抜戸岳

2019年02月24日(日) [日帰り]

• GPS: 10:07
• 距離: 17.7km
• 登り: 1,814m
• 下り: 1,813m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:28
• 休憩: 0:40
• 合計: 10:08

距離 17.7km 登り 1,814m 下り 1,813m

6:02 中崎山荘 奥飛騨の湯
6:11 6:24 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
6:44 お助け風穴
7:05 中崎橋
7:20 笠新道登山口
11:54 杓子平
13:47 14:09 分岐指導標（仮称）
14:28 杓子平
15:42 15:43 笠新道登山口
15:50 中崎橋
15:57 お助け風穴
16:00 16:04 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
16:10 中崎山荘 奥飛騨の湯
16:10 ゴール地点

天候

快晴。無風。太陽熱い。山頂でも0℃。

コース状況／危険箇所等

とにかく雪が少ない！そして朝から暑い！

林道〜ワサビ平小屋前
　左右から多少デブリはあるが危険は感じない。

ワサビ平小屋前〜尾根2000m
　沢筋からつめるがまだ雪も固く、流れの危険もない。樹林帯の中は雪が柔らかいが土が出ているところもある。穴に気をつける
　
尾根2000m〜杓子平
　ここからクトー装着。楽しい稜線歩き。太陽がどんどん上ってきて背中が暑い。この分だと帰る頃にはザラメ？

杓子平〜抜戸岳
　杓子平に乗り上げると、いきなりガリガリの氷化斜面の洗礼。全然柔らかくなってない。一応クトーは効くので登っていける。上部はシュカブラも発達していた、気温が上がってくるとモナカに。
抜戸岳への乗り上げは、雪庇の弱点から。雪が多い雪庇が発達していて大変そう。

抜戸岳〜杓子平
　この斜面は最高だ！氷化＆硬いモナカに難儀するも壮大な白い斜面に吸い込まれていく。

杓子平〜沢筋へ
　あまりにもガリガリなので、日陰の沢に入ってみる。がガリの上に雪が積もってるだけ＆ハードモナカなので、これまた腿筋がつらい。体力＆精神力を削られる。おとなしく登りの尾根筋に戻る。

尾根2000m〜ワサビ平小屋前
　雪が完全にグサグサに死んでいる。ヤブも多いので完全に修行系。

ワサビ平小屋前〜林道
　林道も完全にグサグサのストップスノー。天気がいいのはいいけど、2月でこれは辛い。最後の筋トレタイム。全然進まない。。。
　

写真

2/24 6:15

駐車場からは雪がなく、林道に入ってやっと雪が出てきた。
雪が少なくてびっくりだ。

2/24 6:34

穴毛谷

2/24 7:15

2/24 7:28

大デブリ地帯

2/24 8:07

この沢筋から取り付きます

2/24 8:29

土が出てます。雪が本当に少ない。

2/24 8:59

抜戸岳が見えてきた。素晴らしい青い空！

2/24 9:26

大ノマ岳。山頂から滑れそうですがガリガリなんでしょうね。

2/24 9:37

この斜面が楽しそう。もっと雪が溶けてくれればいいのだが。

2/24 9:37

槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳。最高だ！

2/24 9:37

北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳。
涸沢岳って正三角形みたい。

2/24 10:10

そして乗鞍連峰も！

2/24 10:10

それにしても真っ白なよい斜面。

2/24 12:03

杓子平に乗り上げた！

2/24 12:04

笠ヶ岳への稜線が美しい

2/24 12:04

正面に北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、西穂高岳を見ながらお昼ご飯。なんたる贅沢！

2/24 12:09

笠ヶ岳もカッコいいなー、ずーっとここにいたい！

2/24 13:45

雪庇の弱点から山頂へ。左側から巻きました。
ココらへんはガリガリなので緊張します。

2/24 13:52

山頂バンザイ！大パノラマが広がる。
手前は双六岳か？

2/24 13:52

槍ヶ岳への稜線も素晴らし！

2/24 13:52

槍ヶ岳から北穂高岳

2/24 13:53

から西穂高岳

2/24 13:53

から乗鞍連峰

2/24 13:53

笠ヶ岳へがやたらカッコいい！

2/24 14:23

杓子平まで一気に滑ってきました。
ガリガリ＆ハードモナカで腿が疲れる。

2/24 14:46

この沢筋もさらにガリガリでなかなかに厳しい

2/24 14:52

この斜面はやっと安心して滑れる。ハードモナカですが。

2/24 14:58

ここからは完全に雪は死んでいる

2/24 15:36

錫杖岳のシルエットが綺麗。
林道はグサグサのストップスノーで最後まで筋トレだった。

撮影機器：

iPhone 8 Apple

装備

MYアイテム

capcapcap

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー バラクラバ 日よけ帽子 毛帽子 着替え ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール

感想

capcapcap

過去最高の眺望であった！

晴天は保証されている。ので雪のありそうな北アルプスの方へ行ってみた。
新穂高登山指導センター前の無料駐車場は5時半の時点で50台ほど。さすが皆さん気合入ってる。これはトレース一杯かと思いきや左俣林道にはカンジキトレース一人のみ。皆さん槍ヶ岳の方なのか。
朝は雪が固くて歩きやすい。とはいえ雪が想像以上に少なくて心配になる。
樹林帯の中も土が出てるし、2000m超えてやっと2月の雪山っぽくなってきた。
が完全に雪は一回死んでガリガリになってしまっている。ゆっくり目で登って太陽熱で溶けるのを待つことにしよう。ザラメを狙うしかない。
杓子平に乗り上げると、さらに氷化が進んでいる。さすがにこれがザラメになるとは思えない。なかなか厳しい滑りになりそうだ。
とわいえ、眺望は本当に最高で、大興奮だ。これの眺望だけでも今日は登ってよかった。この大展望をゆっくり昼飯でも食べながら味わおう。
ゆっくり食べ過ぎたせいか、杓子平からの登りはやたら眠くてまったく進まなくなってしまった。。。
なんとか雪庇をやり過ごし、山頂へ。360度の大パノラマが広がる。素晴らしすぎて目が回る。
滑りはあまり期待せず、コケないように頑張るしかない。こけたら一気に下まで流されてしまう。なかなか緊張する滑りなのであまり楽しめなかったですが、本当に来てよかった。
もちろんこのコースは、レジェントDr.のお二方をはじめ先人たちの挑戦と記録のおかげであります。本当に感謝と尊敬しかない。ありがとうございました！

※ファイントラックのアクティブスキンバラクラバが大活躍。
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見た目はストッキングかぶってるだけなので変態ですが、日焼け止め塗らなくても日差しが完全に防げるし涼しいし、これからの季節重宝しそう。初めて使いましたがかなりよい。

コメント

カネノキ

カンジキトレースの者です
わさび平小屋付近の藪から滑り下りたトレースはチェックしてましたよ。
凄い所から滑って来るものだと思ってました
自分は去年山スキー道具揃えましたが、あんな所滑るの無理です。
日帰りで抜戸岳ピークまで行ってしまうのも凄いです！
いい陽気で気持ち良かったですよね！大変お疲れ様でした
アクティブスキンバラクラバ絶対買う(笑)

capcapcap

Re: カンジキトレースの者です
おお！双六岳まで行かれたんですね。羨ましい登山をされていますね。お疲れ様でした。
本当はゆっくり縦走したいのですが、なかなか時間なく日帰りで頑張る日々です。
北岳も参考になりました。今年は雪が少ないですね。春に北岳スキーを計画してましたが厳しそうですねー。どこかでお会いできるの楽しみにしております。
アクティブスキンバラクラバの季節到来です（笑）