久渡寺山〜岩落山〜立構山
![情報量の目安: B](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
- GPS
- 05:36
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 548m
- 下り
- 640m
コースタイム
天候 | くもり時々雪、晴れ間もあった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
行き:弘前バスターミナル(7:25)⇒久渡寺(8:10) 帰り:小沢神社前(13:46)⇒弘前駅前(14:20) |
写真
感想
昨年は幸運にも山で誕生日を迎えることができた。今年も山で誕生日を、といきたかったが都合が合わず下界で20歳になってしまった。そこで急遽、誕生日の翌日に山へ行こうと思い立ち、久渡寺周辺を行くことにした。いわば「20歳最初の登山」である。
弘南バス久渡寺線の始発に乗り、終点の久渡寺まで行く。最後まで乗ってそこで降りたのは自分だけだった。林道を少し歩き、圧雪が行われていない所でワカンを装着。そこから適当な場所で尾根に取付き、久渡寺山を目指す。途中の急斜面がやや大変だったが、連日の晴天のため雪は締まっており、ワカンは絶好調だった。
久渡寺山山頂で少し休憩してから岩落山へ進む。ここから先は実に快適なハイキングだった。ときどき晴れ間もあり1人ルンルン気分で歩き岩落山、P369へと進む。しばしのハイキングタイムはここで終了した。
ライオン岩があるピークのあたりから、東側斜面に雪庇が目立ち始め、ところどころヤブも増えてきた。また、これまでよく見かけたトレースも全く残っていなかった。慎重に歩みを進めると、立構山の手前で東側は大きな雪庇、西側はすぐ近くにガケという痩せ尾根に差し掛かる。明らかに自分が持ってきた地形図よりガケがすぐ近くにあり一部岩肌も見えていたため、ヒヤヒヤしながら進む。ここでスリルを味わえるとは夢にも思わなかった。
立構山に到着してすぐに昼食をとり、東の方へ尾根伝いに下りて東北自然歩道に出る。そこから町の方へ進み、雪も少なくなってきたのでワカンを脱いでいると1人のおじいさんに出会い、自分が着けていたオーバーミトンの話で盛り上がる。最近は近所でミトンタイプの手袋があまり売ってなくて困っているそうだ。
おじいさんとお別れしたあと、小沢龍神温泉に入ろうとしたら「閉店しました」の看板がありショックを受ける。最寄りのバス停の時刻表では次のバスが来るまでまだ40分ほど時間があったため、白蛇神社に寄ったり、自販機でコーンスープより先におしるこが売り切れになっているのにびっくりしたりしながら時間を潰すが、時間潰しになるだけでなく運賃を安くすることもできる「なるべく先のバス停まで歩く」という方法を思いつき、実行に移す。そして小沢神社前のバス停でストップし、バスに乗って弘前駅に到着し、20歳最初の登山は無事に終わった。
自宅に着いてから、翌日は八甲田の横岳に行く予定だったことを思い出す。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する