第19回定例山行 丹沢・作治小屋を基地に搭ノ岳周遊


- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,012m
- 下り
- 1,318m
コースタイム
【26日】0500起床・朝食〜0640出発〜0850政次郎の頭〜9:25新大日〜10:30塔ノ岳(昼食)11:30〜14:30大倉
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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コース状況/ 危険箇所等 |
作治小屋付近から伸びる政次郎尾根は急勾配の登りがひたすら続きます。一部、階段が崩れかけたところはありましたが、全体としてはまずまずの整備状況で、特に危険や歩きづらさは感じませんでした。これも作治小屋のボランティアの皆さんのおかげでしょう。 小屋の方は「政次郎の頭までは1時間半で行けるよ」とおっしゃっていましたが、我々は2時間かかりました。「頭」は行者ケ岳と新大日を結ぶ鞍部にある小ピーク。数僂寮磴呂△蠅泙靴燭、新大日までは登行に大きな支障はありませんでした。新大日を過ぎると次第に雪が深くなり(恐らく1週間以上前からの古い雪がほとんどでしょうが、残っていた踏み跡を見ると40僂阿蕕い△蠅修Δ任靴)、下り勾配が心配なのでアイゼンを装着。 塔ノ岳の気温はマイナス4度。気温が比較的高めのせいか、雪は少なめでした。大倉尾根は上の方は凍結していてアイゼンを付けたまま下りましたが、次第に雪解け水によるぬかるみとなり、むしろ泥によるスリップに気を付けながらの下りとなりました。 |
写真
感想
先輩方にすっかり、おんぶにだっこで甘えて記録を作っていただきました。ありがとうございます。久しぶりの雪山で興奮していたのか、メシ食うか、酒飲むか、登るか、降りるか、風呂入るか、しか考えておりませんでした。
写真を何枚かアップしておきます。
6月上旬の第1土曜日、作治小屋のお祭りでまた訪ねてみたいですね。管理人さんたちの歓迎ぶりに感動いたしました。
のじ拝
ずっとガスと小雪で眺望に恵まれず、所期の目的だった塔ノ岳から丹沢山へのピストンも果たせませんでしたが、収穫の多い山行でした。早朝に出張先の釜石を飛び出し、夕方に作治小屋までたどり着いたかいがありました。計画したねぎさん、会長の尽力に感謝します。
何より作治小屋のアットホームな雰囲気が最高でした。特に、小屋を運営するボランティアの皆さんといろいろ話ができたのが良かったです。モツ焼きと「ひまわり焼酎」のもてなしを受けながら、小屋の歴史やいろいろと興味深いエピソードを聞かせてもらえました。熟年の女性メンバー(紅一点)が1日で西丹沢自然教室から檜洞丸、蛭ケ岳、丹沢山、塔ノ岳を経て作治小屋へ来るというのには驚嘆。華奢な体つきからは想像できない体力に脱帽しました。
もう一つの収穫は、20年来の丹沢通いで初の霧氷を見られたことです。当会ができるまでは単独行専門だったので「厳冬期は1000m以下」と自主規制していましたが、こんな素晴らしいものを見られるならもっと早く来れば良かった。澄み切った青空と荘厳な冬富士が背景だったら、もっと美しかったことでしょう。
塔ノ岳〜丹沢山のピストンは「午前10時までに塔ノ岳に着ければ何とかなるだろう」と思っていましたが、その条件をクリアできなったので断念しました。来季になるかも知れませんが、積雪期の丹沢主脈縦走を一度はやってみたいです。
新入会員のOさんが見せてくれた、初心者らしからぬ健脚ぶりにも感心。君はまさに天性の山ガールだ! これからもガンガンいきましょう。
作治小屋はボランティアの皆さんで盛り上げる小屋です。素朴でアットホームな雰囲気がとても良かった。夜にはボランティアの皆さんにものすごく歓迎していただきました。素泊まり3000円ですが、焼肉+アルコールが食い放題、飲み放題。他の営業小屋では考えられないでしょう。
泊まっているのも我々だけ。料理は外のかまどで作り、室内の囲炉裏にかけていただきました。料理を残してはいけないと考え、持ち込む食材を絞り込んだため、完食できました。一昨年の西穂山荘で作りすぎた反省がいきました。
政次郎屋根は、初めてでした。事前に25000図を見ていて、「甘くない」と思っていました。が、実際に登ってみると、きついきつい。平坦なところはまったくなし。でも、それだけ登りに集中できました。
稜線上の霧氷は、とてもきれいでした。前回来た時よりも、白さが増していました。美しいですね。
また、搭ノ岳直前の稜線は、積雪が深くなってました。アイゼン必携です。
冬の丹沢もいいですね。ですが、ここのところいつ登っても晴れ間がない。冬のピーカンを見てみたいものです。
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