トマム山〜落合岳 【金の沢林道から】
- GPS
- 10:32
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 1,225m
- 下り
- 1,222m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
トマム山はスキー場のほぼトップにあるし落合岳も山頂に施設があるしで、両山とも登山対象としてはあまり魅力的には感じていなかった。そんな山々をグルッと周回縦走して魅力を発見?してみようという計画。
スタートは道道1117号線沿い清流橋付近の除雪地点。朝の気温はマイナス23度と寒くて準備するのも指先が痛くて辛かった。完全防寒してスタート。まずはトマム山を目指して林道に入っていく。林道は予想外に除雪されていて石が多くて涙目となった。
林道を少し進んだところから左側の尾根方向に進む。尾根に上がったら標高891mピークを目指してせっせと登る。この頃からようやく体も温まってくる。日も差してきて快適な登りだった。風も弱くて予報に反していい天気。標高が上がると遠くには今日登る落合岳や稜線方向もくっきりと見えて素晴らしい景色だった。
標高891mピークからはトマムスキー場には合流しないようコース外の森の中を登る。すぐ横にゲレンデがあるのに森の中ではあまりスキー場を感じなかった。時々コース外を滑ってくるスキーヤーとスライドするのが、「おまえら何やってんの?」と思われている感があって正直少し恥ずかしかった。
トマム山が近づいて来るとmikuriさんの登行スピードが極端に遅くなってくる。結構辛そうな表情。落合岳まではまだまだ遠いが「まだ大丈夫」とのことなので、その言葉を信じた。さっきまで視界も良かったのに登るにつれガスが出てくる。トマム山の山頂では西風が強くて超寒かった。ガスで視界も悪いし写真を数枚写したらシールは付けたまま落合岳方向へ下っていく。
落合岳までの縦走路を進む。稜線は強風でカチカチ斜面なので右(東)側の斜面をトラバースして進む。ここは雪も柔らかくてほぼ風もなく穏やかな雰囲気だった。さっきまでのガスも晴れて雄大な景色を見ながらの稜線歩きとなった。
しばらくしてmikuriさんの元気が戻ったようで移動スピードも徐々に回復。雄大な山々を見ながら歩いていると時間を忘れる。落合岳へ続く管理道路まではあっという間に到着した気分だった。
その後はしばらく管理道路を進む。落合岳の山頂直下で管理道路を離れて直登する。しかし結構面倒な登りとなってしまい無駄な時間と体力を使ってしまった。失敗。素直に管理道路を歩いた方が楽で速かったと思う。
落合岳の山頂に到着したときはガスで何も見えなかった。今日は歩いているときはほぼ視界も良かったのに、トマム山・落合岳ともに山頂に着いた時だけガスで真っ白という悲しいことになってしまった。山頂でシールを外す。
山頂直下のところは激モナカ雪でほぼまともに滑ることは出来ず。少し下ると重めの雪だけど滑りやすくなる。そこそこ楽しい滑りだった。左方向に滑り過ぎていたため途中から方向修正でひたすらトラバース滑り。その後は林道めがけて滑り下りる。林道との合流地点では密林の急斜面下りとなってしまいmikuriさんには怖い思いをさせてしまった。最後の除雪されていた林道は石など気にせずスキーを履いたまま戻った。
そこそこ天気も良く雄大な景色を見ながらの快適な山スキーを楽しめた。一つ一つは魅力を感じなかった山だけどこうやって稜線をつないで歩いてみると両山とも魅力的な素晴らしい山だと思った。また歩いてみたい。
以前より登ってみたいと思っていたトマム山に落合岳を周回するスキーツアーに^ ^
車で通った感じだけでも、かなりの距離があり体力的にちょっと不安ではありましたが、頑張りたい!と^ ^
スタート時、マイナス23度。準備もわざとゆっくりするも気温があがるわけもなく…
すぐに指先が痛くなるも、登り出すと身体は温まりました。
末端の血行はよろしくない体質のようで指先には要注意、手袋の中にはカイロを、ホット生姜湯を飲みながら。
トマム山の急登箇所にはいると超スローペースに拍車がかかりました…(⌒-⌒; )
強風だわ、ガリガリだわのプチ地獄環境の中、なんとかトマム山に登頂!
久しぶりに登りで足を使い果たしてしまい、クラスト斜面をウォークモードで下りるのは緊張…重い深雪の急斜面は滑走モードで下りました。
足にきている状態では、頭からバッタリ転倒するのは目に見えているので…
aoさんにはルート変更案もいただくも、今までの経験上、ゆっくりなら長時間行動はできていたので、予定どおりで大丈夫ですと。
私の体力不足から、余計な心労に手間をかけさせてしまいました…
落合岳に向かうルートは思っていたよりはアップダウンも少なく、風も当たらなく平和な環境で体力もすぐに回復しました。
これから向かう落合岳に振り向くとさっきまでいたトマム山のトンガリ具合も格好良くって、とても素晴らしい景色を眺めながらで最高でした。
モービルの方達の遊び場になっている場所もありましたが。
落合岳の登りでは、またがっくりとペースダウンでしたが、登頂でき嬉しかったです!
山頂直下はモナカ雪で全くターン出来ずにバタリと転んで停止を繰り返し…涙
幸い下りるに従い、滑りやすい雪質に変わりました。
地形図で見て緩やかな箇所から林道に合流と、等高線には現れない崖斜面ではないですか…
aoさんにはいつもの事というか、山はそういう場所でありますよね。
またまた急斜面の下りを必要以上に怖がってしまいました…
横滑り多用も、木や枝につかまっていないと不安で…すぐに折れてしまう小枝にまで必死でつかまってしまう始末(⌒-⌒; )段差がなかなかクリア出来ない!
飛んだり跳ねたりするスキーをしてきている人には、全く問題にならないのでしょうね。
技術も経験も不足している事を実感しました。
急登を登る体力と、登行スピード、急斜面の下りが課題ですね。
体力不足を補うためには、やはり平日のトレーニングが欠かせないですね…
昨シーズンよりも体力低下が著しくて…(⌒-⌒; )
雪山シーズンイン前一ヶ月の運動禁止期間がここまで響くとは…
年齢的に体力アップが難しくなってきていますが、せめて落ちないようには努力しなくてはいけないと思いました。aoさんとは同学年だから、年齢というよりは私自身のポンコツ具合ですね(⌒-⌒; )
まだまだ山スキーで行きたい山がたくさんあるので!
一人では決して見ることが出来なかった素晴らしい景色を堪能しながら、歩ききる事が出来ました。
山スキーの機動力を活かした、とても良いツアーコースだと思いました。
ご一緒していただいたaoさん、いつもありがとうございます!
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