蛇谷ヶ峰で雪洞泊
- GPS
- 25:16
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 734m
- 下り
- 729m
コースタイム
19日 8:20野営ポイント発-8:40蛇谷ヶ峰山頂-11:10登山口
天候 | 18日:雪 19日:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山者は多いようで、降雪直後の一番乗りでなければ、踏み跡はしっかりあると思われる。 樹林帯歩きがメインなので突風にもあたりにくい。 登山ポストはいきものふれあいの里登山口にあり。 |
写真
感想
18日
17日の夜からかなりの雪が降り、大津市や、京都市でも10cm程度の積雪に。
国道367号線の途中越え付近は、相当な雪で路肩に脱輪している車や、雪により立ち往生して動けなくなっている車が何台もあった。
あまりの大雪に当初は別の場所の予定だったが、蛇谷ヶ峰へ変更。
こんな天気でも登る物好きは他にもいるようでこの日の駐車場は5台程度の駐車台数。
悪天候にもかかわらず、トレースはあるし、9人での登行のため割と楽チン。
この日のザックは共同装備込みで19kgぐらいになったが時折重さが苦しくなる程度で、途中座って休憩することもなく山頂へ。
山頂は予想通りの真っ白で展望ゼロ。
まあ今日のメインは展望じゃないしと、さっさと進む。
山頂から南へ少し進んだあたりを本日の野営地に選定。
ここからが今回の本番。
まずはイグルー作り。
リーダー以下経験者の指示の元雪を踏み固めスノーソーとスノースコップで雪のブロックを切り出していく。
しかし雪質がイマイチで踏み固めた新雪の下は、ジャリジャリのシャーベット状でブロックに使えない。
初めて雪のブロック作りを体験したが、雪の切り出しは以外に硬く力も要り、非常にキツイ。
苦労してブロックを作っている最中にふとイグルー本体を見ると、まだ1番下の段がようやく1週したところで、終わりが見えない、、、。
これは完成しないんじゃないかと不安になるが、とりあえず諦めることなく皆で頑張る。
開始から約2時間後にようやく上まで積みあがり、入り口を開けて外側が完成。
次に中に足を下ろせるように溝を掘って完成。
いつもはもっと早く出来るらしいが、やはり今回は雪質がイマイチだったよう。
何はともあれ完成してホッと一安心、といきたいところだが、次は雪洞堀。
イグルー作り中は、あまりのきつさに雪洞は諦めてテントだなと思っていたが、折角なので雪洞泊を体験したいことと、テントは寒いということでもう一仕事。
場所を選んで雪洞を掘り始めるもすぐに地面に当たったり、やはりジャリジャリの雪質が気に喰わなかったりで、なかなか場所が決めきれない。
3個目も似たような感じだったが、出てくる地面を避けながら、横に掘り進み何とか2人が眠れる広さを確保。
完成は時間ギリギリであたりは暗くなり始めていた。
でもちょっと天井が低くて座ると頭が当たってしまう。
まあ初めてだし時間も時間だしで良しとする。
同行者さんがローソク置き場も作ってくれました。
完成しなければ宴会後のイグルーで寝ることになっただろうな。
イグルーでのんびりと宴会後各自の寝床に解散。
天井の低いイグルーで苦労しながら就寝準備をして、就寝。
準備に1時間ぐらいはかかってしまったかな。
マットは薄い銀マット+エアーマット。
シュラフはシュラフカバーに最低使用温度域-6℃のシュラフと薄い銀マットを入れた。
あとはダウンやフリースズボン、脚用カイロに靴下2枚履き+テントシューズ。
寝始めは足元と背中に冷たさを感じたものの、朝まで十分よく眠れました。
やっぱり雪洞は暖かい。
雪洞の天井が下がったり、崩れたり、雫が垂れることも無かったのでまずまずの雪洞だったよう。
19日
朝は快晴。
東の空にはキレイな太陽。
一段登って見てみると琵琶湖に写る太陽、赤く染まる武奈ヶ岳など最高の展望。
昨日の天気が嘘のよう。
蛇谷ヶ峰の山頂標識は雪に埋もれ一番上の部分がギリギリ膨らんでいる程度。
山頂の景色も堪能した後、下山。
下山時には既に東の空には雲がかかり始めていたので、朝から登り始めた人たちが登頂したころには曇りだったのではないかな。
実は昨晩ちょっとトラブルを起こしていたのでその説明にいきものふれあいの里にに伺う。
その後てんくう温泉に入り終了。
イグルーや雪洞といった初めての経験やすばらしい眺望でとっても楽しい2日間でした。
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