草津白根山
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 388m
- 下り
- 384m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
遠征初日、まずは小手調べ…ということで草津白根山に向かいました。
コースにもよりますが比較的簡単に登れる山なので徹夜ドライブの後にはちょうどいいかな…と。
このところ遠征といえば雨やらガスやらにまとわりつかれちっともいいところが無いパターンだったわけですが、この日、白根山の駐車場に着いたときはジリジリと焼き付くような日差しが降り注ぎ
「久々の、どピーカン! やったね!!」
とツートンと二人、大はしゃぎ。
まずは逢峰という小さなピークへ向けて登っていきます。
右手に弓池という名の池が見えてきます。
…感の良い方は1枚目の写真で気づいたかもしれませんがガスが沸いてきています。
ちょっとまて!
さっきまでのあの焼け付くような日差しはどこへ行ったんだ!?
木道や階段などで整備された道を進むと15分ほどで逢峰山頂に到着します。
山頂には東屋が整備されています。
…景色は見えません…。
かすかに見える青空が、さっきまでのピーカンの名残…。
をい、またこのパターンか…。
逢峰の山頂を過ぎると道は一度下りに転じます。
群馬側の天気はさらに悪く真っ白なガス。
搬器が付いたままのリフト脇を通過。
夏でも搬器を付けたままにするのかと不思議に思いましたが、ロープウェイの利用者が多い日は、逢峰と本白根山のリフトも動くらしい。
10分も下るとアスファルトで舗装された路面が見えてきます。
この道路は出発点の白根レストハウスとロープウェイ山頂駅を結ぶ道路で一般車両の通行はできませんがシャトルバスが運行されているようです。
アスファルト道路を横断し、本白根山へのリフト乗り場へ。
この日はリフトは動いていませんでしたので、必然的に徒歩オンリー。
リフト下をまっすぐ行けば本白根へ直行。
左の方向へ進むと鏡池を経由して本白根へ。
ほとんどの登山者…というか観光客は、まっすぐ本白根方面へ向かいますがさすがにそれでは「山登り」感がなさすぎますので我々は鏡池方面へ回ることにしました。
リフト乗り場の分岐点から少し歩き、スキー場のレストハウス?にさしかかった時、突然、何か黒い物体が目の前を横切り、ドン!という鈍い音をたててレストハウスの窓ガラスにぶつかりました。
突然の事に驚きました。最初は何が起きたのかもよく分かりませんでした。
何か物を投げつけられたのかとも思いましたが、よく見ると窓ガラスの下に一羽の鳥(ヤマバト…かなぁ)が転がっていました。
どうやらこの鳥が窓ガラスにぶつかってしまったようです。
ピクリとも動かないところを見ると死んでしまった様子。
うーむ、大自然の中に大きなガラスを設置する事のなんて罪深い事か…。
そういった施設を大いに利用させてもらっている手前、批判をする資格はないと思うのですが、目の前でそういった事故を見てしまうと少々考えさせられます。
鏡池に向う道は、さっきまでの道よりは登山道らしくなります。
人も少ないので静かで雰囲気も出てきます…と言いたいところですがロープウェイの運転音と山頂駅から流れてくる観光客の喧噪でとても静かとは言えず、興ざめであります。
やがて道は登りに転じ、鏡池へと向かっていきます。
この辺りまで来るとさすがにロープウェイや道路からの騒音も途絶え山歩きの雰囲気が出てきます。
20分くらいで鏡池に到着しました。
「せっかくだから」と立ち寄った鏡池でしたが、ご覧のとおりガス。
全貌も見えず、湖面になにか写り込むのが見えるわけでもなく「鏡池」の名の由来を実感する事かなわず、滞在3分で退散します。
鏡池から先もゆるゆると登りが続き、気がつくと砂礫帯に出ていました。
もう言い飽きた感もありますが、晴れていれば景色が良さそうな場所です。
ほんの少しだけですが、まだ咲き残っているコマクサの姿もチラホラ。
目の前にぼんやりとピークらしきものが出てきたなぁと思ったら本白根山展望所でした。
「日本百名山」などと書かれた立派な標柱等がありますがここはあくまでも「展望所」であって山頂ではありません。
ただ、白根山は山頂が立ち入り規制されているので実質的にここを山頂とする人も多いかと思います。
この日も十数人くらいでしょうか、腰を下ろして休憩している人がいました。
我々も一応記念写真などを撮り、このピークを降ります。
展望所のピークを降りたところに分岐があります。
右に行くとさっきのリフト下分岐を経由して駐車場へ。
左に行くと「登山道最高所」を経て万座温泉へ。
さすがに万座温泉まで歩く気はしませんが、山頂を踏めないにしても行ける場所の「最高点」には立っておこうじゃないかということになりそちらへ向うことにしました。
火口の中の木道を抜け外輪山に取り付き、登ります。
で、登山道最高所です。
すぐに岩手山と比較するのが実に岩手県民らしいですが岩手山山頂よりも高い場所にいる…はずですが実感が湧きません。
少し休憩している間に、ほんの一瞬だけガスが晴れました。
…晴れた、は大げさか。
ガスが薄くなりました。
分岐まで来た道を戻り、今度こそ駐車場方面へ戻ります。
いい時間帯になってきたのか、登ってくる人が増えてきました。
白根山展望所までの最短ルートのため、観光客然とした人も多くいます。
もちろん普通の靴でも歩けるように立派に整備された道なので不安もありません。
さくさくと降りて無事に駐車場に戻りました。
朝、あんなに晴れていた駐車場付近もガスが流れてきておりなんとも言えない微妙な天気になっていました。
せめて白根山の湯釜でも見て帰るかと思いましたが、それもやはりガスに遮られて適わず…。
草津白根山無事に登頂する事はできましたが、またしてもリベンジしなくてはならない山が増えました。
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