青麻山
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 550m
- 下り
- 562m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2010年5月4日、この日は蔵王町の「青麻山」に登りました。
一説によると、青麻山は蔵王よりも古くから信仰の対象で蔵王開山後も前衛の山として信仰を集めた由。それならば、蔵王に登る前にまずはご挨拶に伺いましょうということで青麻山登山をすることにしました。
青麻山への登山道は主に二つありますが、今回はガイドブックに従って「無線中継局」からのコースを選ぶことにしました。
東北百名山に選定されているだけあって、麓には標識が多く立っていて迷うことはない…はずだったのですが、「青麻山→」の標識に盲目的に従って車を走らせた結果、無線中継局ではないほうの登山口に着いてしまいました(^^;
林道を戻り、無線局の方へ…。少々時間ロス…。
ちょっとアクシデントはありましたが、無事に登山口へ着きました。
登山口付近に他の車は有りません。今日はまだ誰も入山していない模様。
登山口付近から青麻山を眺めます。
登山口からはいったん下り、山頂から延びている尾根に取り付きます。
標高からして、普通であれば樹林帯を歩くことになるのでしょうが道の左側は伐採を受けていて見晴らし&風通しが良い快適な道です。
所々に山頂までの距離が書いたプレートが設置されており目安になります。
このコース、歩きやすくて良いコースですが、谷をはさんで向かい側の山が林道付近から大きく崩れているのが丸見えで、なんだか複雑な気持ちにさせてくれます。
人間の自然破壊の跡を見ながらの登山だなんて…。
ツートンがお花を見つけました。
事前にお花が多い山だという情報を得ていたので、楽しみにしていたようです。
これは…フデリンドウ?
さらに進むと一面に花が咲き乱れるお花畑がありました!
ツートンは大喜びです。
今回の遠征中で、一番楽しそうに見えます(笑
ニリンソウが満開!
大きな群落を作っていました。
だいぶ登って、ふと振り返ると、登山口の無線中継所が見えました。
おお〜、こんなに登ってきたんだなぁ♪
ガイドブックによると「露岩の展望台」だそうですが、景色はあまり良くないような…。晴れていれば南蔵王の山々がよく見える…らしいですが、今日は霞のせいで、ぼんやりとした山並みが見えるか見えないか…という残念な状態。
展望台を過ぎると、傾斜も幾分緩くなり雑木林の中に入ります。
ここまできたら、山頂はあと少し!
疲れてきてはいましたが、あと15分! 10分! 5分!と
自分を奮い立たせて一気に歩き通しました。
二時間近くかかって、山頂に到着!
標準コースタイムは1時間30分なのですが、花があるたびに立ち止まってしまうので、えらく時間がかかってしまいました。これからの季節、コースタイムが延びそうです
山頂にはお社があり、小さな狛犬が奉納されていました。
山頂付近だけ、不自然に杉の木が立ち並んでいます。
これはやはり人工的に植えたんですよね、きっと。
山頂からの眺望は…これまた残念な感じ。
本来であれば白石の町並みや、条件がいいと太平洋すら見えるはずなのに…。
ぼんやりと霞んだ景色は、なじみがない土地だけにどこがどこやら…。
まぁ、こればかりは仕方がありません。
ひとまず一服して、次の山のことを考えましょう。
そうです、今日はこれで終わりではないのです。
ガイドブックによると、隣のあけら山まで縦走することが可能とあります。
しかも、あけら山の方が、いくぶん標高が高いとか。
これは行ってみなければならないでしょう!
あけら山は青麻山の山頂からも見えています。
一度ぐぐ〜んと下って、よいしょっと登り返す感じです。
ガイドブックによると、片道の所要時間は25分!
では、行ってきます。
せっかく登った青麻山を下ります。
あけら山まで足を延ばす人は少ないのか、一気に道幅がせまくなります。
おうぷっ!
鞍部は激藪でした!!
この時期で、もうこの藪かよ!と思いましたが、この山はめったに根雪になることがない山なそうで笹藪が倒れてくれないんでこうなっちゃうんですね。
途中、落ちたら死ぬぞ〜というくらいには険しい地形もあったりしましたが全て藪の向こう側に見える景色だったので、恐怖感はあまりありませんでした。
ひたすら藪の中のトレイルが辛かっただけです…。
ぴったし25分であけら山山頂に到着!
山頂付近だけは藪が後退しており、標識や石標が設置されているのを確認できました。…眺望ですか? まったくございません
とりあえず、せっかく来たので記念写真。
お見せできませんが、表情が冴えない記念写真です(笑
この夫婦は本当に藪が嫌いなんですね〜。
まぁ、何はともあれ、この日も一日二山を達成しました(笑
ささ、帰りは元来た道を辿るだけ。
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