真撮りまくりです。登るにつれて木の丈が低くなり、また違った霧氷の景観に。ここから見える限りでは、スッキリ晴れてるのは市房山のみ。近くの高い山には雲がかかっている様子。ま、ここから見る限りですけど…。山頂までキツイ登りでしたが、キレイな霧氷でそれどころじゃなかったです。尾根に出てからの植生とか雰囲気は、霧氷がなくてもいい感じと思われました。
市房山の山頂に到着です。山頂はそこそこ広く、木がポツリポツリと生えていて和める雰囲気。風上に当たる西側は風が強くて寒いけど、東側に行くと無風でポカポカです。
まったりする前に写真撮影。どうしても霧氷中心に撮っちゃいますね。というか、近くの山にも雲がかかってたりで、展望はあまり効きません。昨年、霧島の高千穂峰から市房山がハッキリ見えたので、晴れてれば見えたんでしょうけどね〜残念。阿蘇や祖母山なんかも遠くないから見えるはずだし。そこらへんは残念だけど、残念がると欲張りと言われちゃいますね。
名残惜しいけど下山開始。下りも霧氷鑑賞。時々振り返ったりしながら下ります。尾根道の下半分は湧いてきた雲の中に入っちゃいました。やっぱり晴れて青空じゃないとね…。霧氷地帯が終わると、あとはひたすらの急下降。治り切らないヒザには辛いところだけど、だいぶ耐久力が付いてきたような気も。なんだかんだで、段差の大きい神社の参道が一番きつかったかな。
短い山ではないけど、下る時に登ってくる人とたくさんすれ違いました。九州は日没遅いから大丈夫か…。神社にも家族連れの大所帯。神社まででも大変なので、初詣も体力勝負だ。関係者はそのたんびに登ってこないといけないから大変だ…
市房山の麓の街にあります湯山温泉元湯で温泉に入ります。田舎の温泉なのに営業してくれてて助かります。
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