大滝不動から棚横手山&宮宕山を経て甲州高尾山に登る


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 601m
- 下り
- 1,084m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 6:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
タクシー料金:大型車2260円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般車も大滝不動尊まで行ける。登山口にあたる林道部には7〜8台駐車可能な駐車スペースがある。この日は、5台ほど駐車中。 登山口からは大滝不動尊の社殿脇を登るルートと林道のゲート脇を抜けていくルートの2ルートがある。社殿脇のルートの方が、棚横手に登るには、近道になる。社殿脇のルートは、富士見展望台で林道に合流するが、この林道の終点部では、伐採作業が行われており、途中から登山道に分かれる必要があるが、今回は分岐を見落とし、伐採作業エリアに入り込んでしまった。途中から引き返したが、注意が必要。 |
写真
感想
山岳会のAさんから勝沼市にある甲州高尾山に行きませんかとのお誘いを受け、2月24日にT仙人を含めた仲間3人と勝沼ぶどう郷駅から棚横手山の登山口となる大滝不動尊までタクシーを利用して移動した。
24日は、微風快晴の登山日和に恵まれ、南アルプスの雪を頂いた峰々や奥秩父山塊の金峰山、国師ヶ岳等の山々がくっきりと見えていた。
大滝不動尊でタクシーを降り、8:39に出発した。立派な山門をくぐってまっすぐ伸びている200余段の石段を登ると、立派な朱塗りの本殿が見え、本殿を取り囲む形で崖が連なっていた。これらの崖にかかる滝が大滝不動尊のご本尊になっているそうだ。冬季のため、氷結していた。本殿で登山の安全祈願を行った後、本殿脇から登山路を登っていくと、林道に合流し、合流部の西側に展望台があった。この展望台からは、樹林越しではあるものの、甲府盆地や南アルプスが一望できた。
林道に引き返し、林道を辿っていくと、林道は桧を伐採した枝や葉が林道を覆っており、数十m先で行きどまりになっていた。登山路は、GPSを確認すると、途中から右に登らなければならなかったようだ。引き返して直登し、登山路に出た。しばらく登ると、尾根筋に出た。ここが富士見台分岐だった。尾根筋に出ると、富士山が出迎えてくれていた。小休止をとった後、左に進路をとって棚横手山を目指した。棚横手山への尾根筋は、東側斜面が開けていたが、これはかって山火事で焼けたためと聞いた。登山路脇に目をやると、黒く焼け焦げた木の根等が幾つも見つかった。
棚横手山に登ると、御坂山塊の上に頭を出している富士山や北アルプス、奥秩父山塊、南八ヶ岳等の山々がくっきりと見え、山座同定で楽しい時間を過ごした。その後、バリエーションルートになっている大滝山(宮宕山)を目指して登った。登山路は、ふみ跡がしっかりしており、間違うことはない。小ピークを乗り越してやや斜め左に進むと木立に囲まれた大滝山山頂に到着した。視界は不十分だが開けたスペースがあり、木立の幹に大滝山(1362m)というプレートが見つかった。眺望がないため、早々に引き返して甲州高尾山を目指した。
棚横手山を通過し、11:32に富士見台に至った。山頂には先行パーティーが昼食休憩をとっていたため、少し先にある小ピークで昼食休憩をとった。風がなく温かい日差しが差していたため、春山登山の趣だった。40分程の昼食休憩をとった後、尾根道を登ったり下ったりして20分ほどで甲州高尾山山頂に至った。丁度先行されていた山岳ガイドさんらしき方に写真を撮ってもらった。
この後、剣ヶ峰から急な下り坂となり、一気に標高を下げた。急な下りが一段落した大日日影トンネルの丁度真上の木陰で小休止をとった。やがてなだらかな尾根道となり、鉄塔の基部(柏尾山)から先がまた急な下りとなるため、鉄塔の下で小休止をとった。
柏尾山からは、急な下り坂で滑りやすいため、注意してくだった。徐々に民家が近づいてきて葡萄畑や太陽電池パネルがひき詰められた麓に到達した。登山路脇にあった五所大神宮で小休止をとった。ここは、桜が植えられており、花見にもよさそうだ。国道20号線に出ると、すぐ右に大善寺の境内があった。大善寺を横目で見ながら進み、次の交差点で20号線と別れ、フルーツラインを進み、ブドウ園が拡がる斜面沿いの道を進んだ。その後フルーツラインに合流し、14:48に勝沼ぶどう郷駅構内にある公園に到達した。この駅は、かってスイッチバックの駅だったそうで、平成7年まで使われていた大日日影トンネルの遺構が残されていると聞いたため、トンネルの遺構を見に行った。トンネルは、内部通行が危険防止のため、立ち入り禁止になっていた。ボランティアの方がおられ、勝沼の葡萄生産やスイッチバック駅、トンネル等について説明をしていただいた。
この後、駅に戻り15:35発の電車で帰路についた。
春山を思わせるような好天に恵まれ、南アルプスや甲斐の山々の眺望を楽しむことができ、大満足の山行となった。
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